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ミュージカル『ジキル&ハイド』2023①

『ジキル&ハイド』という作品と、かっきーの新しいジキハイ爆誕について


『ジキル&ハイド』2023、大千穐楽、おめでとうございます😊㊗️今日、ご覧になられた方の感想拝見して、羨ましくも、SNSの存在のありがたみを噛み締めております🥰
そして、とにかく、完走できて良かった💕

私は、東京公演、かっきー×なっちゃんお目当てで、3回観させて頂きました😍

それぞれの感想は、個別に観劇記録を残しますが、まずは、私とこの作品との出会い〜今回の日本版ジキハイに対する想いなどを少々…😉


私にとってのジキハイ…

…は、かなり昔に映像で観たデイビット・ハッセルホフさん主演のBW版❣️
これがまた、凄まじい衝撃で😳😳😳
ハッセルホフさんが、歌の方というより、芝居の方だからなのか、ミュージカルであることをうっかり忘れそうになるほど、社会派で重めの演劇寄りの印象🤭
で、ハッセルホフさんのジキルとハイドの演じ分けがお見事で、お口😮あんぐり状態で、引き込まれ…もちろん、周りを固める方々も素晴らしくて、あれを超える『ジキル&ハイド』はないのでは…と思っていた………ゆえに、日本版を観るのを躊躇っていて…🤔

でも、かっきー&なっちゃんが演ってくれるのなら…と、俄然楽しみになって、コロナ禍でいつ中止になるかわからないから、念のため、前半中盤後半に分けて、3回分のチケットをゲット😊
かくして、かっきーのジキハイに沼る日々の始まり…😆

以下、ネタバレあります⚠️

私の観劇日より前に、初日を観に行った娘から、あれこれ感想を聞いていたら、どうも、話が噛み合わない🤔…どうやら、私が好きなラストシーンがBW版とはちょっと違うらしい…え🤭そうなん?…と戸惑いましたが、とりあえずどう違うかは聞かずに、日本版はまた別物として楽しむ覚悟で行くことに😉

結果、ラストシーンだけでなく、作品そのものが、BW版とはかなり違うテイスト🧐
なんというか、セットや照明、お衣装含め、かなりライトで明るめの印象(日本に持ってくるとふわっと軽くなっちゃうあるあるなやつ)😅

だけどね、ワイルドホーンさんの音楽が前面に押し出されて、絶対的にミュージカルであることを認識させられ、かっきーとワイルドホーンさんの掛け合わせが絶品過ぎて、その歌声に全身の細胞が鷲掴みにされ、思考停止&語彙喪失状態に陥るという、これまでにない観劇体験となったのでした😳😳😳😍😍😍

こりゃあ、もう、かっきーオリジナルの唯一無二の『ジキル&ハイド』で、私の中の既存のイメージ(※)ぶっ壊れなんだけど、それでも、またかっきーのジキハイが観たい🤩って、中毒みたいになっちゃったわけなので、自分でも初めての感覚にうろたえる😆

※既存のイメージとは、真面目で堅物で大人なジキルと、恐ろしい怪物のようなハイド

でも、かっきーのジキルは探究心が旺盛で、周りが見えなくなるほどの熱さを秘めた若者、母性本能をくすぐる可愛さとナイーブさがあって、守ってあげたくなる☺️
そして、かっきーのハイドは、あらゆる精神の束縛から放たれて自由を楽しんでる感じで、なんとも言えない艶っぽさとセクシーさがあって、怖いけど惹かれてしまう罪な男って感じ😌

新たな『ジキル&ハイド』爆誕❣️

娘はね、その辺りが腑に落ちないらしく、やっぱり王道なジキハイを観たかった…とのこと😞

そうなると、出番は海宝くんだと思うので🤩、来期は、ぜひ、かっきーと海宝くんのWキャストでお願いしたい🙏だってさ、かっきーのあの動きの激しさでは、シングルはきつかろうて😅

さて、今回の日本版、BW版と違った部分で、私が印象的だったものを、ちょいと書き残してみる……

☆何故、ハイドは、理事会の人達を殺すに至ったか…

いろんな方の感想を読ませて頂いて、多かったのは「自分の実験に反対されたから、殺したの?」的な感想…確かに、この日本版を観ると、そう思っても仕方ない気もする😥
BW版には、司教が、女の子の格好をさせた少年をお金で買っている描写があって(少年は怯えまくってるの😣)、それも度々…つまりは、聖職者でありながら、裏では少年に性加害を加えていた偽善者だったわけで、それを知っていたジキルは許せない思いを募らせていたから、ハイドとして成敗したっていうのが、非常にわかりやすかった😐
今回の日本版では、司教は、娼婦と遊んでいるところを、ハイドに見られて殺されてる……そのへん、悪さの加減がかなり違うよね😥
他の人たちにも同じような裏の顔があって、それは♪嘘の仮面の中で歌われてるんだけど、フォーラムホールCの音響のせいか、細かい歌詞が聞き取れなかったから、なおさらわかりづらかったのかも😥
追記します)カズさんのインスタライブによると、ハイドが理事達を殺すのは、やはり、自分の実験を馬鹿にして取り合ってくれなかった恨みからだと仰られてました😯
うーん🤔それだと、BW版を観て受けた印象と比べると、ちっさい話になってるような😥

☆ハイドがルーシーを殺す理由

これは、記憶が朧げだったから書かないでおいたんだけど、やっぱり引っかかるから、追記します😐
BW版は、娼婦という職業そのものが邪悪なものとして、ハイドはルーシーを成敗…という風に受け取ってたのだけど、今回の日本版は、心を通い合わせるジキルとルーシーに、ハイドが嫉妬して殺したように見えた🧐←結構な違いよね🤭

☆ラストシーン

結婚式中にハイドが現れてしまいエマの首にを手にかけるけど、エマがその顔に優しく触れたことでジキルに戻り、このままではエマに危害が及んでしまうと察知したジキルが、アターソンに殺してくれと懇願するところまではほぼ一緒…

で、BW版のラストは、ためらうアターソン(銃ではなく剣を構えている)に、自ら突っ込んで行って刺されて倒れ、ジキルのままエマに抱かれて息絶える

日本版ラストは、ためらうアターソンに銃の引金を引かせるために、ハイドのふり(※)をして、エマに襲いかかろうとして撃たれて倒れる

で、この※ハイドのふりのところの解釈が、観た人によって、観た回によって、ふりではなくホントにハイドが現れた…と受け取れるパターンもあるようで、我が娘は、まさしくあれはハイドだったと言う🤔ここをどう解釈するかによって、印象がだいぶ変わる大事なところなんだけどね🧐

で、かっきーは、ジキルの時は右手、ハイドの時は左手を印象的に使っていたんだけど…

倒れてエマに抱かれてから、「エマ」って何度か呼びかける時、最初の方はハイドっぽい声で左手をエマの首に回し、途中から、優しいジキルの声で「エマ」ってなる、ジキルとハイド混濁スタイルなので、なかなか解釈が難しい🤔

石丸さんはどうなんだろ❓

そして、甲斐くんが、ミュージカルにハマるきっかけになった韓国版ジキハイはどんな感じなんだろ❓日本語字幕付きで配信してくれないかなぁ🤔

とにもかくにも、ずーっとかっきージキハイの余韻が抜けず、ホントは、名古屋や山形、大阪にも飛んで行きたかったけど、そこはグッと我慢で気持ちだけ飛ばして応援してました😌

収録情報ないし、ダメ元だけど、一応、声を大にして言っときます🗣
📀円盤化してください🙏
それがだめなら
💿サントラCDお願いします🙏

それもダメなら、なる早で再演お願いします🙏






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