「夫婦がうまくいかない本当の理由」にギクリとした話。
私は普段、お産の立ち合いや産後ケアで、沢山のご夫婦と関わっている。
産後もアツアツで見ているこちらも照れてしまうようなご夫婦もいるし、「産後クライシス」と呼ばれる状態になってしまっている場合もある。
産後も仲が良い夫婦と、そうでない夫婦。何が違うのだろうか。
「なぜか夫婦がうまくいく3つの習慣」という本の中で、「夫婦がうまくいかない本当の理由」について、こんな風に書かれている。
夫も妻も、お互いにお互いの「思いやりとやさしさ」を求めていることがわかる。
これを読んで、「ギクリ」とした。
0歳、2歳のワンオペ育児をしていた、過去の私は、自分のことは棚に上げて「私に対しての夫の思いやりが感じられない」といつも不満に思っていたからだ。
「私はこんなに、家事も育児も頑張っているのに」が、口癖だった。
多くのご夫婦と接して感じるのは、結婚するほどに大切な相手なのだから、きっと思いやりとやさしさは十分にあるのだということ。
ただ、それが「感じられない」「うまく伝わっていない」ので、すれ違いが起こっているような気がする。
特に産後は、女性の心身の回復がままならない中、怒濤の新生児育児が始まる。夫婦2人で力を合わせたとしても、新生児を育てることは大変なことだ。お互いにいっぱいいっぱいになってしまえば、一時的に「相手を思いやる」ゆとりがなくなってしまうのも、うなずける。
産後に「すれ違い」が生まれないように、産前から準備できることがある。
①出産による心や体への負担を最小限にすること
②産後の暮らしを見据えて家事や育児の環境を整えていくこと
③利用出来るサービスや頼り先を確保しておくこと
この3つをやっておくだけで、産後にできる「ゆとり」に大きな差ができるだろう。
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