自分がこうなってしまった原因はなんとなく分かっている。 ただ言わないだけ。誰のせいにもしたくない。 楽になれる解決策も分かっている。 病院に行くたびに、心療内科のあの独特な匂いを嗅ぐたびに、 なんで私ここに来るようになってしまったんだろう、 どうしてこうなってしまったのだろうと 待ち時間に涙が込み上げてくる。 薬を片手に家に帰る電車の中で、 情けないような自分の不甲斐なさにまた涙が出そうになる。 一生、通うのかな。 一生、薬を飲まなきゃいけないのかな。 一生、思い出すの
ここ数年間、ずっと不眠に悩み続けてきた。 寝付くまでに数時間、就寝しても途中ですぐに目が覚めてしまう。 その繰り返しであまり体が休めないまま朝になり、 疲れが取れない倦怠感から昼までダラダラしてしまう。 そんな怠けている自分に嫌気がさして、 また自己嫌悪に陥りうつ状態になる。 そんな悪循環を繰り返していた。 心療内科に通い始めて一番良かったことは、 長年の不眠症とおさらばできたことだったかもしれない。 不眠症治療薬を処方され、飲み始めてから、 自然な眠気ですんなり入眠で
パワハラで退職をし、傷として残ったトラウマと戦いながら 仕事探しをして早2ヶ月と少し。 本当は双極性障害も発症してしまったから、 ゆっくり休むべきとは担当医に言われているのだけれど、 何もしないでいるのはかえって鬱が悪化してしまいそうだし、 両親には病気のこと話せていないしで、 そろそろ新しい仕事に就かなきゃでね。 治療しながら、せっせと転職活動を進めてきた。 転職活動しながら、とても素敵な企業に出会った。 職場の人間関係などが合わなかったり、さまざまな理由で、精神疾患に
暗闇に飲み込まれそうになって、追い込まれて、怖くて、助けてと泣き喚く。 そんなどん底で、何日も何週間も、もがき苦しみ泣き疲れた頃に、 ハッと我にかえり、何をそんなに苦しんでいたのかと顧みる。 そして、落ち込んでいた日々に出来なかったことや、 無駄にしてしまった時間を取り戻そうと急に活動的になる。 双極性障害になってから、ずっと私の人生はこの繰り返し。 時々、そんなに苦しいならいっそ消えちゃおうよ。と誰かが囁く。 今なら高いところから飛び降りられる、線路にポンと飛び込める。
出会いは常に別れを内在し、恋愛はパーティーのようにいつしか終わる。 だから恋する者たちは好きなものを持ち寄ってテーブルを挟み、 お喋りをし、その切なさを楽しむしかないのだ。 そう、「花束みたいな恋をした」の主人公、絹ちゃんが好きだった めいさんが書いていたブログの一文。 私は、この「花束みたいな恋をした」を観て、恋愛の難しさを痛感した。 ずっと同じだけ好きでいるなんて無理だよ。 恋愛って生ものだから賞味期限があるんだよ。 現状維持という一見、当たり前のようなことが、
“私と一緒に居れば、もう死にたいなんて思わせない” そんなことが言えた時期もあった。 それなのに今では、時々急に襲われる絶望感と夜の闇に飲み込まれ、真っ暗の中、夜な夜な生きるのが辛いと泣き喚いている。 いつの間にか、死にたいと思う側になってしまった。 明日が来ることが怖くて泣いた。 一生ひとりぼっちな気がして悲しくなった。 幸せそうな人を見ると胸がキュッとなって涙が出た。 浮気されてから人が信じられなくなって苦しくなった。 そんな人を選んでしまった自分が悪いと自分を責め
あと半年わずかで24歳になる。 24歳。 OLになってバリバリ働いて、そこそこ良いマンションに住んで、24歳までに結婚して、そこそこ幸せで、、 そこまで高望みはしていなかったはずなのに、私の描いていた未来と現実は今の段階でかなりかけ離れている。 20歳を迎えてから、“そこそこ”な人生がいかに難しいか、痛感する日々だった。 自分の力だけではどうにもならないことがあると学んだ。 人は簡単に裏切ることが分かった。 一度壊された心は完全に修復ができないことに気づいた。