観了記録30「デス・ストーム」

 デス・ストームを見た。微妙。

 未曾有の台風が小さな町を襲う話であるが、雑音が多すぎる。話の主軸が台風ではなく、町の中の人間関係になっているのでパニックホラーを期待しているとがっかりすることになる。少なくともここに一人犠牲者がいる。

 農家で雇われている不法移民の農家の息子の関係性。その息子の同性愛に端を発する家族関係の悪化。などなど。別にそれらが悪いとは言わない、言わないが娯楽には遠い。別に台風が来て暴かれた本性ですらなく、燻っていた問題が台風で決着がついたものが多い。じゃあ、別に台風がなくてもいいじゃん、となってしまう。

 娯楽映画とかではなく啓蒙、教育に使えばいいのではないだろうか。

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