【じじい放談Ⅲ 第10会 マイナカード】

沢山の人を確実に識別し、効率良く管理するために「国民の総背番号」で管理しようとする「マイナカード(マイナンバーカード)」です。

身分証明書(カード)や資格証明書は、知らない人が持っている人の身分や資格を知る簡単な方法です。 日本には戸籍があり、全国民は地方自治体で管理され、自治体を通して間接的に政府が管理しています。
交通が整備され、人の移動が激しくなると、地方自治体の管理では効率が悪くなります。 国民からもネットで自分の情報を管理出来る時代に、時間を掛けて(約半日)行政窓口で更新手続きをする制度、不満が出ています。 また、戸籍に関連付けられた行政情報は氏名・住所・年齢だけでなく所得や納税などの財務情報、健康保険に関わる医療情報、行政・司法に関わる懲罰まで多種多様で、個人情報が集中しています。
よく似た制度で、身分証明書の代わり(本人確認)として利用されている(自動車)運転免許証(氏名・住所・年齢・顔写真と自動車運転関連に限定)、健康保険証(顔写真なし)があります。 「マイナカード」との違いは、全国民が対象になり、関連付けられた情報の範囲と参照に関わる人数です。

『【導入理由】
日本において、マイナンバーカードが導入された主な理由は、以下のようなものが挙げられます。
1. 税制の改革:マイナンバーカードは、国民一人ひとりに唯一の番号を割り振ることで、税制の改革を推進するために導入されました。これにより、国民が所得税や消費税などを正確に申告し、支払いを行うことが容易になります。
2. 社会保障制度の効率化:マイナンバーカードは、社会保障制度においても、個人の情報を効率的に管理するために導入されました。具体的には、年金や医療保険、雇用保険などの給付制度をスムーズに運用することができるようになりました。
3. インターネット上での身分証明書としての利用:マイナンバーカードは、インターネット上での個人認証にも使用することができます。これにより、オンライン上での安全な取引や手続きが可能になり、犯罪被害を防ぐことができます。
4. 国際社会との接続性向上:マイナンバーカードは、国際的な情報交換においても重要な役割を果たすことが期待されています。例えば、海外に住む日本人の税金や社会保障制度への加入に関する情報を、マイナンバーカードを通じて簡単に確認することができます。
以上のような理由から、マイナンバーカードは、個人情報の管理や社会制度の改革など、多くの分野で重要な役割を果たしています。( 出典:chatGPT マイナンバーカード導入理由)
【問題点】
マイナンバーカードには、以下のような問題点が指摘されています。
1. プライバシー問題:マイナンバーカードには、個人情報が含まれているため、プライバシーの問題が懸念されています。漏えいや不正アクセスなどのリスクがあるため、適切な管理体制が必要です。
2. システムの脆弱性:マイナンバーカードのシステムには、脆弱性がある可能性が指摘されています。不正アクセスや攻撃によって、個人情報が漏えいする恐れがあります。
3. 利用場面の限定:現在、マイナンバーカードは、税金や社会保障制度など、限定的な場面でしか利用できません。そのため、普及率が低いという問題があります。
4. 高齢者への課題:マイナンバーカードは、高齢者にとって取り扱いが難しい場合があります。カードの持ち運びや、パスワードの設定などが困難な場合があるため、利用が難しい場合があります。
5. コストの問題:マイナンバーカードの導入には、膨大なコストがかかるため、国民の税負担が増大する可能性があります。
これらの問題点に対して、政府は適切な対策を講じることが求められます。例えば、システムの改善やセキュリティ対策の強化、高齢者向けの利用方法の提供、コスト削減策などが挙げられます。( 出典:chatGPT マイナンバーカード問題点)』

マンナンバーはすでに全国民に割振られ、本人が携帯する証明書(マイナカード)の受取りや個人情報を関連付けられたくない人たちが多くいます。 先進国では導入後の問題により廃止する国も多く、国に生活を管理されたくない人々が運用に反対しています。

「お役人様は聖人君子で、民のために日夜働いている」とは思えない「じいさん」が「マイナカード」についてボヤきます。

収録 2023-5-18
配信 2023-6-4
ロケ地 海中道路公園ビーチ@うるま市

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