なぜ不動産業界でトップ営業マンになれたのか

不動産業界に入ったきっかけ

私が不動産業界に入ったのは、17歳だった。子どもを保育園に預けれなかったので、子ども連れで働かせてもらえるところを知り合いに紹介していもらったのが、街の小さな不動産屋さんだった。
仕事の内容は、お店が閉まってから夜にチラシを作る仕事だった。
昔はネットなどもないので、お客様を集客するのは、電柱やガードレール駅などに置くチラシを配っていた。そのチラシつくりを店が終わってから間取りや家賃など目を引くような言葉などを使って作っていた。
それを印刷し、冊子にしてビニール袋に入れて、両面テープで貼って、朝方外に配りにいく。。。。ここまでが私の仕事だった。

地味な業務をコツコツしたのがよかった

毎晩の作業は、接客でもなく営業でもないが、私はこの地域に何があって、どんな物件がどのくらいの家賃であることがわかってきた。
不動産の賃貸は、お客様の希望と条件の擦り合わせがとても重要なので、
地域のことや築年数、家賃などが、頭に入っているとお客様の要望にあう物件がわかる。
この地味な作業をコツコツしたことで、営業マンから物件を聞かれることも多くなってきた。
そして、忙しいときは営業ヘルプとしても働かせてもらえるようになり、その後子どもも預けれる場所ができ、営業マンとしてスタートする日がきました。
不動産業界において、私は賃貸営業は絶対必要な基本業務だと思ってます。
そして、この賃貸の営業においては、センスだけではなく努力も必要となると思ってます。現代の社会ではネット集客がすべてになり、写真の撮り方、情報の出し方、ネット媒体への掲載 ブログやSNS 多方面にわたり集客ツールがありますが、お客様がどこにいるのか何を求めてるのかどうやって周知するのかなど、しっかりと学んでいく必要があると私は思ってます。

待つ営業と仕掛ける営業

不動産の賃貸営業は、餌を投げて待つ営業スタイルだ。 ネット媒体や広告を載せて、部屋を探してるお客様にどう見てもらうのか、同じ物件をたくさんの不動産業者が載せるわけなので、どこで差別かするか・・・など賃貸の営業マンの仕事はたくさんあるわけだが、店舗に呼ぶためにする作業をしてあとは待つだけ。
私は、当初下っ端で先輩たちの雑用の仕事に追われていた。たまに当たらせていただいたお客様は条件も悪くなかなか決定しない方ばかりを回されてた。
このままでは、営業数字も上がらず給料もないので、なんとかしなければならなかった。
そこで、お店で待ってても仕方がないので、部屋を借りたい人を探そうと動いた。
ネットもない時代に引っ越ししたい人を見つけることなどは不可能だったが、たまたま当たらせていただいたお客様が転勤の部屋探しをされており、会社が探しているということを知った。
私は、これだ!と思い、会社が転勤者のために部屋を探す内容をこのお客様にこと細かに聞き、自分から仕掛ける営業を見つけたのだ。

不動産賃貸法人営業

世の中のことをぜんぜん知らない私は、部屋探しの需要がある場所を聞いて、すぐに動き出した。少なからず世の中の個人の人に聞いていくことはできないが、企業に転勤者がいないかを聞いていくことはできるので、お店の近くの会社に空いてる時間かたっぱしから周りはじめた。
当時は、ネットもない時代だったので、企業も転勤者の部屋を探すのに苦労していた。私は電話一本で条件を聞いたらFAXで物件を送るスキームを作り、周りの会社に自分の名刺を配り歩いたのだ。
これが、センスも経験もない私が、賃貸法人営業のトップセールスマンになった理由なのだ。


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