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出産退院後すぐの母乳育児のコツ

出産退院後すぐの母乳育児のコツは3つあります。
①退院時に指導された授乳方針は、2日で状況が変わることもあること。
②授乳以外の家事育児は、21日間極力やらなくてすむ様にすること。
③体重を測ったりせず、アバウトな方が上手くいく。

①退院時の指導方針は2日で状況が変わる

帰宅してリラックスすると母乳が出始める人も、疲れや不安から逆に出づらくなる人もいます。
退院時に「こうしましょう」と言われたことは、あくまで予測です。
状況に合わせた調整が必要になります。
退院の際には、調整の仕方も、産院の助産師と相談しておくと安心ですよ。

②授乳以外は21日間極力休む

産後21日間(床上げ)まで、ママの身体を休めることが重要です。
そのためには、以下のような工夫ができます。

・産後ケアや産後ヘルパーの活用
・夫の産休取得
・ネットスーパーの利用
・食洗機など便利家電の活用
・ママ友やご近所さんに頼る

他にも、休息をとるための工夫があるかもしれません。産前から産後の暮らしを予測して、心地よくクラスための対策を考える「アフターバースプラン」というものがあります。ぜひ、産前から、産後の暮らしに備えましょう。

③アバウトな方がうまくいく

入院中に細やかな授乳指導を受けた人は、家でも「何g増えたか」「ミルクは何cc足せば良いか」不安になるかもしれません。
良く「新生児用の体重計をレンタルした方が良いですか?」と聞かれることがあります。多くの場合、厳密な体重測定はしない方が良いと感じます。
体重計の数値とにらめっこするのは、とても疲れます。母乳が足りているかどうか、の判断基準は、

・目の前の赤ちゃんが満足しているか
・自分自身は辛くないか、無理をしすぎていないか

で見てください。自分自身や、目の前の子どもの様子を見て、それに合わせて対応を調整することは、これから先の子育てでも、ずっと必要になってきます。
ぜひ「数値」ではなく、「感覚」を大切にしてみてくださいね。

一人で心細い時には

「そうは言われても、状況的に難しい」という方がほとんどだと思います。その時は「産後ケア」というサービスがあります。
助産院や産科施設に宿泊して、母乳のことも含めて、暮らし全体の相談が出来ます。美味しいご飯を用意してもらって、ゆっくり休むことも出来ます。

 ぜひ、助産院に泊まって体を休めながら、赤ちゃんとの暮らしを練習しに来てくださいね。


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