【12w5d】決して信じたくない嘘であってほしい会陰切開をめぐるあれこれ

▪️妊娠・出産をめぐる無知の知

妊娠を経験した方、あるいはそのパートナーの方、または現在妊娠中のすべての女性に聞きたいのですが、皆さん妊娠・出産にまつわることってどれくらいご存じでしたか・・・?

私は、全然ほんとなんにも知らなかった・・・・と驚愕し続けています。

もう35年以上女をやってきているのに。周りの人よりちょっと遅く始まった月経さえ、もう四半世紀になろうかというベテランの女(?)なのに。

まじで?ほんとに?
文系とはいえ、こんなに勉強が趣味で知識詰め込み大好きな私が?
ここまでなんにも知らなかったなんて、ある????

妊娠・出産をめぐっては、そんな驚きがあまりに頻発しています。「嘘でしょ?」っていう驚きがあまりに多いというそのこと自体にも軽く驚いています。

今日は、私が妊娠してから初めて知った真実のうち、衝撃度No.1殿堂入りの会陰切開にまつわるあれこれについて語っておきたいと思います。

これを読んでいるだろう私のお父様、娘の口からこんな話を聞きたくなければそっとページを閉じてください。

そしてこの手の話で不快になられる方も、今ここでページをお閉じください・・。


▪️会陰切開にまつわるあれこれ


5年以上前だったか、友達の一人が出産後にLINEで「アソコ切った」と一言送ってきた時の気持ちはよく覚えている。

「ちょっと何言ってるのかわからない」

だって信じられますか?
切る?あの女の園の入り口を・・・?

友達から聞いた時は信じられなすぎて信じなかったけれど、どうも真実らしい。しかも結構な頻度で切られるらしい。鳥肌がたつ。
何かやばいことが起きた時のレアケースじゃない・・・だと?

切るというだけでも信じたくない不都合な真実なのに、無麻酔で切るというじゃないか。む・・・むますい?

都市伝説であってほしかった。でもSNSや情報サイトに掲載されている出産経験談を読み漁れば読み漁るほど、経膣分娩の場合にはまぁまぁな数の妊婦(初産婦の80%)がアソコを切って分娩を終えるという恐ろしい事実が突きつけられた。

会陰切開という名のこの医学的拷問は、しかし実際には痛くないらしい。というのも陣痛の方が痛いからアソコ切られても何も感じないからだという。

いやいや待って。おかしいよね??なにか違う世界の話ですか?

会陰切開が痛いとすれば、無事赤ちゃんがオギャーと生まれた後でチクチク縫う時(無論、無麻酔)は痛いらしいのだけど、それもついさっきまでの陣痛を思い出せば全然余裕ということらしい。

そして数時間が経って冷静さを取り戻してからが本番だ。産後数日は座るのも辛いくらい痛いらしい。だから円座クッションが神アイテムになるのだとか。

さらに人によっては産後1ヶ月くらいは痛みが残るという。待って待って。産後1ヶ月って交通事故で言ったら全治1ヶ月くらいの体のダメージがあるというあの産褥期というやつですよね?悪露(おろ)という、音のかわいさと漢字の禍々しさにギャップありすぎる、子宮の内容物が血と一緒にドバドバお股から出続ける時期ですよね?そんな全治1ヶ月の大変な時期に、さらに全治1ヶ月の負傷が加わる…??

会陰切開、知れば知るほど怖すぎるんですけど。

これ常識?みんな知ってた??知らなかったの私だけ?

しかし情報収集を進めていくと、幸いにもこの恐怖の医療テロを避けられるかもしれない方法があるという。

それは、出産前にオイルで会陰マッサージをして柔らかくするということらしい。要するに、「裂けそうだから、裂ける前に切っちゃおう」というのが会陰切開なのでそもそも裂けないようにその部分を柔らかくしておこうという理屈だ。

会陰切開をめぐるさまざまなステージの恐怖を知った私は、流産リスクがまだ全然高かった数週間前から、悪阻に苦しみながらも会陰裂傷や会陰切開を避けたい一心でお風呂上がりにマッサージを始めた。

デリケートな場所だけに、触るのにもオイルつけるのにも勇気がいる。妊娠中は
免疫力が下がっているというのに衛生面でかなり不安だし、何より恥ずかしい。

しかし、である。

▪️これまでの人生で見たことも触ったこともない体の空白エリア


今日になってはじめて、さらに衝撃の事実を知った。

会陰の場所、間違ってた(白目)。

うそやん。女性の一番大事な女の園の部分じゃないの???だってアソコっていってたじゃんみんな!!!

こんなの間違えるの私だけ??でもGoogleで検索すると【会陰】と入力しただけで【会陰 どこ】って出てくるから、多くの女性も私のように花園迷子になっていたのだと信じたい。。。

なんと私は、怖すぎて正しいマッサージのやり方をきちんと調べていなかったのである。ちょっと調べればわかったはずなのに、場所を間違えていたのはそのためだった。

会陰は入り口のところだと思っていたら、全然違った。膣と肛門の間のエリアのことだったのである。これまでの人生で、一度も気にかけたことのない体の部位。みたことも触ったこともない体の部位。

そして、更なる情報によれば本当の会陰(本当の会陰て)は硬いらしい。花園入口のふわふわと柔らかい赤薔薇アーチとは違って、めっさ硬いらしい。

ここで原点に戻りたい。

会陰切開。分娩時に赤ちゃんの頭が出てくる時、会陰が裂けそうな時に切るのがこの処置でした。なんとか平常心でそこまで理解できるようになったけど、待って?

膣と肛門の間の空白エリアが裂ける・・・?
あるいは一文字に切る・・・?

ついでに検索して出てくるマッサージ法も衝撃的なものが多いけど、もう限界・・・勘弁して・・・。

なんだろう。この知れば知るほどに「アンビリーバボー」な気持ちに満ちたビッグウェーブが心に押し寄せてくる感じ。こんな知的体験ははじめて。

こんなにびっくりしているの、私だけなのかな?あと、男性はパートナーがこんなアンビリーバボーな恐怖体験に不安を抱いて出産に挑む(あるいは出産を終えた)(全員じゃないけど)って知っているのかな??

恐ろしさで衝撃冷めやらない。
誰か信頼できる情報筋の人に「実際に会陰裂傷も切開も流産リスクよりはるかに低いよ」と言ってほしい。

とにかく今いえることは一つ。

今夜から正しい場所をマッサージを始める!!
まずは抵抗を感じない範囲から!!!

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