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心躍ることをとにかくやり続けていく日々が一番幸せだと思った話

10月になってあっという間に中旬になる.きっと気がついたらハロウィンになって,11月に入って,街がクリスマスムードになったと思ったら,年が明けていくのだろうなーという気持ちになる.

最近は習い事だったりイベントだったりと色んな好きなものをあれこれ詰め込んだ日々を過ごしたら,やけに毎日すぎるスピードが増したので,今日はそんな話.

好きなことで多忙になると幸せだ

僕は音楽が好きだ.物心ついたときから下手な歌を口ずさんでいたし,はずれたリズムをとったりしていた.改めて音楽を聞いたり,解析したり,思いついたものを作ってみたり,弾いてみたりすることが面白く感じるようになった.やっぱりうまく弾こうとか,歌おうとかすると難しかったり,壁にぶつかったりする.楽譜を覚えるのも苦手だから,間違えたり,忘れたりてんやわんやする.そしてうまくいかなくて歯痒い気持ちになったりもする.それでも,そうやって触れていく時間は後から振り返ればなんて幸せなんだろうと思うことが増えた.

そして何か学ぶことも好きだ.今まで出来なかったことや,やったことがないことを成し遂げる瞬間が何よりも嬉しい.そうやって自分にできることがコレクションされていくと,何やら自分が誇らしく感じてくる.それは一瞬のハリボテみたいな自信なのかもしれないけれど,ハリボテも重ねていけば案外しっかりしてくるし,中身が詰まってくる.そしてやがてハリボテではなくなるのだろう.

そして,人と話すことが好きだ.誰かと話して気持ちを共有することが好きだ.伝わらなかった想いも,汲めなかった想いも,総じて話すことに意味を感じる.何を話したか忘れてしまうことが多いけれど,なんとなく楽しい時間を過ごしたことだけは覚えている.それはひょっとしたら社会的には非生産的な時間だと言われ不要不急のように扱われるのだけれど,あれほど尊い時間はないと僕は思う.対話は大切だ.

好きなことに原点回帰するとき

今まで色んな複雑な想いを抱えてきたんだなーと自分のnoteを振り返って思う.noteはどうやらいつの間にか僕のそのときの想いをちゃんと記録している媒体になっている.そのとき何に悩んでいたのか,何を心配しているのか,どうなりたいと思っていて,何が叶っていないのかがはっきりわかる.

しかし,最近になって紡ぐ言葉があまり思いつかなくなった.最初はそれは振り返れていないのかとか,自分なりの挑戦をしていないのかと思うようにもなったが,そういった焦燥感も抜きにニュートラルな気持ちで紡ぐ言葉がなくなったので,すごくシンプルな気持ちに落ち着いたのだと思う.好きだからやる.好きだから続ける.どこに辿り着くかは流れにまかせてみる.今はそんな感じで,風がない穏やかな湖畔の水面のように落ち着いた気分だ.

それはまるでリセットがかかったみたいだ.一回ニュートラルに戻って,残りの2020年をどう過ごすか選ぶのだろう.大丈夫,大事な時にはきっと風が背中を押してくれるだろう.今は日々の生活の中で,好きな瞬間をひとつひとつ大事にしながら,やるべきことをこなして等身大の自分で生きてみる時間なのかもしれないと,僕はそう思っている.

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