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雑文漫画まとめ

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雑文+ときどき一コマ漫画
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進め1億火の玉だ

進め1億火の玉だ

さて、昨日ちょっとお仕事の方で会議に出る機会があったのですよ。
結構偉い人の出る会議、というか、一番偉い人と社外取締役みたいな人が出るような会議ね。

実は私のいるところ、コロナの影響をもろにかぶっておりまして、
結構なピンチになっている部分もあるわけなのです。
正直先が見えない状況なので、偉い人も、偉くない人も、みんな不安に押しつぶされそうな日々を過ごしているわけで。

そういった中、偉い人が、

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理系向け料理本のご提案

理系向け料理本のご提案

そういえば、理系向け料理本って何冊かあるけど、私、もっと実験や失敗を前提とした理系向け料理本っていうのがあって良いと思うのですよ。

私は、高校からずっと文系だし、理系の流儀って実はよくわからないけど、「実験」っていうのは、「実験を成功させること」が目的じゃなくて、突き詰めたい事実を確認するためだったり、一定条件における現象を一般化させることが目的なんじゃないかと思うのですよ。

だから、実験に関

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しあわせのかたち

しあわせのかたち

なんかさ、進化のせいなのかどうなのか、前頭葉が余計なことばっかりを、無駄に色々考えるからこそ、悩みとかも生まれるし、苦しんだり幸せになったりするんだよね。

なんかの本で読んだ気がするんだけど、昆虫は幸せを感じることが出来ないんだとかなんだとか。
実はそのほうが進化の極みだったりもするのかもしれないなあ、なんて思ってさ。

遥かむかし、人間という種が知能を持って繁栄するそのもっと前、地球上には別の

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思考のサイボーグ

思考のサイボーグ

思考のサイボーグ化とでも言うのか、ちょっとおもしろい体験をしたので。

先日ちょっと小難しい会合みたいなものに出てきたんですよ。
簡単な討論みたいなのがあるやつね。

資料やらメモやら必要なのでノートPC持ち込んで他の方の発表を開きながらいろいろやるんだけど、まあ、相手のしゃべる内容が正直知らない単語だらけなんですよ。

いつもならもうこの時点お手上げなんだけど、今回は手元にパソコンがあるので、重

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ファインマンポイントとお祓い

ファインマンポイントとお祓い

神様がいるかいないかはわからないけど、「お祓い」っていうのは確かに意味があるんじゃないかって思っているのです…

円周率をずーっと追ってくと小数点以下762桁目から「9」が6個連続で並ぶらしくて、これをファインマンポイントって言うんですよ。

名前の由来は、アメリカの物理学者にファインマンさんという人がいて、彼がこの連続して同じ数字の並ぶ762桁目まで円周率を覚えたいと講義で言って、実際に覚えたか

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あなたの黒歴史、抹消します

あなたの黒歴史、抹消します

ときどき、過去のやらかしのあれやこれやが、突然フラッシュバックしてくることがあって、人前にいるときはなんとかギリギリ平静を保ってはいるんだけど、これが一人のときだと、「うわぁぁぁ!」と転げ回るようなこともあったりするのですよ。

振り返ってみると結構恥の多い人生なんだなあ、なんてため息ついちゃうわけなんだけど、もしもこれ、過去のそういう恥ずかしい黒歴史な思い出達を、自分の頭の中から“なかったこと”

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全てのレイヤーを結合

全てのレイヤーを結合

「目に見える」っていうのは、物体に光があたってその反射を目が捉えて、それを脳が認識しているんだよね?
光が反射しなければ目には見えないってことだと思うんだけど、
「光」っていうのは、宇宙全体からみてそんなに絶対的なものなのかな?

例えばさ、中二っぽく「闇」っていう波動だか粒子だかよくわからないものがあったとしてさ
闇が反射するのは、例えば今の人間で言うところの感情だったり思考だったりするのさ。

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ネコ耳クラウド

ネコ耳クラウド

パソコンとかハードディスクを買い換えていく度に、中にあるデータをどんどん引き継いでいくわけなんだけどさ。
そういう振る舞いって生物の遺伝子みたいだなあって前から思ってるんだよね。
ほら、ハードディスクとかパソコンとかは年々進化していってるじゃん?
たとえば、一番始めに使っていたパソコンの、HD容量をいっぱいにまで圧迫していた過去のデータなんかは、今じゃ、まるごとコピーしても全然余裕だったりするし。

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最後までチョコたっぷり

最後までチョコたっぷり

人間の体って、食事で摂り入れたものからできているわけじゃん?

例えば生きていくうえで十分な栄養素の含まれたチョコレートみたいなものが作れたとしてさ、
それを食べ続ければ、その人の物理的な肉体は、つまり髪や肌や全ての細胞に至るまで、
それはチョコレートで出来ていると言えることになるわけだよね。

100%チョコレートで出来ている女の子とか出来るわけだよ。

バレンタインデーに「実はわたし、チョコレ

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あなたと読みたい

あなたと読みたい

読書を嫌いにさせる方法は
「宿題のように読むことを強制させて、しかも読む本の選択肢を勝手に狭めて、あまつさえ読んだ感想を書かせることだ」
みたいな話をtwitterとかで見たんだけど、まあ確かにそうだよね。

ゲームなんかも推奨ゲームなんかを学校が勝手に用意して、毎日1時間必ずそれをプレイして感想文書きなさいとか言われたら嫌いになりそう。

その一方で、読んだ本の感想を書いてるサイトっていうのもけ

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知恵の実

知恵の実

GoogleのAIが電話でペラペラ喋って、レストランとかヘアカットの予約取ったりするやつ、あれすごいよね。

あんな感じで電話を受ける側もAI化すれば、オレオレ詐欺とかも回避できるんじゃないかとか思うんだよね。

「オレオレ、俺だよ!」とか詐欺師が電話をかけてさ、途中まで普通に老人と喋っていたと思ったら、突然「オマエノ コエハ ニセモノダ!」みたいな、急に無機質な合成音声で返されちゃうの。
電話し

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生命というメロディ

生命というメロディ

樹脂でできた丸い板にちいさな傷をつけて、その刻まれた傷の深さや間隔を読み込むことで音が再生される…
レコードって確かそんな感じだったよね。
円盤につけた傷が記録になる。

例えば自分の持ち物をよく見てみると、あちこちにいろいろな傷がついていたりして、そして、その中には思い出せる傷もあるんだよね。
ああ、これってあの時に付けた傷だって。
自分の脳内にある記憶が再生機となって、持ち物についた傷から思い

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量子論的な私の感情

量子論的な私の感情

そういえばさ、テレパシーっていうか、誰かの頭の中を覗く機械みたいなのがSFによく出てくるけど、実際に自分が頭の中で、何か考えている時って、いわゆる言語化ってされてないよね。

なんかこう、感情がドロドロに混ざり合っててまだ形になっていないような、魔女が煮詰めてる魔法薬の鍋みたいにさ。
もしくは、量子論でいう電子の有り様に近いのかな?
「口に出して言語化する」っていう、「観察」がされない限りは、あく

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