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集中と無

おはようございます!ランニングコーチの大野です。
ランナーなら誰もが一度は聞かれるであろう言葉は
「走っている時は何考えてるの?」

これは必ず聞かれる言葉ですよね。

ちなみにみなさんはどんなことを考えていますでしょうか。
今日はレース中何を考えて走るべきなのかをみていきます。
それではいってみましょう!

何考えてる?


それでは結論から述べますと

「無」

です。

余計なことは考えない方がいいと僕は考えています。
なぜなら、疲れるからです。
どういうことかというと、疲労を感じるのは身体ではなく脳だからです。

実際に勉強をしているとお腹が空いてきたりしませんか?
脳のエネルギーだからとチョコを食べた経験はないでしょうか。
脳は、考えたりするだけでもエネルギーを使うのです。
そうであれば、マラソン中にあれこれ考えるのは非常にもったいないと思いませんか。

考えると、脳が疲れるということに加えて
脳というのは非常に単純で騙されやすいことでも有名です。

トリックアートによって簡単に目の錯覚が起きたり
プラシーボ効果といって、実際に効果のない薬を飲んでも効果が出たりと脳は非常に単純です。
そして、疲労を感じるのはどこだと思いますか?
脚?
いえ、疲れたと感じるのは脳です。
つまり、脳が疲れたと感じてしまったらあなたのパフォーマンスは下がってしまうということです。

以前、大食いで有名な女性のロシアン佐藤さんがこんな事を言っていました。
大食い中に「今腹○分目と考えないようにしている。考えると脳は騙され、限界を作ってしまうから考えない。」
一件スピリチュアルに感じるかもしれませんがそうではありません。
仮病のつもりが本当に病になってしまったり
よっしゃー!!と言葉に出すとなんだか元気がでたりしませんか。
そう、脳は案外騙されやすいのです。

以上のことからマラソン中は無であることが望ましいです。
マインドフルネスに近い感覚で今仁集中するのです。

やってはいけないことは、
「あと○kmもあるのか、しんどいな。もつかな、大丈夫かな」
「今の1kmが〇〇だからゴールは、、」
などです。
つい、1kmごとに計算をしてゴールタイムを意識してしまいがちですが僕はおすすめしません。
ラップタイムに関しては、5kmごとでいいと思ってます。
最初の1km2kmで予定通りのペースではしれているか確認したらあとは無。
5kmごとに修正すればいいのです。
あれこれ考えるから、不安になり、脳が疲れ、脚が止まります。

ではどのように無になればよいのでしょうか。
オススメは一点集中。
目の前のランナーの背中をひたすら見る。
正確には見ているようで見てないようなマインドフルネス状態が理想ですね。
5kmごとや名所、折返しやポイント地点以外では基本的に無。
そうすれば、きっと今までより集中したレース、不安感のないレースになること間違いなしです。

まとめ

ファンランであれば上記は当てはまりませんが、
自己ベストを狙いたい、レースでのパフォーマンスを上げたいのであれば非常にオススメの方法になりますのでぜひご参考ください。
マラソンシーズンも近づいてきましたね。
みなさんの自己ベスト更新に少しでも力になれば幸いです。

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