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【緊急投稿】「#京都ハンナリーズ」、目指す景色は何ですか?(2022年移籍市場。その2)【Bリーグ】

 「2代目ミスターハンナリーズ候補」こそ、今オフの京都の最重要補強ターゲット!



 (その1)において、「今オフの京都の理想布陣のアウトライン」を、「外国人/アジア枠/日本人ビッグマン」のみの対応verとして示させて頂きました。
 では、「今オフの京都の理想布陣」、勿論あくまでも「現時点で」ですけど、この「完全版ver」を、下記に示させて頂きます。


 【2022-2023シーズン(今オフ)、京都、「現時点での理想布陣」(2)。】
 (「30分換算でのEFF」を付記。)
 スタメン(テーブス[8.58]-津屋[4.71]-ハモンズ[12.84]-パーカー[×]-ファジャード[×])
 主な控え(佐々木[12.83〈B2〉]、KJ松井[8.37]、半澤[3.30]、竹内公[12.04]、ヒサタケ[15.86])
 他の控え(小西[6.39]、小室[-2.89])



 いま示させて頂いた理想布陣。
 正直、貴重な「生え抜きの若手」である細川の残留に全力を尽くすことも一つの方法かなですけど、「新たなる象徴(旗頭)」になり得る存在の補強、これはコート上もですし、今季の京都は集客面に苦しんだので、「若さ」「スター性」「伸びしろ」の兼備(特に「正PG」「正SG」にはこれを特に考慮してます)を重要視して、上述の布陣になりました。

 新HCが外国人であることを考えると、KJ松井の帰還は「是非とも実現させたい」と。
 「若手の手本」「精神的支柱」「6thマン」としては勿論ですけど、「HCと選手の架け橋役」的な意味合いをも含んでます。KJ松井は、NBAにとても造詣が深いですので。

 ちなみに細川については、三遠が「正SG」が補強ターゲットといわれていて(松脇が争奪戦なので退団濃厚といわれているので、その後継者の位置付けになりますが)、(あくまでも、もしもですけど)求められているのならば、一選手としてならばそれが何よりといえるかもねと。


 今オフの京都、まず第一義的な最重要命題は
 「京都として志向するバスケスタイルの具体的明示」
 これであると自分は強く思ってます。で、キングスのスタイルに照らせば、恐らくですけど
 「トランジション(攻守の切り替え)を重視する、アップテンポなスタイル。イメージ的には広島に近い」
 をイメージしています。というか、京都はいわば「ミドルマーケットの球団」ですので、どちらかといえば「持たざる球団」ですので、いわば「弱者の戦術」を志向するのがよりロジカルでしょう、が理由の一つです。
 まあ正直、「よりアップテンポなスタイル」が自分が好きだから、も理由の一つではあるのですけど。


 そう、いわば昨オフからの広島、あるいは秋田が取り組んでいる方法。
 「自分たちのバスケスタイル」という明確な「旗」をまず示して、「志向するバスケスタイルへの共感」を補強基準にする、というスタイルです。
 そうすれば、昨オフの内田のように、「残りもの的な補充」ということにはならないはずだと。たとえその補強選手が、例えば「B2上がり」の選手でも、「志向するバスケスタイルへの共感」に基づいてであれば、その補強選手は京都で一定以上の輝きを放てるのではとのイメージです。


 いま、補強選手として、「テーブス(宇都宮)」「佐々木(熊本)」「津屋、半澤(いずれも三遠)」「KJ松井(富山)」の5人を示させて頂きました。




 津屋、半澤については、いまリンク添付させて頂きましたけど、「5月20日金曜日」に、京都に創設された「3x3」の球団、「ZIGExN UPDATERS.EXE」への入団が発表されました。どうやら、オンシーズンは「Bリーグ」で、オフシーズンは「3x3」で活動するとのことです。
 そう、これって「フラグ」だよね?と思っていて、津屋、半澤は
 「京都に移籍」か「三遠に残留」
 この2択ってことだよね?と。しかも、京都の「3x3」チームへの入団となると、京都にとっても前座試合で「3x3」の試合を組める、そこに津屋、半澤を参加させられて、メリットがあるのではと。これって「京都に移籍」のフラグってことでしょ?と。

 そう考えると、あとは「正PG」「控えPG」「控えSG」と、充てられるリソースが絞られる。それで導き出した「理想布陣」が、上述の形になります。


 【京都、今オフの補強ターゲットと読む「PG/SG/SFの5人」の選手の簡単な特徴。】
 (1。正PG)「テーブス海(宇都宮)」[8.58]
 (大学ではNCAAに挑戦した経歴。父はSR渋谷、富士通[Wリーグ]などを歴任のBTテーブスさん。
 「パス優先型のPG」で、188cmとSG級の身長。いわば「サイズを大きくした鈴木達」と考えればよいかなと。
 何よりも「華がある」。今オフは「正PGを確約できる球団に移籍希望では」との説があり、「この9月で24歳」と若いことをも含めて、京都にとってはドンピシャ。
 アシストは30分換算で「4.81」だが、これは宇都宮の守備重視のスタイルに縛られての数値であり、正PGを確約させれば、より多くのアシストが見込めるのではと。スティールは30分換算で「1.11」で、水準以上である。
 課題は「eFG%」[今季は「42.2%」]3P成功率は「32.0%」と及第点ギリギリの現況で、3P精度を高めたい。とはいえ、正PGとして固定できれば、「2代目ミスターハンナリーズ」候補としてドンピシャと映るが。)


 (2。正SG)「津屋一球」(三遠)[4.71]
 (「津屋ってる」の愛称で親しまれる。「この6月で24歳」。
 故郷は青森であるが、高校は洛南で、京都にゆかりがある。東海大学時代は主将を務めた。
 聴覚障害持ちで知られ、「デフバスケ」「3x3」と「三足のわらじ」。選手としては正直「成長途上」だが、「向上心」「キャプテンシー」「プロ意識」の高さは、「新たなる旗頭」を必要とする京都にドンピシャといえる。
 選手としては「3&DタイプのSG/SF」。特にFG試投における3P試投の多さが特徴で、今季は試投数の「3P/FG」は「150/262」で「57.3%」3P成功率は「44.0%」、eFG%は「55.3%」といずれも高水準である。
 その一方で、守備面は成長途上。スティールは30分換算で「0.63」と高くない。ただ、ルーズボールへの意識が旺盛なことは大きなプラス。
 課題は「FT%」。試投数が少ないので参考数値だが、今季は「65%」。これをせめて70%台に乗せられればより望ましい。
 今季は2月以降に成長の片鱗を示しており、ポジションは異なるが、まとまった出場時間を与えれば、「木下(名古屋D→大阪)、熊谷(三河→信州)」のように「化ける」可能性は充分にあると映るが。)


 (3。控えPG)「佐々木隆成」(熊本[B2])[12.83〈B2〉]
 (「この5月で26歳」になった。「隆成」と書いて「りゅうせい」と読む。
 最大の特徴は「守備力」と「スピード」。特にスティール能力が特筆で、「30分換算」では今季は「1.53」、昨季は「1.72」。B2であることを割り引いても、かなり高い数値といえるので、守備力は計算ができる。
 攻撃面はやや波があるが、「30分換算」でアシストは今季は「4.96」、昨季は「2.8」「eFG%」は今季は「54.3%」、昨季は「61.7%」と高水準。特に昨季はFT%が「90%超え」であった。
 チーム状況に応じてPG/SGの両方に対応できるコンボガードであることも特徴の一つであり、「6thマン」として適任といえるかと。PG/SGなのに「eFG%」がとても高いのは「バスケIQ」の高さの賜物といえる。
 「B2上がり」であるので、コスパのよさも魅力。ただ、今オフは競合球団が多く出そうな「隠れた人気銘柄」の感があるが。)


 (4。控えSG)「松井啓十郎」(富山)[8.37]
 (「KJ松井」の愛称で親しまれる。「この10月で37歳」のベテラン。
 高校及び大学では米国で学んだ経歴。そのため、NBAに造詣が深い。
 2019-2021の2年間、京都に在籍。「内海の引退セレモニー」でもビデオメッセージを寄せた。
 Bリーグを代表する「3Pシューター」であり、今季は試投数の「3P/FG」は「182/299」で「60.9%」3P成功率は「41.2%」、eFG%は「55.4%」といずれも高水準である。FT%も高く、今季は「87.2%」
 「得点面での爆発力に特化のSG/SF」でならばまだまだ高水準であり、「若手の手本」として最適任といえる。勿論、純粋なる戦力として「6thマン」としてクラッチタイムで起用したい存在ともいえる。特に控えSFは半澤、小室がいずれも「育成要員」的な位置付けであるので、その意味でも重要な役割になりそうな感が。)

 (5。控えSF)半澤凌太(三遠)[3.30]
 (「DF型のSG/SF」。大学[筑波大学]では世代を代表する存在の一人で、学年的には小西、小室と同学年になる。今夏から「3x3」にも挑戦。
 攻撃面は正直成長途上だが、積極的に3Pを打てるので、将来的には「3&D」に成長できる可能性を秘める。
 最大の特徴は守備力で、とりわけスティール能力は「30分換算」で「2.09」と特筆の感(平均出場時間が6分台なので参考数値ではあるが)。ルーズボールに積極的なこともプラス要素。
 現実的な位置付けは、まずは小室との競争からか。ただ、守備力で高い水準を示せれば、一定の出場時間を得る可能性は充分にある感が。)



 津屋、半澤が「補強リストにある」と考えて、あとの3人を考えると、
 「テーブス」「佐々木」「KJ松井」
 と導き出した感じです。

 今オフの京都において、最重要補強ターゲットは
 「『2代目ミスターハンナリーズ』になり得る『若きライジングスター』」
 と自分は思っていて。これに最適任なのは「テーブス」ではと。

 テーブスが移籍市場に出る説がもし現実になるとした場合、
 「正PGを確約できる球団」
 といわれていて。「京都の新たなる象徴」としてラブコール、と考えると、可能性は充分にあるといえるのではと。
 いまの宇都宮では、安齋HCのスタイルは、ある種「鵤ありき」なんですよね。純粋に「PGとしてのスキル」でならば、テーブスがより上回ると思うのですけど、「バスケIQ」「守備意識」という意味では、鵤ということになるのかなと。

 そう考えると、テーブスにとって必要なのは
 「自分を正PGとして必要としている場所」
 ではと。


 それにテーブスって、「スター性」を感じるんですよね。
 いまの京都にとって最も求めているのは、この「スター性」と思っていて。そのような存在が「集客面の向上」にも直結するのではと。

 ビッグマンの補強ターゲットとして「ヒサタケ(三遠)」を挙げましたけど、「魅せるプレーが特徴」という意味では、テーブスもヒサタケも(あるいは琉球の並里にもいえますが)、相通ずる感じなんですよね。


 テーブスと共に「デュオ」を組む「正SG」で、津屋を挙げました
 ちなみに津屋は、SR渋谷も移籍先候補といわれてます(ただ、SR渋谷では多くの出場時間を見込めないだろうと思うので「まずないと思うけどなあ」と思ってます。その一方で、滋賀ならばワンチャンあり得るかもですが)。

 津屋は、「きっかけ」があればポーンと伸びる可能性を秘めていると思っていて。現時点では「粗削り」の感じがありますけど。
 イメージ的には、ポジションや選手タイプが異なりますけど、
 「木下(名古屋D→大阪)」「熊谷(三河→信州)」
 に重ね合わせるイメージです。伸びしろが開花できれば、「新たなる象徴(旗頭)」としてとても適任といえるのではと。

 特に、津屋の「向上心」「プロ意識」
 京都の課題といえる「負け癖のカルチャーの打破」にはとても適任であると映ります。


 で、「テーブス」「津屋」「佐々木」で「京都版の『若手三銃士』」のイメージでいます。
 「控えPG」に佐々木を推す理由は、「スティール能力」及び「バスケIQ」です。今オフの京都の課題として「失点数の抑止」があると思っていて、「DF能力が高いPG/SG」として、佐々木はとても適任といえると。
 B1のリズムに適応できると判断できれば、いわゆる「クラッチタイム」で、テーブスとの同時出場(SGとして)の機会を多く持てるだろうのイメージでいます。


 ですけど、テーブスはともかく、「津屋」「佐々木」「半澤」は、「伸びしろに託す」域を正直出ません。
 ですので、「若手の手本」「精神的支柱」が絶対に必要になってくる。それと、「プレーの質を一定程度計算できる存在」が。
 その意味で、「KJ松井」はとても適任の存在といえるのではと。
 いまはわかりませんけど、京都時代は家族も京都でともに住んでいて、馴染んでいたと伺います。今季の「京都での富山戦」でも、KJ松井は京都の選手と明るく談笑しており、京都への帰還に、大きな支障はないように映る。

 それに、豊富な経験を持つ「KJ松井」ほど、「新HCと選手の架け橋役」として最適任な存在はいないのでは?と映るのです。
 一バスケファンとしては、KJ松井は「テーブスと同じくらいに、補強実現に大きなリソースを充てて然るべき存在」と正直思ってます。
 そう、「KJ松井の帰還の実現」は、今オフの京都において、特に優先順位が高い一つであるのではと。
 高校・大学時代の活躍もあって、知名度が高い、いわば「スター選手」であるので、その意味でもなおさら「機関の実現を強く願う存在」と映ってます。


 正直、今回示させて頂いた「現時点での理想布陣案」。
 来季のイメージは、理想布陣案がイメージ通り機能できるとして、「勝率.400~.500」に到達のイメージです。ただこれは、特に今季の選手編成に比しての意味合いも含めて、
 「テーブス、津屋、佐々木の『若手三銃士』が『伸びしろの開花』が叶うか」
 が、とても重要になってくるイメージでいます。

 正直、今オフの京都が、最終的にどのような選手編成になるのか?と。
 特に、テーブスが「移籍市場に出る」かどうか。移籍市場に出ない場合、考えられる正PGの質が落ちる可能性が生じて、「スタイルの構築」に大きな影響が起きるリスクが高くなります。いまのBリーグは、外国人ビッグマンが特に得点面で大きな比重であることもあって、PGの重要性が上昇傾向にありますので。
 仮に「移籍市場に出る」場合、「正PGが要補強ポイントの球団」の観点で考えると、京都か三遠かでならば、京都の勝機は充分に考えられると映りますが。


 それと、とても気に掛かるのが、前山マネージャーの解任で、では新マネージャーに誰を招聘するのか。
 わざわざ解任するのだから、後継は「全くの新人とは正直考えづらい」感じがあります。
 そう考えると、前山マネージャーと同等以上のマネージャーって誰?と。
 自分の中では、一人しか思い浮かびません。尤も現所属球団が手放さなさそうな感じがありますが。




 うん、三遠の「早坂咲輝マネージャー」
 早坂さん以外に、適任者はいないでしょう?と。
 「選手と共に戦える『13人目の選手』」として、誰よりも最適任ではと。
 津屋、半澤、ヒサタケと、三遠の選手を補強候補に示したのも、前山MGの後継のマネージャー候補は三遠の早坂MG以外には想像できないからが理由ですので。

 とはいえ、です。現実的には、「三遠が早坂マネージャーを手放すとは思えないけどなあ…?」と。実際、三遠はチームスタッフの退団・放出ラッシュですけど、早坂マネージャーは現時点ではこのリストにいません。「アシスタントGM」的な立ち位置を兼ねさせる説もあるほどですし、少なくとも三遠では選手からとても慕われているのが伝わります。
 三遠に残留か、(故郷である)北海道か、それ以外はとても想像しづらいけどなあ…、と。

 とはいえ、です。自分は「現実的には考えづらい」と思っていますけど、
 「三遠が『千葉の大野篤史HC』を新HCに招聘したがっているの説」
 これがもしも現実になる場合は、「京都が早坂マネージャーを新マネージャーで招聘する」は起こり得ると。
 というか、早坂MGを後継で招聘するでない限り、これほど選手に慕われている前山MGを解任する「納得できる理由」が思い浮かばないのが、正直な感覚なんですよね。うん、「前山MGの解任は、どうしても未だに納得できません!」と正直感じてます。


 いずれにせよ、今オフの京都。
 最終的にどのような選手編成になるにせよ、

 「来季開幕時のロスター確定の発表のときに、『京都として志向するバスケスタイルの具体的明示』を強く御要望させて頂きます!」

 このことを、強く伝えさせて頂く思いです。


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