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改めて『100文字の世界』への感謝を込めて

普段はあまりnote企画やイベントに参加することの少ない私ですが、ある日、くなんくなんさんの記事にて『100文字の世界』タグを見掛けたことから始まり、間もなくミーミーさんの記事にて概要を知って、主催者であるニャークスのヤマダさんの新企画に参加したいと思いました。


noteではあまり明かしていませんが、日頃から原稿用紙のマス目を指折り数えて文字数制限と戦っている私にとっては、100文字の中でどこまで表現の可能性を広げられるかという挑戦でもあり、きっと面白いことになるという確信がありました。


『100文字の世界』3作目の投稿にて、嬉しい転機が訪れました。ストローの切れ端で「スキ」の文字を作る話を書いたところ、文字をスラッシュ記号などで表しているため、それらの記号を含めて100文字としてカウントした場合、記号のみを用いたアスキーアートとの線引きが難しくなる旨のご指摘を頂いたのです。


正直、本当に心が救われました。命拾いしたと思いました。何故ならば、本来私が3作目に投稿を予定していたのはストローの話ではなく、こちら↓↓の記事だったのです。

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「スモモモモモモモモ」の字面が、風を切って走るサラブレッドのたてがみのように見える時があります。(↓こんな感じ?)

   スモ
 ノ・  モ
(_ノ   モ
   \    モ
    |     モ モ モ モ 〜 〜 〜 〜
    \    ■3■    )
    // \\ // \\ = = =  
    \\     \\      = = =

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もしもストローの記事ならば、記号で「文字」を表しているという言い方も出来ますが、「スモモモモモモモモ」に至っては完全にアスキーアートそのものなのです。もはやアウトどころじゃないです。没収試合レベルです。

そして、調子に乗って超えてはいけないラインを大幅に飛び超える失態を犯した私は、おそらくその後の企画への参加を自粛していただろうと思います。


そんな折、思いがけないことに『100文字の世界』共同主催者である花丸恵さんが、ご自身のnoteにて私の記事を紹介して下さったのです。

丸恵さんの記事から初めて訪れて下さった皆さんからたくさんのスキやコメントを頂き、予想外の嬉しい状況に慣れず、アタフタしたことを思い出します。

そしてご縁とは不思議なもので、実はその半年ほど前に、丸恵さんと私が同じ時期に同じ将棋棋士に関する記事を書いていたことが判ったのです。

不世出の天才・藤井聡太少年の登場から訪れた将棋ブームの中で、あえて「おじさん」に注目している人が私の他にもいらっしゃったことにも驚きでしたが、懸け橋になって下さった木村一基九段に、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。


最後に、私がなぜ「スモモモモモモモモ」の投稿を直前に思い留まったのかをお話しします。

あのアスキーアートには、実はスモモちゃんのトレードマークであるピンクのメンコが描かれておらず、そのメンコを既存の記号で描くためには絵のサイズを拡大する必要があり、私の技術ではとても100文字では表現出来なかったです。前半のコメント部分を省けば可能かも知れませんが、そうなると100文字云々以前に「記事」ですらなくなります。

メンコがなくても意味自体は伝わるかも知れませんが、noteにはミーミーさんをはじめ競馬に詳しい方もいらっしゃるので、どうしても妥協出来ませんでした。その結果、幸運にも全てが良い方へ向かったという、私にとっては本当に奇跡のような出来事でした。

ニャークスのヤマダさん、花丸恵さん、そして『100文字の世界』に感謝を込めて、今回の記事を結びたいと思います。どうか今後ともよろしくお願い致します。
 

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