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リフレッシュ体験が変わる!?「IN MIST」と出会いました

仕事や家事の合間。
ちょこっとリフレッシュしたいとき、何をしていますか?

コーヒーを淹れたり、ストレッチしたり、近所を散歩したり、エナジードリンクをグッと飲んだり。選択肢は様々ありますが、なんだかしっくりきていなかった今日この頃。
ふっと、一息つくたびに、手軽にシャッキっとできたなら、1日がもっと捗るかもしれない。

そんなことを考えていたとき、Wemake発のアイディア「IN MIST(インミスト)」が商品化するとの一報が入りました。

これは、新たなリフレッシュアイテムの予感…!と期待に胸を躍らせ、
ミスト型サプリメント「IN MIST (インミスト)」を手掛ける、長田知也(おさだ・ともや)さん、八木薫郎(やぎ・こうろう)さんを訪ねました。

写真 左:八木薫郎(やぎ・こうろう)さん 右:長田知也(おさだ・ともや)さん

商品化までの道のりは、厳しくとも「とても楽しかった」と笑顔を見せてくださったおふたり。

オープンイノベーションの「ロマン」と「リアル」がギュッと詰まった、宝物のようなエピソードから「IN MIST(インミスト)」の魅力を紐解きます。


未来のわたしたちに届けたい これまでにない"飲む"体験

サントリー食品インターナショナル(以下・サントリー)さまがWemakeにおいて「未来のわたしたちに届けたい これまでにない"飲む"体験」というテーマでアイディア公募を開始されたところから物語はスタートします。

公募ページを見た八木さんが、「IN MIST(インミスト)」の原型である「ミストシャワー飲料」というアイディアをご投稿。元々、飲料が好きだったこともあり、楽しみながら企画をされたといいます。


そんな当時にタイムスリップして「IN MIST (インミスト)」のアイディアの種を振り返っていただきました。

— Wemakeをご活用いただいた、きっかけは何でしたか?

長田さん:
社内で「新規事業にチャレンジしたいね」という話があったんです。でも自社内ではなかなか画期的なアイディアが思いつかなかった。そんな折に、他部署で「Wemakeを使ったことがある」という話を聞いて。うちの部署でも活用してみよう!とトライしたのが始まりでした。

八木さん:
企画仕事が好きでアウトプットの場を探していました。ただ、考えるだけで終わりではなく、きちんとフィードバックも欲しいなと。そう思った時に、Wemakeと出会いました。もしかしたら自分のアイディアが世に出ていくかもしれないという期待もモチベーションになりました。


シャワーを浴びた時の気持ち良さを、飲料に込められたら

「未来のわたしたちに届けたい これまでにない"飲む"体験」という、かなり概念的なテーマから「IN MIST (インミスト)」という独創的なアイディアが生まれてきたことに驚きました。

— どのように企画していったのでしょうか?

八木さん:
元々「ミストシャワー飲料」というアイディアを持っていたわけではなかったので、Wemakeの公募ページを見て、ゼロから企画を作りました。

長田さん:
へー!そうだったんですね!

八木さん:
そうなんです。提案できるプロダクトが「飲みもの」に固定されていたので、物性的なものを固定して、感性的な部分だったり、価値の部分を変えていったら、何がどう変わるんだろうっていうのを、もう、ずっと頭の中で考えていて。
ある時、シャワーを浴びるのが好きな自分に気が付いたんです。シャワーを浴びた時の、この気持ち良さを飲料に込めたらどうなるんだろうと閃きました。気持ちが良いし、いい香りだし、美味しい。そんな飲み物があったら楽しいぞ、と。そこで、「ミスト」に辿り着いたんです。

シャワーのような清涼感。ミストシャワー飲料は、まさにこれまでにない体験ですね。

サントリーさまのプロジェクトでは、アイディアの総提案数がなんと440件越え!その中で「IN MIST (インミスト)」にビビッと惹かれるものがあったという長田さん。


難しいことを一旦抜きにして、このアイディアにひとつかけてみよう

— 数あるアイディアから「IN MIST(インミスト)」に魅力を感じた理由は何だったのですか?

長田さん:
裏話なんですが、当時、10名のメンバーでアイディアに目を通し、一次スクリーニングとして、それぞれの「お気に入り」を発表したんです。

八木さん:
え〜!知らなかった!

長田さん:
そうなんですよ。ただ、「IN MIST (インミスト)」は自分しか選ばなかった!笑

八木さん:
そうだったんですね。 笑

長田さん:
でも、あの時、拾わなかったら今はない。自分には凄く魅力のあるアイディアに感じたんです。「飲料をミストにして誰が喜ぶかな?ここを詰めなきゃダメだぞ」と大きな課題を感じたのですが、何よりも新しいアイディアと出会いたくて始めたWemake。難しいことを一旦抜きにして、このアイディアにひとつかけてみよう!と素直にそう思ったんです。


最後の最後まで粘って、進化していった企画とワクワクの日々

なんと!初めは、長田さんしか魅力に気が付かなかったという「IN MIST (インミスト)」ですが、Wemakeの「募集 → 提案 → 厳選 → 共創 → 採択」というオープンイノベーションを促進する仕組みのなかで、メキメキと頭角を現していきます。

Wemakeの醍醐味でもある「共創フェーズ」「採択フェーズ」では、確かな手応えを感じたのだとか。

―共創フェーズで印象的だったエピソードはありますか?

八木さん:
隔週お会いして、高めのホテルの1Fにあるカフェで作戦会議をしましたよね。笑

長田さん:
一杯、800円くらいのコーヒー飲みながら。笑
最初の提案から最終コンペ(採択フェーズ)まで、八木さんがブラッシュアップし続けてくれて。自分でいうのも何なんですが、めちゃくちゃ面白くなったんです。デザイン思考を肌で感じて、共創活動は本当に学びになりました。

八木さん:
1番最初はダンボールに電池をつけて、プロトタイプを作り、会社の先輩に試してもらったり。「何これ!?」みたいな反応でしたが、トライするたびに解像度があがっていきました。最終的にはユーザー体験が伝わるようなコンセプトムービーも作りました。

改良を重ねている八木さん

長田さん:
「飲料をミストにして誰が喜ぶかな?」という課題に対しても「1秒気分転換」というお客さまのニーズにマッチした提案に仕上げてくださって。最後の最後まで粘って、進化していった企画でした。日増しにワクワク感が強くなっていきましたね。

―最終発表会での反応はいかがでしたか?

八木さん:
当日はデモ機を持参し、プレゼンの時にシュッとスプレーしてみたんです。そうしたら、他のグループのひとたちが「おぉ!スプレー出るんだ!」と驚いた表情を見せてくれて。

長田さん:
評価も上々でした。


まさに、企業側の長田さんと、提案側の八木さんが、共に創りあげてきた「IN MIST (インミスト)」。見事、大賞を受賞し、商品化に向けて歩みを進めたおふたりですが、その後たび重なる試練と対峙することになります。

第2回では、Wemakeを旅立ったあと「IN MIST(インミスト)」が商品化されるまで約4年間の歩みをご紹介します。

決して平坦ではない道のりをなぜ諦めずに進み続けられたのでしょうか。おふたりが「IN MIST(インミスト)」に込めた想いも伺います。

サプリメントのように元気をチャージできる、おふたりのエピソードは必見です。

このお話しの続き >>
第1回  リフレッシュ体験が変わる!?「IIN MIST」と出会いました
第2回  ようこそ、楽しくて新しいサプリ習慣へ


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