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旅行は苦手なんだけど…

こんにちは、愛音です

小学生の夏休みにバリ島へ行きました
そして兄達の結婚式でタイにも行ったことがあります

ただ私は旅行というものが苦手。
国内旅行も心からは楽しめないタイプ、知らない土地へ行くことも不安、トラブルがあったらどうすればいいの?と悪いことばかり考えて怖いからです。

だからタイでの結婚式は当然私は不参加で話を進めてもらいました。
だってタイですよ?思いきり海外ですよ?言葉が通じない国でなにかあったらどうしろと?
不安、不安!不安!!無理!!!無理!!!!

でも大切な兄のことをちゃんとお祝いしたくて行くことを決意しました。この決意は並大抵の決意ではありません。清水の舞台から飛び降りる方が優しいと今でも思います。

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そして当日、空港に着いてしまった。空港についてからは心臓はバクバク。飛行機に乗り込み約8時間後には異国の地に着く。
【海外旅行やったー!せっかくのタイ、ここまで来たら吹っ切れて思い切り楽しまなきゃ!】
そんな言葉微塵も思えず表情は緊張一色。父に話しかけられても緊張しすぎて会話にならない。

義姉の留学時代のタイ人の友達が一緒で、向こうでの通訳としても助けてくれました。現地の人の会話は早口、なんだか怒ってるようにも聞こえてしまうのでいちいちビクビクしてしまうのはHSPとひっそり関係あるのでは?

やはり、旅行は私向きの趣味にはならない。

もう1つ私向きではない理由として食事問題がありました。
タイ料理には沢山の香辛料を使っています。もともとパクチーが苦手でしたが、パクチーの自己主張なんて可愛いものでした。本場の香辛料、名前も分からないけど一口食べれば口の中でそれぞれが【私こそ1番の香辛料よ!!】と主張合戦を始めてしまう。
そしてタイ料理は辛い。辛いのは好きですが、香辛料主張合戦に辛みが加わると口の中では何が起きてるのかもう分からない。
完璧降参、参りました。タイにいる間は現地のセブンイレブンで買ったキャンディとグミが主食でした。ただこのキャンディとグミも何味なのかよく分からず、求めたのは口の中になにか入っている、という小さな満足感。

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そして結婚式、タイの伝統衣装に着替えて参加しました。この衣装を着れたことはいい思い出です。そして義姉の親族の方、友人と出会えたことも嬉しかったです。
タイは微笑みの国と呼ばれています。式で会う人は皆笑顔で、祝福していました。

ついた時は現地の方が怒ってるように聞こえた話し方も、数日滞在しているうちに怒っているようには聞こえなくなりました。お店で買い物したときは金額をタイ語でなく英語で教えてくれました。
しかし未だに緊張している私は英語で言われてもいくらなのすぐには頭で変換できず。もたもたしていたらお店の方が紙に数字を書いて見せてくれました。【コップンカー(ありがとうございます)】慣れないタイ語で伝えると満面の笑みを返してくれたのが印象的でした。

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旅行が楽しめない、海外旅行なんぞ論外。
でもタイで出会った親族、友人、ホテルの方、お土産屋さんの店主、など出会った人達の笑顔を思うと行って良かったなと思います。微笑みの国、みんなが温かい心を持っていました。

私がタイで得たのはいつも笑顔でいることは幸せを表現しているということ。仕事や家事が忙しくて眉間にしわが寄ってしまうときもあるけれど、タイの人たちの大らかさは気持ちが良かった【マイペンライ(大丈夫♪)】の精神は今も私の心の大切な場所に置いてあります。

常に緊張感MAXだったけど
食事はほとんど食べられなかったけど
今思うとすごく素敵な人達と出会えたタイ旅行
人と出会うための旅行なら私も楽しめるのかもしれませんね

*愛音*

2022/12/29
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