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アラフィフ青春ストーリー

緊急事態宣言が3月21日で解除となりました。
これまで飲食店はラストオーダー7時、閉店8時でしたが、解除されたことで1時間延長となりました。
今の仕事で、同期で同い年の友人と久しぶりに飲む約束をしました。
しかも、時間休暇を取って(笑)

私の仕事って詳細は伏せますが、結構ハードです。
人相手なので例え残業にならなかったとしても精神的ダメージは大きいです。
このコロナ禍で外食もままならず、家族以外の人と話をする、愚痴を言うことでの発散が出来なくなりました。
これって結構影響大きいことが解った訳で…。

浅草で同期と待ち合わせ。予定していたお店は開いておらず。
緊急事態宣言が解除となっても、「3/22~4/○まで閉店」の看板が出ていました。
やはり飲食店への影響が大きいということを実感。
同じお店が経営している、向かいのビアホールにしました。

地ビール、ピルスナー美味しかった。

夕方4時過ぎからお店に入り、飲んで食べて閉店9時まで居ました。ひたすら喋ってひたすら飲んでひたすら食べて(あんまり食べていなかったかも)
兎に角、これでもかと喋りました。
同期も相当ストレスが溜まっていて、これまでいろんな話を聞いてきましたがやはり限界だった様子。
昨年度(令和元年度)までは、同期と同じ課にいました。
時々土日出勤で会う時もあり、お昼一緒に愚痴りながら食べた時もあれば
残業時に話しかけては一緒に帰ることもありました。
その同期は一番の仲良し(と思っているのは私だけかも知れないが)で、お互いの子供も同じぐらいの年齢なので、子育ての話もしました。
その同期から、

「ああ!喋り足りないんだけど!!もう少し浅草散策しようよ!」

と、殆どお店が閉まって静まりかえっている浅草の街をゆっくり巡りました。
次回、ここに飲みに行こうよ!と見つけた可愛らしい居酒屋や、シャッター通りの仲見世。自撮り棒で撮影をしている若い子達など。ちょっとディープな浅草が見られて面白かった。

まずは夜の浅草寺を参詣し。
ライトアップされている浅草寺や五重塔、スカイツリーと見て

「ねえ!ほらインスタ映えっすよ!」

と撮影するよう言われる自分(笑)

夜桜、綺麗でしたよ。

最後は、雷門前のガードレールに腰掛け。ふたりで喋ってました。
お店が閉店した9時から、話し込んで約1時間。
とても楽しかった。
話はやはり仕事のこと。常にディープで終わりがないこの仕事は、面白くしないとギャグにしないとやっていけない。それは自分も同感だった。
その時は、電話対応や面談していても溜息しか出ないけど、同じくその人達に振り回されている同士で笑いながら話したりすることもあった。同士って大事。

同期が私のことを心配してくれていた。
「あおいちゃんって、確か怒鳴られるとダメだったよね。大丈夫なん?」
PTSDがあるので、確かに今から10年前ぐらいはダメだったと思う。
今でも怒鳴られるんじゃないかと鼓動が激しくなることはある。
そこは、アラフィフ。少しは図太くなったのではないか。
「うん、相変わらず苦手だけど、とりあえずは大丈夫だと思う。」
そう答えたら、「そっか。」と笑ってくれた。

ありがとう。同期の存在に改めて感謝したアラフィフの夜でした。

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