【じじい放談Ⅲ 第7会 オートマトン】

SFドラマや小説には「アンドロイド」が登場します。 SFアニメでは、古代の超兵器(機械人間やロボット兵)として「オートマトン(オートマタ)」が登場します。 「オートマトン」の話です。

『オートマタは、言葉の原義としては「自動機械」のことであり、語源のギリシャ語「automatos」は「自らの意志で動くもの」というような意味合いを持つ言葉である。どういう条件を満たせばオートマタと呼ぶのにふさわしいかは、作られた時代背景や用途、特徴によっていろいろな種類があるがゆえに見解が分かれるところである。本項では主に、18世紀から19世紀にかけてのドイツやスイスの時計技術の革新と、ルネサンス以降のフランスが持っていたディレッタンティズムの複合によって作られた、動力がぜんまいばねによる人形状のものを中心に説明する。また、表記は「オートマトン」「オートマータ」などが同様の意味で用いられるが、学術用語との区別がつきやすく「人形」の意味で使うケースが多い「オートマタ」とする。 (出典:wikipedia オートマタ(オートマトン))』

『「オートマトン」という言葉は、自動機械や抽象的な機械のモデルを指す言葉であり、一方、「アンドロイド」という言葉は、人間に近い外見や機能を持った人工的な存在を指す言葉です。
具体的には、アンドロイドは、人間と似た形状や動作を持つロボットを指します。一方、オートマトンは、機械的に動作する装置全般を指し、人間のような形状や外見を持つ必要はありません。また、オートマトンは、決定論的なルールに基づいて動作することが一般的ですが、アンドロイドは、人間に近い意思決定や自律性を持つことを求められる場合もあります。
簡単に言うと、オートマトンは抽象的な機械のモデルを指す言葉であり、アンドロイドは人間に近い外見や機能を持った人工的な存在を指す言葉という違いがあります。 (出典:chatGPT オートマトン アンドロイドの違い)』

「オートマトン」は狭い意味では「西洋からくり」で、アンドロイドは人間に近い(形(体)や機能(思考・行動))を人間に限りなく近づけた機械人間のようです。
ウクライナ戦争では、ドローンなどの無人兵器が使われ、SFで描かれた機械同士が戦場で戦い、人間は日常生活を続けることで、果てしなく続く戦争が夢の世界でなくなってきました。
『SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則である。ロボット三原則とも言われる。「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則から成る。 (出典:wikipedia ロボット3原則)』 ロボット3原則を守れるなら、トウノムカシに世界から兵器は無くなっている筈です。

SF映画「ターミネータ」の世界で、人類とロボットの戦争に衝撃を受け、その兆しをウクライナ戦争で使われている、ドローン攻撃で感じてしまいます。 SFでは戦場で戦う「オートマトン」(ロボット兵)が描かれます。 まさか、「じいさん」に「オートマトン」を差向けないとも思いながら、市民を巻込む戦争犯罪を繰返しているのが現状です。 戦場で「オートマトン」とは出会いたくないと思う「じいさん」が「オートマトン」への希望と恐れを話します。

収録 2023-4-27
配信 2023-5-14
ロケ地 嘉芸ビーチ@金武町

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