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【育児日記】「子どもはみんな、砂遊びが好き」は、思い込みだった。

長男が野球の練習をしている。
1歳2ヶ月の次女は、毎週末、中学校のグラウンドの隅っこで、遊びながら数時間をすごす。
中学校のグラウンドには、遊具がない。
必然的に、しゃがんで「砂遊び」をすることになる。

「砂遊び」といえば、私はかつて、「子どもはみんな、砂遊びが好き」と思い込んでいたことがあった。

「砂遊びをさせなきゃ」と、張り切って子育て支援センターにいったのに。

私の期待に反して、長男は子育て支援センターの園庭で、しくしく泣き出してしまった。
どうやら、皮膚感覚に敏感な長男は、「ざらざらした砂の感触」が気持ち悪かったようだ。

よく「離乳食が本のように進みません」と相談を受けることがある。
「標準」や「平均」というのは、あくまでも目安。でも「そこからはずれないように」と恐れた瞬間に、それはぼんやりとした、でもとても恐ろしいおばけのような存在になると感じる。

「よい母親になりたい」と思う気持ちもしかり。
「よい母親」って、ぼんやりとしてもやもやして、捉えどころがない。
大切なのは、「たった一人のわたし」は、「どうありたい」と思っているのか、ということ。
それが定まっていれば、「もやもや標準おばけ」は、「恐れるに足らず」なのだ。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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