![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108146652/rectangle_large_type_2_ee2d09ca7efcafb6c906a9a4d9987042.png?width=1200)
親孝行サポートサービスを始めるほど、親孝行にこだわる理由〜会社設立のご報告【後編】
こんにちは!あいみんこと角田藍美です。
このNOTEは会社設立のご報告の後編です。
私にとって「親孝行(親への恩返し)」は、
起業のテーマである前に「人生のテーマ」です。
背景にあるのは、一言で表すと【家族への感謝と後悔】。
親は「親孝行なんていらないよ」なんて言ってくれますが、
何もしなかったら、私は絶対に後悔するはず。
でも、この思いを解決してくれるサービスは
この世の中にはありません。
だから私は起業のテーマに選んだのです。
後編では、会社設立の背景にある、
親への感謝と後悔エピソードをご紹介しようと思います。
そして、会社設立にあたる決意表明を書きます。
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
3つのターニングポイント
![](https://assets.st-note.com/img/1686663240515-KQVHcw6wrG.jpg?width=1200)
私が起業のテーマに選ぶほど、
親に恩返ししたいと考えるようになった
ターニングポイントは3つあります。
【1】大学受験(感謝)
【2】父の単身赴任(感謝)
【3】祖父母のお葬式に行かなかった後悔 〜命のタイムリミット
大人になったからこそ、
親が自分にしてきてくれたことの
重みを理解するようになりました。
学生時代は親の苦労を深く理解しないまま、
自由に、そしてのびのびと学校生活を送りました。
母が毎日作ってくれる美味しいごはんを食べ、
お金の心配をすることなく、
学び、部活やサークル活動、
友達との遊びを思いっきり楽しみました。
それは、親の支えという土台があってこそでした。
ターニングポイント【1】大学受験(感謝)
![](https://assets.st-note.com/img/1686661998101-Ps87fiz4dc.jpg?width=1200)
大学の合格発表の日のことは、今も鮮明に覚えています。
雪が降る中、吐きそうになりながら
母と一緒に大学に向かいました。
絶対落ちたと思ってました。
(試験後に英語の簡単な問題を1問まるっと
解き忘れたと気づき、絶望的な気持ちだったので…)
でも、合格していました。
私も嬉しかったけれど、母は私以上に号泣してました。
単身赴任の父にもすぐに電話。
普段あまり感情を出さない父が号泣し、
その声を聞いて、私も更に泣きました。
父と母の涙の理由を、のちに私は知ることになります。
大学に合格できたのは、
親の経済的な支えと、精神的な支えの両方があったからこそなのです。
【1-2】 私の大学受験の裏側で、角田家は大変な状況にあった
![](https://assets.st-note.com/img/1686662011353-WfqSsvrh2o.jpg?width=1200)
私の大学受験の裏で、
角田家は家族にまつわる大変な状況にあったことを
合格後に知りました。
センシティブな事情のため詳細は伏せますが、
私が受験勉強に集中できるよう、
両親と姉、3人で私に事実を隠し、
家族総出で支えてくれていたのです。
事の重大さを、大人になって改めて痛感します。
あの時、父も母も本当に大変だったと思います。
それにも関わらず、
両親は私の塾代や教材費に制限をかけることはありませんでした。
不自由なく勉強させてもらったおかげで
大学に無事合格し、
充実した大学生活を送ることができました。
両親が全力で家族を守り抜いてくれたことへの
感謝が尽きません…。
【1-3】母の精神的サポート
![](https://assets.st-note.com/img/1686662042147-lzHBU2eVOu.jpg?width=1200)
私は高校1年生まではそこそこ勉強が得意でした。
が、高校2年生で学校をサボるようになったことで
成績はガタ落ち…。
何のために勉強するのか分からない。
自分がやりたいことが分からない。
高2の時、そんなフラストレーションから
学校に行かなかったり、
保健室で過ごすことが増えていました。
学校から家に電話が行くこともあり、
母には随分迷惑をかけてしまいました。
それでも母は、
私を責め立てることは一度もありませんでした。
じっくり私の話を聞くことで
私の思考の整理を手伝ってくれたのは、とてもありがたかったです。
また、「藍美が大学受験に合格できますように」と、
寒い季節でも近所の神社に歩いて
お参りに行っていたこともありました。
母のサポートがなければ、
大学受験と向き合えていなかったかもしれないし、
そうなれば今の私はいなかったと思います。
ターニングポイント【2】父の単身赴任(感謝)
![](https://assets.st-note.com/img/1686662081798-Ubg3nAbDt5.jpg?width=1200)
私の過去の話には母の話題が多めです。
この背景には、父は私が中2のときから
9年間単身赴任していたという事情があります。
単身赴任が決まったのは、
札幌にマイホームを建てた後のこと。
(当時14歳の私は、父と離れるのが寂しくて、
一人でいるときはこそっと泣いてました)
せっかく建てたマイホームに、
自分がほとんど住めないのは歯痒かったでしょう。
家族が大好きな父のことだから、
家から離れるのも辛かったに違いありません。
それでも、一家の大黒柱として家庭を支えるために、
そして自分が住めない家のローンを払うために、
東京に単身赴任してくれました。
お父さん、家族の生活を守ってくれてありがとう。
【2-1】父が単身赴任中の母のこと
![](https://assets.st-note.com/img/1686663107979-BD7GKdT4HD.jpg?width=1200)
女手一人で思春期の娘2人を育てた母も、
すごく大変だったと思います。
(私は育児を経験したことないけれど、
きっとマネジメントと一緒で、これという正解がないんだろうな…)
割と最近、親孝行ビジネスの参考に
母の昔話を聞いていた時。
母は初めて「学費のためにパートしてたんだよ」と
ぽろっと言いました。
本当にぽろっと。
私は学生時代、
金銭的な心配をせずに過ごしてきたけれど。
それは家に余裕があったからではなく、
親が私に気を遣わせないよう
隠し支えてくれたからなのだと、
この時に初めて気づきました。
ターニングポイント【3】祖父母のお葬式に参列しなかった後悔 〜命のリミットが近づいている
![](https://assets.st-note.com/img/1686662113834-4mv8w7JaPT.jpg?width=1200)
親孝行を起業のテーマに選んだターニングポイントの3つ目。
それは大切な人を、大切にできなかった後悔です。
【3-1】母方の祖父母が立て続けに亡くなった時、私は…
2019年2月。北海道に住む母方の祖母が亡くなりました。
身近な人が亡くなったのは初めてでした。
でも、お葬式には参列しませんでした。
なぜかと言うと、
お葬式の日は転職先の入社日当日。
そんな私の状況に配慮してくれた母は、
私がどんなに急いでもお葬式に行けないタイミングで
「おばあちゃんが亡くなり、今夜がお通夜です」と連絡をくれました。
私の新しいスタートを邪魔しないように。。
その半年後に、後を追うように祖父も亡くなりました。
ちょうど私が北海道に帰省し、
東京に戻る飛行機に乗ったその日のことでした。
この時もお葬式に参列しませんでした。
【3-2】当時の私は「仕事が一番大切」だった
![](https://assets.st-note.com/img/1686662136587-GKV1bxNbA6.jpg?width=1200)
酷く後悔しています。
お葬式に行かなかったこと。
お葬式に行かずに済んでホッとしてしまったこと。
何より、大切なひとより仕事を優先してしまったこと…。
親が「おじいちゃんおばあちゃんの
お葬式にきてほしい」と言うのを躊躇うほど、
当時の私は鬼気迫るものがあったのかもしれません。
(今の私だったら、親は私の仕事の状況を
気にせずに声をかけていたはず)
亡くなった祖父母は、
私が小さい頃から、一緒にドンジャラをしてくれたり、
私が遊びにいくと喜んでアイスを用意してくれたり、
毎月楽しみにしているマンガの読み物を買ってくれた
私に沢山の愛情を注いでくれた
おじいちゃんとおばあちゃんだったのに…。。
当時は仕事モードになりすぎて完全に麻痺していたけど。
自分を大事にしてくれた人の、
大事な瞬間に立ち会えないほど、
優先しなければならないことなんてあったのだろうか?
私の生きる目的は何なのか?
本来、仕事は幸せに生きるための「手段」なのに、
「目的」と化してしまったら本末転倒ではないか?
当然ながら、立て続けに祖父母を見送った母は
しばらく落ち込んでいたようです。
母の最も辛い時期に、十分に寄り添ってあげられなかった…。
大事なひとを大事にしなかった、猛烈な後悔。
後悔の分だけ、親を大事にしたいという気持ちが強くなりました。
【3-3】祖父母が亡くなった時の年齢や姿に、親がだんだん近づいてる 〜親と過ごせる時間のタイムリミットを感じる
![](https://assets.st-note.com/img/1686662157315-TcFv5R61ED.jpg?width=1200)
祖父母が他界した年齢に、親が近づいています。
帰省するたびに、親に白髪やしわが増え、
老いが確実に進んでいることを突きつけられます。
町なかで高齢のおじいちゃんおばあちゃんを見かけると、
ドキッとするようになりました。
自分の両親が「高齢者」に近づいていると感じるのと、
亡くなった祖父母に
「なんでお葬式に来てくれなかったの?」と
言われてしまう気持ちになってしまうから…。
命のタイムリミットは、確実に近づいています。
限りがある時間のなかで、
私はもうこれ以上、優先順位を間違えたくありません。
自分の大切な人より、優先すべきものなんてないのだから。
決意表明 〜今の会社で成し遂げること
![](https://assets.st-note.com/img/1686712350103-L8exY4auD3.jpg?width=1200)
私は親孝行にまつわる「自分の課題」に向き合う。
そして、自分のように親や家族に対する
後悔の涙を流す人を減らしたいし、力になりたい。
世の中に、私が感じる課題を解決する
親孝行のサービスは存在しません。
だから、私自身がサービスを作っていき、
世の中の親孝行の悩みを解決していきます。
(その第一歩としてリリースしたのが
「親孝行ギフトAIアドバイザー」です)
他にも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
(少しでも心が動いた方は、“すき”を押していただけると励みになります!)
(親孝行にまつわる課題やお悩み、
コメントやDMで教えていただけると泣いて喜びます!)
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?