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「自分の子が可愛い」から、広がっていくもの。

長男を産んで、赤ちゃんの長男を育てているとき、自分の子なのに「かわいい」と思うことが出来なくて、「なんてダメな母親なんだ」と自分を責めていたことがある。

私は、2011年の3月に福島県で大震災を経験して、避難先で長男を出産後、さらに母子避難という形で子育てをしていた。
周りは知らない人だらけ。知らない土地。初めての育児。

サポートがない中での子育てには、「ゆとり」などみじんもなくて。
毎日、とにかく、子どもを生かすことに必死だった気がする。

今日、こんな記事を見つけた。

「子は可愛い」感情は、何で構成されているのか。
を分析した文章だ。

あんなに苦戦して、「可愛いと思えない母親」である自分を責めていた私だが、13年たって、4人の母親になった今は、子ども達が可愛くて仕方がない。

自分の子ども達だけではなく、助産院に来る赤ちゃんも可愛いし、子ども達のお友達も可愛い。
保育園児や幼稚園児はもちろん可愛いし、小学生も中学生も可愛い。
助産院に実習に来る学生さんたちも可愛い。
産婦さんや、産後ケアに来る産後のお母さんも、可愛い。

とにかく、みんな「可愛い」。
笑っている時はもちろん、泣いていても怒っていても、すねていても、何でも「可愛いなぁ」と思ってしまう。
「可愛い」を感じる相手の範囲や条件が、バグっているとしか思えない。

人の心の中には、誰かや何かを「可愛い」と思うスイッチがあって、子育てを通して何度もその「可愛いスイッチ」を押していると、スイッチが入る条件がどんどん甘くなるのかもしれない。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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