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違う意見はどうしたらよいか

仕事でよくあるお話。

チームで何かを決めるときなど
各メンバーの意見が異なることは当然ですね。
みな、役割や責任範囲、立場などが異なりますから
気になるポイントや重要性が違いますから。

この状況からスタートして、ミーティングの最後には
みなが納得して
「よし、これで進めよう!」
となることが理想です。

では、みなの意見が違うとき、
どうしたらよいのでしょうか?

Aさんは、〇〇だという。
Bさんは、△△だという。

この違う意見をいう両者を
取りまとめていかないといけません。

リーダーやファシリーテーターの役割は重要です。

リーダーは、Aさんの意見を聴いて
 「なるほど!〇〇と思うのですね。」
と、快くにこやかに受け止めます。

さらに
 「そういうふうに考えるのは、どうしてなのでしょう?」
と、もう少し掘り下げて聴いていきます。

このように聞くことで、その意見が出てきた背景がわかったり、
想いを知ることができます。
 「そうかぁ~そう感じていだんたね。」
と、皆がそうかそうかと頷いてくれたら
Aさんの受け止めてくれた!という想いが強くなるでしょうね。

ここで、必ずしも、受け入れる必要はなく
人それぞれ意見が違うことがあって当然ですから
なるほど、そういう考えもあるんだね!と、受け止めることが
とても大切です。

そうすると、Aさんは、理解してくれた!と気分が良くなります。
すると、Aさんは、今、気分良くなっているので
ポジティブに考えているモードになっています。
そのため、他の人の意見に対して
 「そうだね、まあ、そういう考え方もあるよね・・・」
と受け入れやすい心の状態になります。

そして、皆の意見を聴いていきます。

このように、何でも言えるチームは
チームを適切な方向に導いてくれます。
こんなこと言ったら
馬鹿にされるんじゃないか、怒られるんじゃないかという
不安がない状態です。
このような「心理的安全性」の高いチーム作りは
大切ですね。

このようなチームは、自分の意見が採用されなくても
 「そんな意見もあるよね!」
 「それもいいかもね!」
と、みなが納得して
 「じゃあ、これでいこうか!」
と、次のステップにスムーズに進めるのです。

なぜなら
「自分の意見は受けとめてもらっている」
という想いがあるから気持ちよく違う意見を
受け入れられるということでしょう。

また、今回は自分の意見は採用されなかったけど
違う場面のときに、自分の意見が検討されたら嬉しいものです。

大切なことは、違う意見に対して
 「違うんじゃない?」
と捉えないで
 「へえ~そんな意見もあるんだね。それで、なぜそう思うの?」
と皆が受け止めることで
そのチームの価値観が広がっていくでしょう。

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