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旅をすることで普段表にあまり出ない感情が豊かに。様々な人の生き方を知り、自分のやりたいことを見つけたい。

今回は、「旅」に関してのインタビュー記事です。今年の4月まで約1ヶ月間の海外旅に出ていた都内で研究職をされているりょーじさんにインタビューをしました。

りょーじさんは、仕事をきっかけに奈良県から東京に上京。新卒1年目から現在まで素材の研究一筋で熱心にお仕事されている方です。

13カ国来訪済みの会社員が、旅にハマる理由は何か。

-----旅が好きということですが、これまでどれくらいの場所に行かれていますか。

海外中心に行くことが多いですね。今までに海外12ヵ国、日本は少ないのですが8都道府県です。オーストラリアに住んでいた時期もあるので、日本はあまり旅できていないですね。

海外:オーストラリア、アメリカ、カナダ、イタリア、フランス、韓国、エジプト、トルコ、ペルー、ボリビア、メキシコ、タイ
日本:北海道、石川、富山、広島、四国4県

念願のマチュピチュ🇵🇪

-----海外旅が多いのですね!海外旅によく行く理由は何かありますか?

独身で子供がいない1人身のときに、色々な場所に行きたいからですね。例えば、彼女とどこかに行くとなっても、自分との趣味と合わない場合に自分が行きたい場所に行けないのが少し嫌ですね。

例えば、以前インドに行ったのですが、弾丸で日本を旅立ち、自分の思うがまま旅をしました。なので、そのような旅をするには1人が良いかなと思います。

また、子供と一緒となると不安ですね。自分1人ならどうとでもなると思うのですが、あまり治安が良くない国に子供と一緒に行くとなると、子供の安全が心配です。なので、1人身のうちに訪れたい国に足を伸ばしている最中です。

-----海外を中心に旅をされていますが、旅をする理由はありますか?

1つは「生き方を知りたい」からです。今の生活に満足していない気持ちがあるからだと思うのですが、「他の人はどんな生き方をしているのか」について普段から気になっています。

旅をすると、現地の人や、いろいろな国から来た旅人が集まっているので、日本人以外の様々な国の人から話を聞いたり交流することができます。

旅先での交流

出逢う旅好きの人には、日本人と全然違う経験をしてきている人がいます。例えば、高校を卒業してから「やりたいこと探し」のために旅に出たり「本当にやりたいことは何か」を考えながら仕事をしながら旅をしている人。

そのように旅中に色々なひとと話をして交流をすることで「他のひとの生き方を知る」ことができますね。

-----確かに、旅をする人は色んな経験をされている人が多いですよね。「生き方を知る」以外に旅をする目的はありますか。

熱中するものを見つけたいと思います。何かに没頭することはいいことだと思っていて、自分も何かにハマるきっかけが欲しいと思っています。

実際に、最近行っていた1ヶ月の旅に向けて新しいカメラを購入し、現地でたくさん動画撮影をしました。旅から帰ってきてからも、Youtubeで「上手な動画の撮り方」の動画を見て勉強中です。

旅動画以外でも、普段から人に見てもらうことを意識して、写真を撮影したり、動画を撮るようになりました!

-----旅が普段の生活にも変化を与えているんですね。他に何か考え方が変わったりはしましたか。

今まで「海外に住みたい」と漠然と思っていたのですが、1ヶ月の旅によって「海外には住まなくてもいいな。旅がしたい」という気持ちの変化がありました。

-----今回の旅で考え方の変化があったのですね。なぜそのように思ったのですか。

食事の影響が大きいですね。今回行ったのが「エジプト・トルコ・ペルー・ボリビア・メキシコ・タイ」だったのですが、結構食事が合わない国が多かったです。途中お腹を崩してしまったこともあり、数日間寝込んでました。

海外に移住するとなると、滞在中に何度か体調を崩すこともあると思います。そんなときに頼るのが病院ですが、やっぱり海外の病院に行くのには抵抗がありますね。

また、ネイティブレベルに英語が話すことができないので、他のひとと爆笑したり盛り上がったりする機会が日本にいるときより少なく寂しいと感じることがありました。

-----大きな感情の変化があった旅だったのですね。他にも何か変化はありましたか?

日本に生まれると選択肢が少ないのだと実感しましたね。旅中に色々な国に行きましたが、レストランやホテルで働いている日本人はまだまだ少ないなと感じました。理由としては英語が母語ではないからだと思います。

日本人の中でも英語が堪能で海外に滞在しているひとはいますが、まだまだマイナーだと思います。実際に私の周りでも数少ないですね。

一方、英語が母語の国は言語の壁がないので、その点は日本人より他の国で働くというハードルが低いと感じました。とはいえ、英語が母語ではない国が多いので、私も「人にクスッと笑ってもらえるくらいの英語力」を身に付けたいと思います。

-----人にクスッと笑ってもらえるくらいの英語力ですね。結構レベルが高いですね。

普段の英語は話すことができるのですが、大人数で集まって英語で話すときに、クスッとみんなに笑ってもらえるような英語力を身に付けたいですね。

-----今英語力を高めるために取り組んでいることはあるのですか?

最近はChatGPTを使って英語の練習をしています。Podcastsを聴いているときに、ChatGPTを活用した英語上達のコンテンツをたまたま見つけて、そこからAIと英語の練習をしています。この練習によって、人にクスッと笑ってもらえる英語力をつけたいと思います。

旅の魅力は、話のネタになることと、感情が自然と豊かになること

-----今後も旅を続けて行く予定のりょーじさんにとって「旅の魅力はなんですか」

1つは「話のネタになること」だと思います。旅をすると誰かにそれを発信したくなる気持ちがあります。プライベートだけでなく、仕事の場面でも旅の経験はネタになりますね。

例えば、初対面のひとと話すときに「どの話題を話そうか」と悩むこともあると思うのですが、旅の経験を話すと盛り上がることが多いです。旅の話は結構話が広がりますね。

エジプトの砂漠🇪🇬

最近転職をしたのですが、面接時にも旅の話をすることで、上手くいった経験もあります。旅の話は、人と被らないことが多く、相手の食いつきもいいですね。なので、他の人があまり行かない国に行ってその経験を人に話すのも好きですね。

------確かに、旅の話は本当に盛り上がりますよね。他の魅力についてもぜひ教えてください。

他の魅力は感情が豊かになることです。

-----感情が豊かになるとはどういうことですか?もう少し詳しく教えてください。

普段私はそんなに感情が表に出る性格ではないのですが、海外の刺激的な場所に行ったときに、感情が揺さぶられる瞬間がありました。

この前の1ヶ月旅では、トルコのカッパドギアの景色や、ペルーのマチュピチュ、エジプトのピラミッド、ボリビアのウユニ塩湖、タイのプーケットに感動しましたね。

ウユニ塩湖での1枚📷

日本にいるときも、テレビやYoutubeでその場所の動画は見てはいたのですが、実際に自分で足を運んで現地でみるのとは全然違いますね。その場所に行くまでの過程も味わうことで、より感動しました。

海外に行くと、自分の想像以上の景色が広がることがあるんですよね。そんな日本では絶対に見れない景色が自分の目の前に広がったときに、感情が揺れ動いて自分の感情が豊かになるなと思います。これからも旅は続けたいですね。

編集後記

りょーじさんは、今の生活にモヤモヤを感じているからこそ旅に出られていました。海外旅に行くことで、日本にいるだけでは知ることができない異なる価値観や考えに触れて「自分が本当にやりたいこと・熱中することは何か」を考えるきっかけにされています。

毎日似たようなことを繰り返しているだけだと、刺激がなく大きな変化は起こりにくいですよね。

みなさんも、りょーじさんのように自分のやりたいことや熱中することを見つけるために、今のコンフォートゾーンから一歩抜け出して旅に出てはいかがでしょうか。何か感情の変化があるかもしれません。








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