暑さに強い?弱い?実は思い込みかも
おはようございます!ランニングコーチの大野です。
最近
暑くないですか?(笑)
6月に差し掛かり、もうすでに暑いです。
6月7月とレースを控えている方もいるのではないでしょうか。
そんな方たちにとって暑さは大敵ですよね。
よくランナーの間で話題に上がる話があります。
それは、「暑さに弱い、強い」といった話題です。
暑さに強い、弱いってどういうこと?
どうすれば暑さに強くなれるの?
この記事を読めば、暑さとの戦いに制することができると思います。
それではいってみましょう。
暑さに強い、弱いとは
私たちランナーが何気なく使う、暑さに強い弱いって具体的に説明してくださいと言われると難しくないですか?
僕なりに言語化すれば
強い弱いの定義とは
「身体が高温環境にどれだけ適応できるか」です。
より簡単に言うなら「適応力」
暑さに強い人は、暑い環境でも暑さに適応し、普段のパフォーマンスを発揮できる人。
弱い人は逆で、適応できずパフォーマンスを落とす人です。
適応力の要素
では、その「適応力」はどうやって決まるのでしょうか。
大きく3つあります。
生理的要素: 個人の体温調節機能や発汗能力、血液循環などの生理的要素が暑さへの感受性に関与します。
暑さに弱い人は、体温を上手く調節できず、体内の熱を適切に放出できません。コンディション: 健康状態も暑さへの適応力に影響を与えます。
睡眠不足や疲労から体温調節機能が低下し、暑さに適応できなくなることが考えられます。身体的特徴: 体型や体脂肪量も関係してきます。
例えば、肥満や過体重の人は、熱を保持しやすく暑さに弱い傾向があります。熱を放出できないため、体温調節ができず熱中症等のリスクは高くなります。心理的要素:最後は気持ちです!根性論ですよ(笑)
自分は「暑さに弱いから」と暑さを免罪符としていませんか。
この考えは非常にもったいないです。
なぜなら、出来うる対策、改善への行動を放棄してしまいます。
「病は気から」は本当です。効果のない薬を思い込みによって効果が出たりと人間の脳は簡単に騙されます。暑さに弱いと思えば本当に弱くなってしまいます。
暑さに弱い特徴を持っていたとしても気持ちだけでも高く持っておきたいですね!
適応するには?
暑さに強くなるには適応力が大事だとお伝えしてきました。
では、この適応力を高めるにはどうすればよいのでしょうか。
大きく1つあります
環境への対応
それは環境への対応です。
簡単に言うなら、暑さに慣れていないということ。
動物というのは生きるために身体を進化させてきました。
例えば、らくだは砂漠地帯で生き延びれるよう、コブの中に水分や脂肪を溜め込みそれを使用することで暑さに適応しています。
逆もしかりで、寒さに強い動物は寒さに耐えれるよう身体を進化させています。
人間も同じく、ある程度環境に適応するために「汗」というシステムで体温調節を行うよう進化しました。
同じ人間でも、サバンナに住んでいる住人は暑さに順応し、ロシアや北欧では寒さに順応しています。
つまり何が言いたいかというと
その環境に身を置くことで順応できるということです。
言い換えれば、暑さから避ければ、暑さに順応できなくなります。
例えば、普段からエアコンが効いた環境で過ごしていれば、いざ暑い環境に身をおいたらもちろん対応出来ません。
過度の冷房や暖房の使用は体温調節機能の低下を引き起こす可能性があるからです。
なので、普段からその環境に順応させる必要があります。
まとめると、「その環境に身を置きましょう」ということです!
まとめ
今回は、暑さに強い、弱いとはという点についてご説明しました。
一言でまとめるなら「暑さに適応できているか」ということです。
適応出来なければ、暑さに弱くなります。
暑さに適応するためには、暑さに身を置き順応させる必要があります。
暑さから逃げずに、身体を適応させましょう!
それではまた!
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