食べ歩き初め。宅麺との出会い。
——宅麺はいいぞ。
去年の暮れ、サウナ、取り寄せグルメ、食べ歩き、この3つを毎月何かしらやろう、そういう計画を立てた。この記事はその記録である。
で、冒頭の宅麺はいいぞ、ということを今月は伝えたい。
宅麺とは、宅麺.com という通販サイトのことである。
ラーメンとつけ麺専門の通販サイトであるわけだが、これが異常なクオリティの高さなのである。
冷凍の麺、自宅で食べる麺、と言うとカップ麺や安い冷凍うどんなどを思い浮かべるだろうか。いやなに、筆者がカップ麺や冷凍うどんを見くびっていることはない。むしろ賞賛さえしていよう。カップ麺や袋麺、冷凍うどんは独身の味方だ。僕たちを大人にさせてくれたのは、こいつらと言ってもいい。大人の力の抜き方を教えてくれたのはこいつらなんだ。
そして、大人の力の抜き方を教えてくれるのがカップ麺ならば、
大人の力<財力>の使い方を教えてくれるのが宅麺ってワケ。
御託はいい。さっさとレポートしろ。そんな声が聞こえたので、早速頼んだ宅麺を紹介しよう。
「俺の生きる道」だ。
かっこよすぎる。シビれるねぇ。
しかも、この店の名前で、宅麺.com ランキング1位である。（※2023年1月現在）
これで美味しくない筈がない。そう確信した私は最初の宅麺に「俺の生きる道」さんを選択した。
で、出来上がったのがこれ。
勝ちを確信した。
出来上がった時点で分かっていた。これは間違いなく美味しいぞ、と。
写真なんて撮ってられるか！！と投げ出しそうになったが、この神々しさを後世に残す使命を感じたので撮った。
食った。
うまいッッッッ！！！！！
そりゃあ煉獄さんもうまいって連呼しちゃうよ…。
「俺の生きる道」さんは二郎インスパイア系ラーメンであり、筆者自身も何度か二郎系のラーメンを食べたことはある。
その、二郎インスパイア系ラーメンの、完成形が目の前にいた。
冷凍とは思えない平打ち麺。感動した。スープも信じられんくらい美味い。
これだけのチャーシューを独り占めできる幸せのなんたることか。
これが、俺の生きる道なんだ…そう思わずにいられなかった。
これが、家で食べることのできる悦び…。
ちょっとお腹いっぱいになっても、次の客の心配をしなくてもよい。
自由に休憩していい。
余ったスープ？3食分のおじやが出来たよ。今度は炊き込みもチャレンジしたい。
でも、お高いんでしょう？
そうです。値段なのです。どうせ高いんだろうと、思うかもしれない。
むしろ筆者こそ、最初高いと思ったクチなのだ。
だが、考えを改めよう。破格の安さだと。
いいか、こちらのラーメン、1杯なんと 1,230 円 (税込1,328円) だ。
店舗だと900円らしい。
マージンは400円程度。
この情報だけ見れば、やはり高いと思うだろう。単純に単価だけで言えば。
そしてこれに送料1000円が載ってくる。
おいおいおい、普通にたけーじゃねーか。
1食頼むのに、1500円もプラスで払わないといけねーのかよ。
味が店舗とそん色無いって言ったって、それはどうなのよ？
分かる。非常に言いたい事は分かる。でも待ってくれ。考えてみてほしい。
そのラーメンを店舗で食べようと思ったら、キミはどうやって食べるんだ？
間違いなく移動費が掛かるだろう？電車賃だ。なに？自分は都内に住んでるから、往復でも500円しか掛からない？たしかに。そういう人はわざわざ家を出て、歩いて駅まで行き、行列に並んで、次の客のためにイソイソとラーメンを食えばいい。
でもな、違うんだよ。これは ”夢” なんだよ。
ラーメン大国ジャポンに住んでるんだ、キミは。
全国にあるんだよ、知りもしないうめぇラーメンがさ。
しかも家で食えるんだよ。好きな時に作ればいい。好きにご飯をぶち込めばいいし、好きなだけトッピングしていい。あんたの道を作ってくれ。
送料1000円と言ったな、アレは嘘だ。（嘘ではない）
更に言わせてくれ。送料も実は安いんだ。
基本送料 990円（税込）に加え、注文数ごとに132円／食（税込）
本当はこうなんだ。だから1回で頼めば頼むほど安い。
だから言ったろ、”夢” なんだって。
全国のラーメンツアーをするのに、たった1000円で出来ちまうんだよ。
送料というのがいかに安いか分かっていただけただろうか？
これでもまだ、高いと感じるだろうか？
食ってみな 飛ぶぞ
最後に
大人の力<財力>の正しい使い方、理解してもらえたでしょうか？
ちなみに、前回の記事で今月の取り寄せは明太子になっていました（気づいた人いないと思うけど）。
普通に売れ過ぎて在庫切れになっていたみたい。
なので、リスケして宅麺を先に持ってきています。
あと食べ歩きについても、オシャなパフェを「うのまち珈琲店」さんで食べてきて、普通にこちらも楽しかったです。サウナもちゃんとニューウイングに行ってます。サウナイキタイのサイトの方ではレビュー済。
ただ、あまりにも宅麺が美味しすぎてびっくりしたので、このような記事になりました。ずっと前から知ってはいたんですけどね。
ずっとやってみたいと思ってたけど、高いと思って出来ずにいたこと、案外勇気を出してやってみると新しい世界が開けるというものです。
来月も、新しい扉が開けるといいな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？