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2020年プロ野球のちょっと勿体ないと思う順位争いの話

私はAndroidのスマホを利用していて、ホーム画面には常に野球速報のウィジェットを置いています。全試合の途中経過が一目でわかるので、そこから気になる試合の一球速報などを追っています。

今年のプロ野球は、コロナ渦の影響でレギュラーシーズンが短縮、ポストシーズンも大幅な変更となり、セ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)が中止、パ・リーグも例年のファーストステージを省略し、1位と2位のチームで日本シリーズ進出を争うことになりました。

10月10日現在、セ・リーグは読売ジャイアンツが独走中で、2位の阪神タイガース以下が大混戦。例年通りの日程だったならば、優勝チームの決定後も、CS進出を懸けた順位争いが非常に面白いところだっただけに、ポストシーズンの中止はとても残念です。

一方パ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズが現在1ゲーム差内の激しい優勝争いをしています。しかしパ・リーグのポストシーズン日程は、1位でも2位でもどちらのチームもCSには進出できるので、争点として盛り上がって欲しいのは、天と地の差がある2位と3位の争いなのです。

ところがその肝心の2位と、3位の楽天イーグルスとの差が6ゲーム差も離れており、その下の4位西武ライオンズが3位と僅か0.5ゲーム差。つまり、最も競って欲しいところでゲーム差が離れていて、争わなくてもいいところで激しく競っているというのが両リーグの順位表の状況です。

せめて、セ・リーグとパ・リーグのCS進出条件がそのまま逆転して、パ・リーグのCSが中止、セ・リーグが1位と2位で日本シリーズ進出を争うことになっていたならば、現状よりずっと面白い展開になっていたと思うのです。

例えばパ・リーグのCSが無くなった場合、1位と2位には雲泥の差が生じる訳ですから、現在の上位2チームによる熾烈な首位争いは、もっともっと熱を帯びていたに違いありません。

同様に、もしセ・リーグが1位と2位で日本シリーズ進出を争うことになった場合、現在のように首位ジャイアンツが独走していたとしても、他の5球団にはまだまだチャンスが残されているため、最後まで目の離せない順位争いが楽しめた筈なのです。

考えれば考えるほど、まるでボタンの掛け違いのような、ちょっとずつ争点がずれてしまっている展開にモヤモヤしてしまう、いち野球ファンの戯言でした。


それにしても、こうして言葉にして思考を整理することで、書き始める前よりも頭の中のフラストレーションをかなり消化できました。他のツールでは、なかなかここまで思う存分語ることは出来ませんので、やっぱりnoteを始めて良かったです。これからも思うがままに、何だかよくわからないことを熱く書き綴っていきたいと思っています。

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