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私、離婚しました。

明日死ぬとしたら生き方が変わるのか?
あなたの今の生き方はどれくらい生きるつもりの生き方なのか/チェ・ゲバラ

5月に入りコロナの収束と共にまるで今までの生活を取り戻したかのように思っていた矢先、芸能界では自殺のニュースでの訃報を耳にするようになった。
5月病・・・?!
そんな言葉さえもコロナ禍での生活で忘れ去られていたような気がしていた。

だって年中、
不安に駆られる情報に煽られ、
同調圧力の恩恵を受け、
監視社会のお膝元で暮らすしか
選択の余地がないかのように感じ鬱々してしまっていたからだ。


私自身がその一人であることに違いない。

そう、

私はこの2月に離婚した。

 「コロナ離婚」っていうやつ?w
(離婚したことの経緯はまたどこかのタイミングで書きたいと思う。)

今までの生活様式の変化だけが
原因ではない。

もちろん色々あるが・・・。

子どもが生まれてから
四六時中子ども中心の生活になった。

その中で、夫のサポートというのは何より、
心の拠り所であって欲しいと願う妻の気持ちとは裏腹に、

夫という生き物は、
生活の変化を受け入れ難い
ということに気づいた。

家族が1人増えるということは、
バンドメンバーが1人加入すること

とは訳が違う。

「俺のことは気にしないで」

という耳心地のいい言葉の裏を返せば、

「俺は今まで通りにやるよ。

お前は子どものことだけでいいから。」


ということにる。

子どものことだけ・・・・??


本当にそうなのか?

「俺のことは気にしないで」


という言葉。

胸に手を当てて、
頭をフル回転させて、
目から血が出るほど考えて・・・みなくとも
わかるはずだ。

「じゃあ私のことは??」

決して自己中心的な考えではなく、
シンプルな疑問だ。

じゃあ、

私の世話は誰がするのよ?

ということ。

それは自分で?ってことでしょ・・・
おいおいそれは勝手過ぎるだろう。

夫は「俺」一人でいいが、
妻は「私」だけではなく子供や、
夫の両親や周り近所への気遣いや配慮だってある。

誰が私のために買い物に行って、
ご飯を作って、食べさせて、
お風呂に入れさせて、
ご機嫌をとって、遊ばせて、
寝かしつけてくれるというのか?

妻や母親は子どものために、
寝る間も休む間もなく、
24時間フルサポートの
手厚いサービスを我が子に提供している。

それを都合よく無償の愛という。

しかし、子育てこそ労働だ。
しかもブラックもいいところ・・・。


我が子が可愛いというのは当然だ。

しかし、
可愛いだけではないというのが
子育てをする上で忘れてはならない。

決して、
自分都合になるものではないからだ。

特に、
寝かしつけではいまだに苦労している私にとってみたら
寝たい時に寝た記憶も好きなだけ寝た記憶も思い出せない。

それでも身を粉にしてしまうのが、
女性の本能なのかもしれない。

でも、

その本能さえも夫や周りのサポートなしには
発動されない。

だからこそ、

"自分のことは自分で"


なんてしなくていい!!

むしろしちゃだめなんだって今なら思う。

頼れる人がいれば、
頼ればいいし、

甘えられる時は
全力で甘えればいい。


ただ、
私はそうやって頼ったり、
甘えたるすることができている気がしていただけで、
全部自分で抱えていたことに気づいた時に遅し・・・
だったわけで

きっと私のように苦手な人もいると思う。
だからこそ、

「自分は人に頼ったり、甘えたりするのが苦手なんだ」

って自分で認めてあげるだけで、
自分を否定する必要なんか何一つない。

今、夫である人も、
これから夫になる人も、
子どもを持つ、
持たないは関係なしに、

女性は日々マルチタスクで生きていると言うことを
覚えておいて欲しい。

女性は、
スーパーでその日の買い物をするだけではなく
1つの食材から、明日の朝ごはんやお弁当、
数日後の夕飯の支度や、
夫がそろそろ食べたい言うであろう
献立を思い浮かべて買い物しているし、

予定も、
1週間や1ヶ月だけではなく年間を通して
スケジュールを組んでいるし、

綺麗にいるためには、
お金も時間もかかる。

それを太ったや、おしゃれしろや、化粧しろ!

と言うのなら、
できない理由は妻側ではなく
夫側に責任を感じて欲しい。

(もちろん逆も然りだが。)

なんせ、
女の人はやることが多過ぎるのだ。

自分の世話まで、
自分でするのは正直無理っす。

まず、
がんばることやめることをがんばろーw

シングルあいみやんも引き続きよろしくお願いします。

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