手にした光
空の隙間から光は射し込む
幼い頃は光を掴みたく
背伸びをしては輝く光を
懸命に掴もうとした
期待しながら握りしめた手をそっと開くが
そこには煌めく光はなかった
【なんだ、、頑張っても光は掴めないんだ、、、】
その当たり前を知ってから
空へ向かって背伸びをしなくなる
光は掴めない
でも大人になった今
もう一度空へ背伸びする
つま先立ちになって右手で光を掴む
右手を開いたとき幼い頃とは違う
確かに光そのものはないが
私は光となるものを掴んだ
心が期待に満ちている
明日を怖がらず
昨日に囚われず
これからを生きるための光だ
迷子だった私へ進むべき道を教えてくれた
この道を歩いたら別の道が現れる
そうして人は生きていくのだろう
誰しも迷い立ち止まるときがくる
そのときが着たら光を掴もう
あなただけの道と可能性
それを照らしてくれる
ーーー
頑張っても太陽の光そのものは掴めません
だけど希望という名の光は掴める
私はずっとそう信じています
なぜかと聞かれれば
希望が今の私を作ってくれたからです
一度は希望を手放し、無くしたけれど
B型作業所を利用して、小さな希望を見つけ
働くうちに大きな希望に出会い
今ではピアサポーターとして就職
誰でも迷うときはあります
その時は空、という未来へ手を伸ばし
希望を掴んではみませんか?
*愛音*
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