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【OOTP】OOTP25、プレイ日記(2。カスタムモード、豪州DBL、シドニー、2年目)。



 2年目突入に向かう、実質初めてのオフ。「嬉しい誤算」も「思わぬ誤算」もあった。でも、「若き新たなる抑えの補強」や「ログレスとの契約延長」ができたから、プラスなオフ。一方で、「オブライエンとの契約延長が、1年後にある」。今季はこれを意識する年に。






 1年目(2024年)。「63勝87敗、勝率.420、8位(最下位)」。
 意識的に若い選手中心(全員が20歳代)で固めたので、結果への悔しさはありますけど、過程への後悔はないです。
 それに、「最下位からのスタート」、面白いじゃない?といえますし。
 何故って、「ここからは登っていくだけ」とシンプルですから。

 とはいえ、「最下位」で迎えるオフで、しかも選手総年俸を考慮しながら(総年俸の関係で、放出が決まっている主力もいる)、になってきます。
 その一方で、足りていないところをピンポイントで補強の必要がある。

 1年目の構図をみると、


 「メルボルン(優勝。RS1位)」「タスマニア(準決勝。RS2位)」
 (→資金力と戦力では、この2球団が抜けてる。
 それぞれ「W.Blake」「E.Abbey」という絶対軸がいて、投手も強力。)

 「ケアンズ(準優勝。RS3位)」
 (→準優勝だが、資金力はワースト2。ただ、「G.Hackworth」という、確実性に優れる中心打者を擁している。)

 「ブリズベン(準決勝。RS4位)」「アデレード(RS5位)」
 (→資金力を持つ。補強次第では、来季は優勝争いも。)

 「ゴールドコースト(RS6位)」
 (→資金力はトップレベルだが、コスパ悪いベテランが多い。立ち回り次第でどちらにもなり得る感じが。)

 「パース(RS7位)」「シドニー(RS8位。自分)」
 (→資金力に劣り、全体的に若い。裏を返せば登っていくだけだが、楽観的に見ても来季は「勝率.500」が現実ターゲットか。)


 …という訳で、まずは補強に臨むことになります。




「ドラフト全体1位」での補強、「Lewis Van Harden」(22歳)。
球団方針として「20歳以上(ある程度計算できる確率が上がるから)」
「性格」を特に考慮する。それをもクリア、しかもポテンシャル80!
まさしく「球団の貴重な希望」。ポジションは「OF全般/1B」。
選手タイプは「出塁特化型」、自分好みで、「C.オブライエンと似たタイプ」。
最短ならば、今季終盤でのデビューかなだが、恐らくデビューは来季。
順調に育てば、来オフの早い段階で「8年程度の長期契約」に踏み切るかな。
C.オブライエンと、来オフに長期契約が控えてるし(イメージは「40M×8年」)、
同じタイミングでするのも何かのご縁かなと。



「ドラフト2位」。「Geni Subadio」(22歳。SS中心のIF)。
選手タイプは「守備走塁に優れる遊撃手」。
ただ、ポテンシャルが額面通りならば「ギリでDBL(1軍)」。
ドナルドソンと二遊間でコンビ結成がベストシナリオだが、
ドナルドソンの後継者か、あるいは控え・3A止まりか。
とにかく順調に育って欲しい、内野手ができて、しかも走力型って、
自分の野球スタイルにドンピシャであるのだから!



今オフ最大の課題、「ルイス・ログレスとの契約延長」。
「打率.260、2桁本塁打」を計算できる「強打の右の三塁手」の稀少価値。
目安は「10M強×4年」程度でまとめたいが理想であったが、
なんと「8M×3年」、思ったより格安でまとまった。
中長期的構想の選手。昨季は最終的に5番に収まったが、
今季の中軸としては勿論、3~5年後も重要打者でいて欲しい!



今オフの課題の1つ。「勝利の方程式」の確立。
オフ第1の補強として、「21歳」ととても若く、
昨季終盤にパースで抑えに座った「Senen Mckinley」を補強。
実質的には、ゴールドコーストを絡めた三角トレード。
(今オフの課題の1つ、「バスコロ・マシューズの放出」をゴールドコーストへ、
で、そこそこのプロスペクトと指名権を絡めてパースから補強。)
イメージは、昨季の抑えの「Burt Humphries」と抑えを競わせて、
最終的に、中長期を含めて抑えに君臨できるとよりベストと。
「最低年俸が2年分を含めて、4年コントロールが確定」なのも◎!
尤も活躍次第では、「早めの長期契約」に踏み切る可能性も。



今オフの打線の要補強ポイント、「2番・中堅手」。
これにドンピシャが「Jio Kathirithamby」(24歳、CF、ケアンズ)。
余剰戦力化の「L.カートスウィーリョ(OF)」「D.ジェイミソン(IF)」を絡めて補強。
自分好みの盗塁能力型は勿論だけど、CF守備にも優れることも◎。
(昨季の正中堅手、キングダムはDH[たまにLF]に回したいから。
ZRが「-13.2」、これではCFは厳しいと判断。)
絶対不動の1番、「W.エナーリア」の「快足1,2番コンビ結成」に期待大。
尤も肩が弱いので、「CF特化での起用」のイメージ。



FA市場で、「Julian Henare」(SP、25歳、パース)を補強。
「8M×2年」。2年で区切ったのは、現有戦力の若手先発との兼ね合いや、
来オフのC.オブライエンの契約延長への柔軟性を持たせるため。
当初はFA補強の構想はなかったが、「若くて安価な先発」が1人はいた方がいい、
との判断から方針変更。性格的にも問題ないと判断。
(能力値的に8Mはやや高いけど、予算の範囲内には収まるので。)
M.グレンフェル、C.エナーリアに次ぐ「先発3番手」で開幕の構想。



12月11日、抑えの「Burt Humphries」が「先発をやらせろ」と要求。
チーム構想的には勿論、能力値も「スタミナ35」なので先発転向はNGだが、
「不満分子化リスク」と判断して、放出を決断。
このトレード要員での補強が、昨季終盤から注目していた
「Agnes Backett」(RP、23歳、ゴールドコースト)。
昨季はゴールドコーストで23S。まだ若いので、契約延長も恐らく安価と判断。
8回で構想。故に「A.ライダー-A.バケット-S.マッキンリー」と、
リーグ最高レベルの「勝利の方程式」が完成。
これに、長期離脱から復帰の「B.ウォーレス」が、負傷前と同等程度の輝きならば
「抑え、セットアッパー級が合計4人」ととても強力になる。
(というか、B.ウォーレスは今季から「8.5M×3年」の大型契約。
機能してもらわないと厳しい、だからなおさらとても期待してる!)



年明け早々、選手編成をすると、昨季に52試合登板ながら
炎上を繰り返して、今オフに最低年俸が終わり年俸上昇の
「ムルヨ・カートディアージョ」の余剰戦力化リスクが判明。
トレードを即断。で、補強したのが
「Lucas Renoir」(RP、27歳、パース)。
理由は「左の救援投手」で、しかも性格が「Fan Fav」。
「救援投手により厚みを」かつ「ファン数向上」、まさしく「一石二鳥」。
「2.5M×2年」が残っていることもプラス。
よほど炎上を繰り返さない限り、中長期的構想の一員になりそう。
(不良債権化の場合、「3Aに落とせない」リスクもあるが。)
…って、読み方は「ルカ・ルノワール」、そう、
歴史上の有名な画家で「ルノワール」、同じ名前だ!と。
(フランス人。国際色が豊かなのも、OOTPの進化を感じます。)



2月中旬。スプリングトレーニング開幕初日。
ここで、FA市場で思わぬ売れ残りが。
「Justice De Jong」(3B、25歳、アデレード)。
「打率特化型」(なお単打マン)で、打撃を計算できること。
肩が強いので、3B守備の質がより高まること。
L.ログレスを二塁手に回して、A.モーガンシュタインを本来の「10人目の打者」に
回せて、モーガンシュタインをUTで柔軟に運用できること。
そう、「4M×2年」と安価での補強に成功(FA当初は「8M×4年」を要求していた)。
「6番・三塁手」でならばドンピシャ。ログレスを正二塁手に回すことで、
併殺奪取の可能性は落ちるけど、打線が整うからむしろ戦力アップと。
デヨング自身もまだ若いので、向こう数年の戦力になれれば。
(尤も「Greed持ち」であることは少しネックではあるが。)



 オフの補強は、「嬉しい誤算」「思わぬ誤算」の両方がありましたけど(これを含めて、移籍市場のリアルを体感できるのが「OOTPの長所」と思っているので)、選手総年俸を抑えつつ(それでも150M近くにはなる。昨季終了時は「73.9M」なので、つまり2倍以上)、「勝率.500を現実的とできる戦力」にはできたかなと。
 そう、「カスタムモードでよかった」と改めて感じるのです。現実のMLBモードでだと、「マイナーオプション」だの「年俸調停期間が3年ある」だの、それと「ルール5ドラフト(この枠での補強選手は、1年間は3Aに落とせない)」だの、制約が多くて自分には合わないと。


 ちなみにDBL全体では、オフの移籍市場での最大のトピックは、

 「FAの2トップ、『Adrian Wakefield(27歳、RF、ブリズベン。球界no.1のパワーで、昨季は6週間の負傷離脱も「29本塁打」)』、『Tom Curnow(31歳、CL、ケアンズ。球界no.1の抑え)』を、アデレードが両獲り」。

 「昨季の最高打者賞に輝いた『Warren Blake(23歳、LF、メルボルン)』が『4年の契約延長。うち2年目の2026年からは44M×3年』」。

 この2つです。ブレイクが44M、A.ウェイクフィールドが32M(×4年だが、1年目終了後にオプトアウト権)ですので、C.オブライエンは、やはり「35M~40M×8年」でないと、まとまらないだろうなあ…と。
 さらに述べれば、C.オブライエンとの契約延長が、来オフの「ぶっちぎりでの最重要命題」である訳ですが、それで他の手持ちの選手との契約延長(若い選手が多いので、全員をそのまま残すと予算オーバーになる訳で、「誰を残して誰を見切るかの取捨選択の適切さ」はマストになる訳ですが)に失敗したら、意味が大きく減退しかねない。
 やりがいを感じる一方で、来オフ、C.オブライエンとの契約延長に臨むとき、どのような景色が待っているのだろう…が、いまの正直な感覚です。



 2年目のシーズン。投打共に、代わる代わるの大スランプ選手が発生。5月下旬から大失速に陥り、2年連続の最下位フィニッシュに。


 という訳で、6週間に設定した「スプリングトレーニング(NPBでいうオープン戦)」を経て、の開幕です。
 今季のオープン戦では、やり方がわかってきたので、数人の選手の「守れる守備位置を増やす」を、特に意識しました。これにより、選手編成により幅を持たせられますから。

 ちなみに自分の場合、普段の試合は完全手動ですが、オープン戦の試合は、打順と先発投手の設定だけはするけど、試合進行は自動にしてます。そうでないと、さすがに時間が持ちませんから。
 …で、今季、つまり2年目(2025年)の開幕になります。



 【「シドニー・ドリームズ」、スタメンの変遷。】

 (1)開幕スタメン(4月1日)。
 (正遊撃手のドナルドソンが、オープン戦の最終戦で負傷。そのため、UTのモーガンシュタインが「遊撃手の開幕スタメン」に。)

 1(左)Wibowo Ernalia(25歳。残り5年)
 2(中)Jio Kathirithamby(25歳。残り3年)
 3(一)Christopher O'Brien(25歳。残り2年)
 4(DH)Rafael Kingdom(28歳。残り3年)
 5(二)Lewis Logres(26歳。残り4年)
 6(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 7(遊)Alex Morganstain(25歳。残り3年)
 8(捕)Jay Bright(27歳。残り3年)
 9(右)Adam Gray(26歳。残り2年)


 開幕スタメンは、ドナルドソンの直前での負傷は誤算でしたが、「困ったときのモーガンシュタイン」ですので、とても助かりました。離脱がオブライエン、W.エナーリア、キングダムとかだと(特に「得点期待値」の面で)ダメージが大きいですけど、ドナルドソンだと、攻撃面でのダメージは最小限ですので。

 開幕戦は、パース相手に、9番のグレイの決勝2点適時二塁打で「2-0」の完封リレー勝利。
 ですが、開幕直後から、今季も激動の感じになりました。


 4月3日 開幕3試合目で、「2番・中堅手」の「J.カシリハンビー」が3か月の長期の負傷離脱。
 4月20日 「9番・右翼手」で開幕スタメンで、今季は打率.300超え、盗塁量産と絶好調であった「A.グレイ」が4か月の長期の負傷離脱。

 しかも同じ日に、内外野の全ポジションに対応できる「A.モーガンシュタイン」も負傷離脱(離脱期間は2週間強だが)。
 (この2つは、「外野手のやりくり」に加えて、「野球スタイルの生命線である盗塁能力を持つ3人のうちの2人」を一気に失ったことで、戦術的な大ダメージになりました。その上、「困ったときのモーガンシュタイン」を封じられたことが、なおさらのダメージになりました。)


 4月14日 「最低年俸で4年保有できる」、若くてスタミナに優れる右の先発投手の「Christopher Maxwell」を、ゴールドコーストからトレード補強。先発3本柱には入ってくるとの読み。
 5月14日 今オフにパースからトレード補強した、若き抑えの「セネン・マッキンリー」と、「7年の契約延長(3年目である2028年からは「13M×5年」)」。思ったよりも資金がかさんだこともあり、今オフにゴールドコーストからセットアッパー(8回)で迎えた、同じ若手の「アグネス・バケット」を、抑えが確立されていないケアンズに放出(いまのまま残したいけど、いずれ高騰して保有し切れないが明らかとの判断から)。これにより、今季の勝利の方程式は「ライダー-ウォーレス-マッキンリー」で確定。
 これにより救援投手に枠が空いたので、パースから、昨季に52試合登板の「ムルヨ・カートディアージョ」をトレード補強で呼び戻した(パースでは8回を務めていた)。


 5月23日 昨季の5月に肘の負傷(Torn UCL)で12か月間の負傷離脱になった、救援投手の「ザッカリー・グラウズ」が、復帰直前と思われてたときに「Torn UCLを再発」で15か月間の負傷離脱。2回連続でTorn UCLなので、復帰は恐らく来季の最終盤、しかも3Aでのリハビリが不可避なので(見極めの意味でも)、今季からの「6.5M×3年」のうち、まるまる2年のドブ行きが確定。
 何がきついって、救援投手の軸の1人(勝利の方程式入りをも視野に入れた、準セットアッパー的な起用)で構想していたのに、2回連続での肘の負傷で、能力値の減退が濃厚なこと。
 復帰までに、救援投手の選手構成で何が起こるかわからないのでではあるが、いまのままだと「6.5Mに見合わない」のリスクの可能性がより有力、そうなると「『年俸をある程度負担&指名権を付ける』をしてでも、全力で放出に動く」にならざるを得ない可能性が高いこと。
 あるいは状況次第では、「救援投手の貴重な1人だし、負け試合をも含めての起用ならば」で残す可能性もあり得るが。いずれにせよ、本人にとってもだが、チームにとってとても痛恨な誤算。


 5月29日 昨季終盤から起用されて、今季は開幕ローテを勝ち取っていた期待の若手左腕の「Mark Taylor」(最低年俸であと2年保有可能)が、フライボーラー化した上に、直近で2試合連続で大炎上。故に見切りを付けて、ブリズベンに放出。
 6月14日 今オフにFAで補強して、先発3番手(マックスウェル入団後は先発4番手)を務めていた「ジュリアン・ヘナレ」が、「12試合、58.2投球回、0勝3敗、WHIP1.43」と期待を裏切る。「8M×2年」の年俸に見合わないとの判断もあり、ゴールドコーストにトレード放出。交換での補強は、スタミナに優れる右腕の先発投手の「Avizale Aguilar」。「2.2M」と安価。すぐさま「3.5M×1年」で契約延長。


 今季も、昨季と同等以上に、開幕から激動の感じで。
 特に、外野手の相次ぐ負傷離脱(外野手もですし、むしろ「盗塁能力を持つ選手の」ということが、自分的にはとてもダメージでした)もですし、8回で構想していたバケットを放出せざるを得なかったことや、先発3番手で構想していたヘナレを、わずか2か月で見切りを付けざるを得なかったこと、誤算の連続であることが伝わるかなです。

 今季は、開幕から絶対エースのグレンフェルが絶好調で、開幕から11試合連続で「6投球回以上」で、「WHIPのリーグ1位」を快走(これは、昨季は「5人ローテと6人ローテの併用」であったのが、今季は「6人ローテで固定できるようになった」ことも恐らく大きいかも)。
 救援陣も、7回以降での「ライダー-ウォーレス-マッキンリー」(ライダーとウォーレスは、相手打線の並びで逆になることもあるし、状況次第では、デンプスター、カートディアージョが方程式で起用されることもある)に持ち込めれば、「よし、今日は勝てる」と。


 ですけど一方で、苦しんだのは打者陣です。
 4月は、「オブライエン」「キングダム」「デヨング」の3人が大不振(3人共に、打率が.220を切っていた。特にデヨングは、確実性の特化型にもかかわらず、4月は「打率.151」)。
 この3人がこのままで終わるはずはないので、5月以降は復調するだろう(実際、3人共に復調した)と。しかし今度は、5月になると、ログレスが大不振に陥った(4月は「打率.306」と打ちまくっていたのが、5月になると突如の大スランプに陥り、6月9日には「打率.227」まで落ち込んだ。そのときには「40打数3安打」であった時期もあった)。その上、6月になると、絶対不動の1番であるW.エナーリアが大不振に陥ってと。

 ただでさえ、シドニーの打線は、ドナルドソン(遊撃手)、ブライト(捕手)と、「自動アウトが2人」いて(自動アウトとわかって起用しているのは、それぞれ球界no.1の守備能力であるが故ですが)、その上、外野手のレギュラー2人が長期の負傷離脱である影響で、正中堅手は、本来は第4外野手で構想の「K.イングランド」が務めることになったのですが、盗塁能力と守備はピカイチですけど、昨季の打率は「打率.156」。故に打撃に多くを期待はできない訳で、「自動アウトが3人いる」状態で、その上に中心打者が、かわるがわるの大スランプで。

 故に、いわゆる「貧打」。ただでさえシドニーの場合、先発投手がどうにか5回持って(4回くらいで降りることも少なからずですが)、救援投手を次々と注ぎ込んで競り勝っていくスタイル(傾向)ですので、救援投手がどうしても登板過多になりがちです。それ故に、救援投手を少しでも楽にできるには、打線の援護がなおさら不可欠です。
 ですけど今季は、「W.エラーリアが出塁&盗塁、オブライエンがつなぐor四死球で出塁、キングダムが仕留める」(これにログレスやデヨングが絡む形だと、より理想ですし、本来ならば2番に盗塁能力を持つカシリハンビーが務めて絡んでいく形を描いていましたが)、これができないと、ほぼ「詰み」になると。


 で、今季は、5月下旬までは、「4連勝以上もないけど、4連敗以上もない、勝率.500ペースでずっと推移」でした。ですが、5月末(55試合目~57試合目)でのアデレード戦、6月上旬(64試合目~66試合目)でのパース戦で、「3タテを献上」が2回起きた。で、アデレード戦での3連敗以降で「6勝15敗」に陥り、折り返しの「75試合目」の時点で「33勝42敗、借金9、最下位」に。



 (2)5月23日(49試合目)。

 1(左)Wibowo Ernalia(25歳。残り5年)
 2(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 (復調傾向で、確実性タイプなので、代役的な2番で起用。)
 3(一)Christopher O'Brien(25歳。残り2年)
 4(DH)Rafael Kingdom(28歳。残り3年)
 5(二)Lewis Logres(26歳。残り4年)
 6(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 6(右)Alex Morganstain(25歳。残り3年)
 (「困ったときのモーガンシュタイン」。いると全然違う!)
 7(遊)Bill Donaldson(27歳。残り3年)
 8(捕)Jay Bright(27歳。残り3年)
 9(中)Kade England(23歳。残り3年)


 (3)6月24日(79試合目。L.Van Hardenがデビュー)。

 1(中)Wibowo Ernalia(25歳。残り5年)
 2(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 3(一)Christopher O'Brien(25歳。残り2年)
 4(DH)Rafael Kingdom(28歳。残り3年)
 5(左)Lewis Van Harden(22歳。最低年俸が残り4年)
 (尤も順調に育ちそうなら、今オフに長期契約の構想だが。)
 6(二)Lewis Logres(26歳。残り4年)
 7(右)Alex Morganstain(25歳。残り3年)
 8(遊)Bill Donaldson(27歳。残り3年)
 9(捕)Jay Bright(27歳。残り3年)


 折り返しを少し過ぎた、6月24日(79試合目)。
 ここで、昨季の「ドラフト全体1位」にして「球団の未来」である「ルイス・ファン・ハーデン」のデビューに踏み切りました。
 1A、2Aをそれぞれ1か月で通過。当初は、8月初旬のデビューをイメージしていましたが、3Aであまりに打ちまくっていることと、今季のチーム全体で、負傷者や不調者の続出で「貧打に苦しんでいるので、起爆剤が必要であったチーム事情」もあり、前倒しを決断しました。

 これと同時に、「no.2プロスペクト」である「ジェニ・スバディオ」も2Aへ。走力を活かすため、内野手全般に加えて、外野の両翼も習得です。
 「no.3プロスペクト」が、救援投手の「Gary Neal」。ニールも2Aに昇格。

 実は今季のドラフトは、不作と判断したことや、目先の整備がどうしても必要であった事情もあり、指名権を全放出しました(トップ3は放出したくなかったが、ロッタリーに負けて「全体1位」ではなくて「全体2位」になったことも影響です。それと、とにかく資金が必要の事情もあります)。
 だからこそ、いまの手持ちのトッププロスペクトはなおさら重要になってきます(尤も「ギリ1軍戦力」が現実目標のポテンシャル値ですが…)。
 (というか、トレードは最初に設定で、難易度を「最もeasy」に設定しているんだけどなあ…。)



 …で、7月7日。当初は7月13日に設定していた、今季の「ドラフト」及び「ロスター枠拡張」を、1週間前倒し(これが許されるのも、「カスタムモード」のよさです)。
 ここで、5月中旬からずっと検討してたことを、決行に踏み切ります。


 (1)パースとのトレードで、「ラファエル・キングダムを放出」で、「Prakoso Layarを補強」。これにより「絶対的な長距離砲」と「強肩の右翼手守備」の2つを同時に確保(現行契約は来季までだが、基本的には延長が前提のイメージ)。

 (2)これに付随で、救援投手の「ムユロ・カートディアージョ」をケアンズに放出(交換要員は、一時ケアンズに放出してた、左の救援投手の「ウェイン・デンプスター」。デンプスターを一時期放出してたのは、「Fan Fav」持ちの右の救援投手の「Charles Driscoll」を補強したかったため)。
 また、見切りを付けた、しょぼいプロスペクトで、昨季序盤に在籍の「Captain」持ちの「ランス・ボウデン」(1B/LF/RF)を呼び戻し(成績的には多くの期待はできないが、Captain持ちはとても貴重。今後、全体的な総年俸上昇が確実な意味でも、安価で保有できることも◎)。




「プラコソ・レイヤー」。1年目の記事で、「リーグの主要な6人」に挙げた。
「28歳、パースから補強」。昨季の本塁打王(34本塁打)。
球界no.2のパワー、最高レベルの選球眼、そして最高レベルの強肩。
ファン・ハーデンが左翼手メインと判断で、正右翼手が要補強になった事情が。
(故に年俸面を含めて、キングダムを放出せざるを得なかった。
キングダムは今季、DH&左翼手がメイン、そう、ポジション事情。それと、
「The・長距離打者」がとにかく必要。オブライエン、ファン・ハーデンを活かすために。
現況ではパワー型自体が稀少。故に、いまどうしても、レイヤーを獲りたかった。
契約延長時の割高リスク?とっくに覚悟の上です!)



 今オフは、「オブライエン」「プラコソ・レイヤー」が同時に、長期大型契約が待っている。それに、「ファン・ハーデン」「マックスウェル」も、このタイミングで長期大型契約に踏み切るかもです。故に、選手の総年俸は、確実に大幅に上昇します。
 「誰を残し、誰を手放すのか」、今季の後半は、「見極めに充てる」ことにしようと。

 で、レイヤー補強の時点で、「39勝51敗」(折り返しのときより、借金が「9→12」と増えている…)。ですので、長距離砲の確保が叶うことで、少しでも巻き返しを、ということもあります(一方で、5位以下ならばロッタリーの恩恵にあずかれるから…もある訳ですが)。



 (4)7月7日(91試合目。レイヤー補強後の1試合目)。

 1(DH)Wibowo Ernalia(25歳。残り5年)
 (ファン・ハーデンは守備に就かせたい。故にDHメインに。
 尤も現実的には「DHローテ」を用いてますが。)
 2(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 3(一)Christopher O'Brien(25歳。残り2年)
 4(左)Lewis Van Harden(22歳。最低年俸が残り4年)
 (デビュー後、いきなり打ちまくってる。故に4番に。)
 5(右)Prakoso Layar(28歳。残り2年)
 6(二)Lewis Logres(26歳。残り4年)
 7(遊)Bill Donaldson(27歳。残り3年)
 8(捕)Jay Bright(27歳。残り3年)
 9(中)Jio Kathirithamby(25歳。残り3年)
 (復帰したが、打撃の状態でデヨングと比較で、この打順で。)



 その後、2日後の7月9日に、左の救援投手no.1(かつ、昨季は8回、今季は7回を務めていた)「アレックス・ライダー」を、パースに放出。理由は「今後の選手総年俸を考えると、支払い切れない可能性が高い」「そのような中で、トレード要求をしてきた」「Fan Fav持ちの左の先発投手、Anfernee Stearnsを獲れる」と、好条件が来たからです。
 尤もこの、「アンファニー・スターンズ」、実はトレード補強の前日に負傷。で、トレード翌日に診断が出て「肘の負傷、全治8か月」、つまり復帰は来季(恐らく開幕戦には間に合う)。オフにFAでしたので、「10.6M×2年」で契約延長をしました。

 で、7月20日。「ランス・ボウデン」をアデレードに放出(再トレード)、交換要員は、昨季に所属の「Ivan Kartosuwiryo」(1B/LF/RF)。
 29歳、チーム最年長になり、昨季は8月に、総年俸の関係で放出をしました。何故呼び戻したかというと、


 ・「L.ボウデンと同様に『Captain』持ち」

 ・「右打者。対左投手のプラトーン中心で起用できる」
 (L.ボウデンは左利き。右打者だと起用の柔軟性が高まるから。)

 ・「正中堅手で構想の、J.カシリハンビーの打撃が上がらない」
 (2番の座をデヨングに明け渡し、起用時は9番が基本型になってた。
 守備をやや犠牲にしてでも、カートスウィーリョの起用の方が、下位打線の打撃をより高められるのではと[ドナルドソン、ブライトが自動アウトなので、なおさら]。)

 ・「Eye(選球眼)が70。これで、オブライエン、レイヤーと共に『選球眼トリオ』を形成できる(出塁率を高められる)」
 (出塁率は、盗塁能力と同等以上に、自分の野球の重要指標。)

 ・「守備が拙く、確実性にもむらがあるが、Captain持ちで、しかも負傷耐性が『Iron Man』」


 で、すぐさま、契約延長の交渉へ。ただ、「対左投手を中心で、レギュラーは確約できない」イメージでいたこともですし、オブライエンやレイヤーなどとの契約延長交渉をも考えると、あまり資金は投資できない。
 で、結果はというと…。


 ・「8.5M×5年」。3年目終了後に、「選手側にオプトアウト権」「球団側にチームオプション]、つまり事実上の相互オプション。
 →つまり、実質的には「8.5M×3年」。


 ・「レギュラーでの契約」。ただ、「好不調の波の激しさ」「守備面でのリスク」「来季にオーバー30に突入」を考慮すると、基本給は抑えたい。故に「500打席を超えれば、出来高で2.5Mを追加」、つまり「基本給を抑えて、出来高を厚めに」(出来高が加わると11M)。

 ・結果、カートスウィーリョがレギュラークラスと考えると、カートスウィーリョは「DH(指名打者)メイン、たまに左翼手」。で、当初に「DHメイン」で構想していた「W.エナーリア」は、走力をも考慮で正中堅手に玉突きに(ファン・ハーデンは正左翼手で固定したいので)。
 これにより、当初の正中堅手のJ.カシリハンビーは、実質的には「第4外野手」の位置付けに(カートスウィーリョとの併用ではあるが)。


 で、7月27日、I.カートスウィーリョとの契約延長がまとまりました。

 で、7月29日。今季は先発3番手を務めていた(マックスウェルが負傷続きで結局ほぼ投げられなかったので、実質的には先発2番手ですが)、「カーヨ・エナーリア」を、ブリズベンに放出を決断。理由は3つあって、
 「先発投手の頭数の問題(『3Aに落とせない選手』のことを考えると、1人整理する必要があるという判断から)」「準セットアッパーが必要(勿論、コスパに見合いそうかに照らしてですが)」「C.エナーリア自体が、いまのままだと中長期構想から外れそうという判断」。
 で、C.エナーリアをブリズベンに放出で、アデレードから「Adrian Wedemeyer(右の救援投手)」を「準セットアッパー」として補強。今オフにFAなので、すぐさま「8.5M×2年」で契約延長。

 え?それだったら、あれほど「左の救援投手でリーグno.1として重宝していたライダーを、放出する必要がなかったじゃん」となるかなです。ですけど、「選手総年俸の壁」には抗えない。

 ちなみに、A.ウェデマイヤーは、昨季はブリズベン、今季はオフ開始直後にタスマニアにトレード移籍でしたが、不調に苦しみ解雇、途中でFAでアデレードに拾われて、そこで復活しました。で、「これは結構、安価で準セットアッパーでいけそうだ」と判断で(性格がHumbleなことも考慮)、補強に踏み切った感じです。


 で、8月3日、開幕時は正中堅手として構想していた「ジオ・カシリハンビー」をゴールドコーストに放出を決断。イバン・カートスウィーリョが復帰後に打ちまくっていて、主将としても当面は不可欠という判断もですし、カシリハンビーは復帰後も低調なパフォーマンスに終始であったこと。
 (27試合、打率.164、出塁率.243[67-11]、10盗塁。)
 盗塁能力は、まあ期待通りではあるのです。ただ、これだと、CF守備に目を瞑ってでも、ある程度の打撃力を担保できないと難しいだろうなの判断になったと。
 で、タスマニアから、「ニコラス・シェイク」を補強。「1B/3B/LF/RF」の4ポジションに対応のUTで(もともとゲーム開始時の分配ドラフトのときから興味があった選手の1人です)、盗塁能力を併せ持ち、確実性で「J.カシリハンビーを上回る」こと。
 それと、来季開幕時の理想の選手編成を構想したとき、控えの打者の編成という意味で、カシリハンビーとシェイクでだと、断然でシェイクがより上回ると。それに控え外野手としてでならば、(CFにも対応できる)A.グレイもいるのでと。
 で、シェイクはオフにFAでしたので、すぐさま「5M×2年」で契約延長をしました。

 J.カシリハンビーは、今オフの補強の中心軸の1人でしたけど、変化のめまぐるしさ、これもOOTPであると。
 これにより、「W.エラーリア」が正中堅手で固定、「L.ファン・ハーデン」が正左翼手、「I.カートスウィーリョ」が正DHになりました。ああ、カートスウィーリョ、これだと出来高をクリアしてしまいそうだわ(そうなると「11M」になり、割高…)、でも主将として不可欠だしと。


 そう、折り返しの「75試合目」の終了時点が「33勝42敗」。
 ですけど、そこからの激しい変化の過程での、「114試合目」の終了時点が「47勝67敗」、この間が「14勝25敗」。
 なんと、「借金9→借金20」と、2倍以上になってます(血涙)。

 どうにか、選手総年俸は、ほぼイメージ通りに収められた。
 来季の選手総年俸も、これで恐らくいけるだろうと。
 (問題は、今オフに待ち受ける、「契約延長ラッシュに対応できるか」なのですが…。)

 いずれにせよ、ここからラストスパート。できることならば、2年連続の最下位は回避したい(そうなると、今オフの契約延長交渉にも恐らく影響するのでと)。



 …の感じですけど、ここからさらに黒星の山に陥り(とにかく投打がかみ合わない、それ以上に、特に投手で負傷者が続出)、8月21日の「トレードデッドライン(ラスト18試合)」で「52勝80敗、借金28」。つまり「激しい選手の入れ替えが落ち着いてから」で、「5勝13敗」と、借金がさらに増えた計算です。
 昨季終了時が「63勝87敗、借金24」ですので、「ラスト18試合を残して、昨季終了時の借金を上回ってしまっている」。勿論、最下位です。

 とはいえ、選手総年俸には抗えませんし、来季開幕時に向けた大枠の編成も終えている。ですので、トレードデッドラインでは動かずです。



 (5)8月22日(133試合目。トレードデッドライン終了直後)
 (このスタメンが、「最終的な基本スタメン」にもなった。)

 1(左)Lewis Van Harden(22歳。最低年俸が残り4年)
 (4番→5番を経て、ここから1番に。出塁特化型なので、この打順が本来は向いているのだが、25盗塁と思ったより盗塁数が多いも考慮。一時期は壁に当たって7番のときもあったが、8月に入り本領発揮に。)
 2(中)Wibowo Ernalia(25歳。残り5年)
 (ファン・ハーデンが1番に収まる関係で、2番に回ることに。
 とはいえ、求める役割は不変。守備は正中堅手に回ることに。)
 3(一)Christopher O'Brien(25歳。残り2年)
 4(右)Prakoso Layar(28歳。残り2年)
 (さすがは球界no.2のパワー。期待通りのパフォ。)
 5(DH)Ivan Cartosuwiryo(29歳。残り4年)
 (一時期は2番を務めていたが、ファン・ハーデンが1番になることで
 5番に回ることに。選球眼に優れるので、デヨングよりむしろ
 出塁能力で上回る計算だから。2桁本塁打打ててるし。)
 6(三)Justice De Jong(25歳。残り2年)
 7(二)Lewis Logres(26歳。残り4年)
 (5,6,7番は、状況次第で打順を変えることも。
 ただ、基本的にはこの並びが「よりすとんと落ちる」。)
 8(遊)Bill Donaldson(27歳。残り3年)
 9(捕)Jay Bright(27歳。残り3年)


 確実性の特化型のデヨングが6番、2桁本塁打を計算できるログレスが7番になることで、打線は厚みを増した計算になります(この時点でログレスは、2桁本塁打のラインは既にクリアできていた。尤も打率・出塁率では、好不調の波がとても激しく、今季の苦戦の大きな一因になったが…)。




5月14日、抑えのマッキンリーと「7年の長期大型契約」。
新契約3年目の2028年から「13M×5年」。
ただ、イメージしてた年俸より跳ね上がり(正直、10M強でまとまると思ってた)、
「抑え起用を確約」の契約形態にせざるを得なかった。
これが、バケット放出につながり、選手総年俸の関係でライダーも放出で、
(その後にウェデマイヤーを補強したが、あくまで準セットアッパー)
勿論、「若き絶対的抑え、マッキンリー」は自球団の生命線だが、
救援投手の総合的な質は少し落とさざるを得なかった誤算が。



7月27日、「イバン・カートスウィーリョ」と
「8.5M×5年」(3年目終了時に、事実上の相互オプションなので、
実質的には「8.5M×3年」)で契約延長。
で、「500打席到達で、別途で出来高2.5M」。
クリアになると「11M」。出来高を抜いたら適正値だが、そう、
「Captain持ち」、「Iron Man持ち」、「選球眼が70」、しかも「右打者」と
優良な要素が多いが、守備に難があって、「1B/LFに事実上限定」、
だから基本は「DHでの起用」。ただ昨季、好不調の波が激しくて、
それで昨季は8月に放出(アデレードへ)の要因になった。
そう、ロッカールームの柱だけど、キングダムを放出せざるを得なかったから、
それで急遽呼び戻した、いわば消去法。
選手総年俸やロッカールームを考慮だと、来季もDHでよろしくだと思うが。



4月14日、「嬉しい誤算」で補強した、若手有望株の右の先発投手、
「クリストファー・マックスウェル」。
25歳で、最低年俸であと4年保有できる。
だから今オフに、思い切って「長期大型契約を提示」を構想だけど、
実は今季は「負傷離脱を繰り返す」で(勿論、Fragile化)、
ほぼ戦力にならずの、不本意な1年に。
「先発2番手(それも最低年俸)が負傷で1年を棒に振ったこと」が
今季の大苦戦の大きな要因の1つになった感が。
中長期的な構想に位置付けてるんだから、来季は才能を証明して!



 トレードデッドライン終了からの「ラスト18試合」、「11勝7敗」。
 「球団の未来」ファン・ハーデンが1番に収まってから、自分の理想の野球スタイルである「一気の集中打でのビッグイニングの創出」の試合が3試合ほどできました。

 尤も、それまでに「大スランプの期間」があった影響もですし、この「ラスト18試合」で、打線はようやく理想の感じになってきましたが(加えて、今季は好不調の波の激しさに苦しんだログレスが「絶好調モード」になったことや、ラスト7試合でグレイが復帰できたことも大きかった)、一方で救援投手は酷使の影響で疲れが来たのか、せっかくの打線の貯金を吐き出す試合もあったりでと(今季は「打線がつながりを欠いて、勝てる試合を取りこぼした試合が多かった」のに、終盤では逆になったといえる)。


 で、最終結果は「63勝87敗(勝率.420)、8位」でした。

 「『勝利数』『順位(最下位であること)』『7位のパースとの直接対決で負け越してるから、同じ勝利数なのに順位が下になった』、この3つで、1年目である昨季と同じになったことになります。



 今季の選手成績。「2年連続での最下位(8位)」だけど、昨オフのドラフト全体1位、「ファン・ハーデン」が早くも1軍の1番に定着の収穫が。今オフは特に勝負、来季(3年目)こそプレーオフの景色を絶対に叶えたい!



最終成績は「63勝87敗、勝率.420、8位」。
7位のパースと同じ勝利数だが、直接対決で「11勝13敗」のため。
得失点差でも大きくマイナスで、ピタゴラス勝率だと「64勝86敗」。
(昨季のピタゴラス勝率は「62勝88敗」でした。)
602得点(7位)、706失点(8位)、得失点差が「-104」(7位)。
RSの1位は「ケアンズ、87勝63敗、勝率.580」。
8月以降に一気に走って、プレーオフ(ドリームステージ)も優勝。
MVPは「グレン・ハックワース(ケアンズ、27歳、中堅手)」。
「打率.326(首位打者)、20本塁打、36盗塁、RC27(7.89)、WAR(6.9)」。
5月に「45M×8年の契約延長」、全盛期突入を球界に示した形に。
準優勝は「ブリズベン」。投打のバランスがよく、
「20本塁打到達が5人、10勝到達が4人」。
パワーno.1のA.ウェイクフィールド、抑えno.1のT.カーノウと
大型補強を決行のアデレードは、DS出場がやっと。

昨季に優勝のメルボルンは、負傷者続出が響いて6位でした。



昨季が「599得点、726失点」。今季が「602得点、706失点」。
WARでだと、昨季が「打者16.6、投手6.7」、今季が「打者16.8、投手10.9」。
勝利数、順位は昨季と同じでも、昨季よりは、少しですが良化傾向です。
失速し出したのが、第5クール中盤の55試合目(5月29日)以降。
そこから、トレードデッドラインの132試合目(8月20日)までの期間で
「25勝53敗」。実に3か月近い大スランプに。
理由は「負傷者の続出」「選手総年俸の壁で、細かい変更の連続を迫られた」、
結果、最適解を見出せた時には「ラスト18試合」になってた。
それにしても、「2年連続で最下位に沈む」とは、正直想像してなかった。



選手総年俸は「152.6M」。昨季の「73.9M」から「88.7Mの大幅増加」だが、
これは「もともと若い選手で固めてた影響」。どうにか予算内では収まった。
Budgetは「190M」。これは昨季の「130M」から増加。
今季の大きな特徴は、「観客数の大幅増加」。
昨季の「19306人」→「30186人」。いわば「負けても観客が入る」、
その意味で「リアルの中日、横浜DeNA」に。
理由は「Fan Fav」を意識的に集めた成果。「Fan Favは正義」。
7月7日の「球界no.2のパワー、レイヤーの補強」も大きかった。
ただ、来季は「選手総年俸がより上がる」が既に確定。
で、アップグレードでき得る箇所は、DHのみ(それも移籍市場次第)。
今オフは、何らかの大きな勝負を求められそうな感じが。



今季の選手総年俸は「152.6M」、5位であった。
来季の選手総年俸は、現時点では「186.2M」。
今オフの鍵は、分配ドラフト時からずっと要注目の、
「球界のBIG6の強打者」の1人、「A.ウェイクフィールド(アデレード)」。
今オフ、オプトアウト権がある。行使ならばFA補強を試みたい。
今季は「43本塁打」で、ダントツの本塁打王。球界no.1のパワーを発揮。
その場合は、I.カートスウィーリョは即放出(他の出血も恐らく不可避だろう)。
仮に補強に動くとなると、「オブライエン、レイヤー、ウェイクフィールド」で
「BIG6のうちの3人」が自球団になる。つまり「強力打線の実現」が叶う。
一方でそうなると、実質的な「MAX契約が3人」、これが今後数年続くことも、
同時に確定。つまり「リスク覚悟で勝負に出る」の状況が恐らく濃厚。
加えて今オフは、投打の若手の軸である
「ファン・ハーデン」「マックスウェル」の、長期大型契約も待ってる。
仮にウェイクフィールドを獲れば、選手総年俸は「200M超え」の可能性も。
いずれにせよ、今オフは「2年目オフに訪れた、岐路のオフ」になりそう。



 はい、最終成績。

 「63勝87敗(勝率.420)、8位」
 「得点602、失点706(得失点差-104)、ピタゴラス勝率64勝86敗」


 5月29日(55試合目)からのアデレード戦で「3タテ、スウィープを献上」、これをきっかけに一気に沈んでいき、終盤の「ラスト18試合」で、やっと軌道に乗ったときには、「時すでに遅し」でした。
 今季は、ドラフトが「不作と判断」であったこと、それと「目の前の戦力の整備が必要であった事情」から、ドラフトは事実上不参加でした。
 でも来季は、2年連続で最下位という現況に照らせば、「トップ5の指名権」は特に重要になってきます。そこで有望株を1人でも多く確保しないと、やばくなりそうだなと。

 今季、2年連続の最下位に終わった要因は、「負傷者の続出で狂った構想を、修正できなかった」(その意味で、昨季の中日に近い。昨季の中日は、オープン戦の最終盤での、田中幹也の負傷離脱で狂った打線・二遊間の構想を最後まで修正できなかったことが大きく響いたと思ってるので)、これが第1にあると感じてます。
 とりわけ、投手。中長期的な軸と位置付けてるマックスウェル、DBL(1軍)デビュー年のはずが、負傷続きでほぼ全く戦力になれずでした。あるいは、A.スターンズは、補強入団したらすぐさま今季終了の負傷離脱。
 あるいは、特に先発、昨オフに補強したJ.ヘナレが6月14日に、昨季終盤に「先発2~3番手の位置付け」で補強したC.エナーリアが7月29日に、それぞれ「期待値や年俸に見合わないとの判断」で放出になった、いわば「補強の誤算」も正直大きかった感じです。

 「負傷者の続出」でいえば、特に先発投手。今季は「完全6人ローテ」を導入しましたが、実は、今季の先発投手で、「絶対エース」の「モーガン・グレンフェル」を除いて、「100投球回に到達」(いまプレイしている、カスタムモードの豪州DBLは「150試合制」)が誰もいない感じでした。これではそりゃあ、勝負になりません。


 第2の要因。打者や救援投手で特にそうでしたけど、「不調に一度陥ると、不調からしばらく抜け出せずに苦しむ中心打者が、1~2人は必ずいた。しかも、チームno.1打者のオブライエンでさえ、例外ではなかった」


 オブライエン(4月に「打率.206」。6月下旬~7月上旬も「50-10、.200」と、2回の不調期間が。結果、今季の最終打率は「.286」。)

 W.エラーリア(6月に「80-7、打率.087」で、このとき「打率.210」まで一気に落ち込む。)

 デヨング(4月に「打率.151」。確実性の特化型で、これはとても大誤算。8月上旬~8月中旬も「48-6、.125」と、2回の不調期間が。)

 ログレス(5月中旬~6月上旬に「81-10、打率.123」で、このとき「打率.227」まで一気に落ち込み、休養を兼ねて3試合を完全欠場。その後はいったん持ち直すも、6月下旬~7月上旬に2回目の大スランプで「49-7、打率.143」で「打率.221」へ。この2回の不調期間が、チームの急失速にまともに直結した。)


 そう、いま挙げた4人、いずれも「絶対的なレギュラー」の位置付けですけど(特に、オブライエン、W.エナーリアは「大型契約の高給取り」)、そのうち「オブライエン、デヨング、ログレス」は「ミート(コンタクト)が60超え」と、確実性が生命線の選手です。3人共に「Gap Powerをも併せ持っている」であるので、なおさら「不調に陥る」は大きな誤算でした。


 「3タテ(スウィープ)を献上(7回)」
 「2桁得点での勝利(8試合)」「完封勝利(8試合)」
 「2桁失点での敗戦(11試合)」「完封負け(16試合)」


 今季、特に目立ったのが、「スウィープの献上数」。
 メルボルン以外は、1回は献上しました(ブリズベンには2回)。
 完封勝利が「4試合→8試合」の一方で、完封負けが「9試合→16試合」と悪化。繰り返しですが、「打線がつながりを欠く」が、今季は目立ちました。


 では、今季の主要な選手の成績です。


 【シドニー[豪州DBL]、2025年(2年目)、選手成績。】

 (打者。基本スタメン。)

 1(左)ルイス・ファン・ハーデン
 (65[52]、RC27[5.0]、WAR[1.5])
 (219-66、打率.301、出塁率.345、2本塁打、31盗塁)
 (6月24日にデビュー。壁に当たった時期もあったが、8月以降は本領を発揮、この期間で「116-42、打率.362」。「ラスト18試合」では1番に。
 1年目にして「打率.300、30盗塁」をクリア。来季は「絶対不動の1番打者」で期待したい。能力値は51に上昇。
 また、今オフは「長期大型契約」を控える。ある程度の年俸は覚悟だが、できるだけ契約後半を安価で抑えたいが。)


 2(中)ウィボウォ・エナーリア
 (142[123]、RC27[4.6]、WAR[2.9])
 (530-133、打率.251、出塁率.317、18本塁打、92盗塁)
 (盗塁王)
 (今季は2年連続で盗塁王。不調の時期もあったが、年間成績は昨季と同等で、盗塁数92はダントツの1位。大型契約の1年目として、期待通り。
 守備はチーム状況に応じて、左翼手→DH→中堅手と変化で、一塁手や右翼手もしばしばであったが、柔軟に対応できたことも◎。)


 3(一)クリストファー・オブライエン
 (150[131]、RC27[6.7]、WAR[4.4])
 (518-148、打率.286、出塁率.386、15本塁打、25盗塁)
 (ベストナイン)
 (今季はリーグで唯一の全試合出場。一塁手で76試合、DHで55試合のスタメン。不調の期間があった影響で、昨季より数字を落としたが、出塁率を考慮すれば、打率.300の価値と同等。
 スタメン時は全試合で3番で出場。2年連続でベストナイン。今オフは長期大型契約を控える、来季は最高出塁率の奪還を期待。)


 4(右)プラコソ・レイヤー
 (139[126]、RC27[7.1]、WAR[3.8])
 (459-124、打率.270、出塁率.387、21本塁打、5盗塁)
 (7月7日、キングダムとのトレードで、パースから補強。
 昨季の本塁打王で、球界no.2のパワーを、期待通りに発揮。
 9月は2回の満塁本塁打。強肩を活かす右翼手守備でも大きな貢献。
 今オフは長期大型契約を控えるが、来季も勝利に導く長打を期待。)


 5(DH)イバン・カートスウィーリョ
 (113[105]、RC27[4.8]、WAR[1.3])
 (373-90、打率.241、出塁率.335、15本塁打、1盗塁)
 (7月20日、アデレードから、昨季8月以来の復帰補強。
 当初は対左投手を中心の併用の構想であったが、復帰後は好調を堅持で、DHの定位置を勝ち取った。
 復帰後は、はじめは2番が多かったが、8月22日以降は5番が基本に。尤も守備に難があることもあり、ラスト7試合ではグレイと併用になったが。
 3年の契約延長をしたが、来季は事実上は流動的。
 今オフ、球団側がDH補強を決断すれば、他球団になるが。)


 6(三)ジャスティス・デヨング
 (146[114]、RC27[3.6]、WAR[1.5])
 (495-135、打率.273、出塁率.320、2盗塁)
 (昨オフにFAで補強。確実性の特化型の一方で、長打は期待できない。
 開幕早々に大スランプに陥った影響で、昨季[打率.303、出塁率.343]から成績を落とした。
 とはいえ、確実性があることで計算ができるし、ZR「5.7」と、強肩を活かした三塁手守備での貢献も大きかった。
 最終的には6番であったが、状況次第であらゆる打順に対応も◎。)


 7(二)ルイス・ログレス
 (134[113]、RC27[4.2]、WAR[0.7])
 (454-119、打率.262、出塁率.310、12本塁打、7盗塁)
 (昨季は5番、今季開幕時は5番、最終的には7番になった。これは全体の打線に厚みを生み出せたからが大きい。ログレスが7番は、相手に恐怖をもたらせる。
 年間成績自体は「打率.260、2桁本塁打をクリア」で期待通り。ただその内実は、好不調の波がとても激しく[大スランプの期間が2回]、これがチームの大苦戦に大きく直結になった。
 守備では、昨季は三塁手メインだったが、今季は二塁手メインに、一塁手・三塁手・左翼手と4ポジションに対応も、選手編成の柔軟性に寄与。)


 8(遊)ビル・ドナルドソン
 (122[95]、RC27[2.3]、WAR[-0.1])
 (363-63、打率.174、出塁率.217、13本塁打、16盗塁)
 (GG賞)
 (2年連続の「2桁本塁打、2桁盗塁」だが、打撃は「自動アウト」で、全く期待していない。犠打ができないし、三振数は2年連続で150超え。
 求めているのは「リーグno.1の遊撃手守備」、この1点に尽きる。今季はZR「4.2」で成績を落としたが、2年連続のGG賞。
 いわば6Mは「遊撃手守備のため」。これで失点を幾分か抑止できるから。その「鉄壁の遊撃手守備」は、今後数年恐らく必要かと。)


 9(捕)ジェイ・ブライト
 (122[91]、RC27[2.0]、WAR[0.4])
 (297-69、打率.232、出塁率.249、3本塁打、16犠打)
 (「守備完全特化型、打撃は自動アウト」その2。求めているのは「球界no.1のリード力」と「犠打」だけ。打撃は犠打数で2年連続のリーグ1位だから、それでよい。
 一方でリードは、FRMが「5.7→3.4」とダウン。投手の拙さをブライトのリードで補うのが基本戦術なので、6Mは「リード力のため」。今後数年も絶対不可欠と思ってるから。)



 (打者。控え)

 (第2捕手)ダン・コウーチャ
 (27[20]、RC27[1.6]、WAR[-0.2])
 (59-9、打率.153、出塁率.215、2本塁打)
 (今季は第2捕手が流動的であったが、最終的に務めたのがコウーチャ。最低年俸であと3年保有可能で、リード力とナイスガイさが魅力。守備特化型はブライトと同様。
 現況では、ブライトの第2捕手の候補1番手。来季も『縁の下の力持ち』をよろしくね。)


 (内外野UT1)アレックス・モーガンシュタイン
 (106[78]、RC27[2.6]、WAR[-0.8])
 (298-64、打率.215、出塁率.270、7本塁打)
 (今季は負傷離脱が2回あったが、出場試合数は「58試合→106試合」と、2倍増近くに。内外野の全ポジションに対応可能で、数字以上に「ドリームズスタイルの生命線」。実際に今季も全ポジションで出場[二塁手、右翼手が特に多かったが]。
 「2.3M×2年」が残っているが、その存在意義はプライスレス。1年でも長く在籍し続けて欲しい!)


 (内外野UT2)ロイ・カートライト
 (79[69]、RC27[4.1]、WAR[0.5])
 (250-61、打率.244、出塁率.313、9本塁打)
 (内野手メインに、左翼手にも対応のUT。先発69試合のうち、53試合が二塁手としてであった。右打者なこともあり、対左投手で特に重宝。
 尤も来季は、最低年俸であと3年保有できる「P.パワンガス」を起用したいので[選手総年俸の関係に尽きる]、放出が有力視だが。)


 (内外野UT3)カデ・イングランド
 (116[85]、RC27[3.8]、WAR[1.5])
 (278-59、打率.212、出塁率.291、5本塁打、41盗塁)
 (外野手メインに、一塁手・三塁手にも対応のUT。今季は外野手に負傷者が続出の影響もあり、年間を通して1軍[DBL]で完走、出場試合数は「50試合→116試合」と2.3倍増。
 打撃は起用時はほぼ9番だが、守備と走塁がピカイチで、これも出場試合数増加の大きな要因に。
 尤も、まだFA未取得の影響もあり、来季は3Aスタートが有力だが。)


 (第4外野手、右打者の控え)アダム・グレイ
 (25[20]、RC27[10.3]、WAR[1.5])
 (79-27、打率.342、出塁率.416、2本塁打、21盗塁)
 (今季は「9番・右翼手」で開幕。開幕から打ちまくっていたが、4月20日に負傷で長期離脱。ラスト7試合で復帰できたが、グレイの離脱は今季の大きな誤算に直結した。
 守備と走塁が特筆な上に、打撃も平均以上。さすがに今季は上振れ感だが。来季は第4外野手で開幕の構想だが、今季の悔しさを取り返そう!)


 【シドニー[豪州DBL]、2025年(2年目)、選手成績。】

 (投手。先発投手。)

 (1)モーガン・グレンフェル
 (6勝11敗、WHIP[1.17]、WAR[1.9])
 (24[24]、140.2投球回、5投球回[20/22、90.9%])
 (球界no.1のスタミナを持つ、若き絶対エース。特に5月までは無双状態で、今季のほとんどの試合で。)

 (2)アレン・フェルプス
 (3勝10敗、WHIP[1.47]、WAR[0.3])
 (22[21]、98.2投球回、5投球回[11/19、57.9%])
 (先発2番手[マックスウェルがほぼ全休だったので、本来は3番手だが]が100投球回に届かないようでは、勝負が厳しいは自明。2年連続で負傷離脱期間が発生で「fragile化」、貴重な左の先発だが。)

 (3)カルロス・ターナー
 (4勝9敗、WHIP[1.68]、WAR[-0.1])
 (23[20]、95.2投球回、5投球回[10/18、55.6%])
 (昨季は閃光のような輝きであったが、今季は3A落ちを経験、5月までは特に苦しんだ。結果、WHIPは昨季の1.37より大きく悪化、今季のシドニーを象徴に。)

 (4)ロイ・クレメント
 (3勝8敗、WHIP[1.49]、WAR[0.7])
 (34[15]、96.2投球回、5投球回[7/13、53.8%])
 (今季はロングリリーフで開幕。6月からは先発に定着で、最終的にDBLで年間を完走。「最低年俸であと1年」であるので、今オフは契約延長になるが、貴重な左の先発、来季は競争を覚悟だが貢献をよろしく。)

 (5)ラファエル・ハリソン
 (1勝5敗、WHIP[1.64]、WAR[0.2])
 (23[13]、68.1投球回、5投球回[4/11、36.4%])
 (負傷離脱があり、ロングリリーフに回ることがあり、内容も結果も不本意な1年に。貴重な左の先発だが、来季は「5年ルール到達」になる、故にDBL完走が求められる、いわば勝負の年になる。)

 (6)アビザル・アギラール
 (3勝10敗、WHIP[1.64]、WAR[0.6])
 (21[19]、103.2投球回、5投球回[3/6、50%])
 (6月14日にトレード入団、スタミナが特徴の右の先発。救援投手の負担軽減で特に期待であったが、好不調の波が激しく、8月3日に肘の負傷で今季終了と散々の1年に。)


 (投手。救援投手。)

 (抑え)セネン・マッキンリー
 (1敗1H31S、WHIP[1.37]、WAR[0.7])
 (40試合、37.1投球回、セーブ成功率[31/38、81.6%])
 (昨オフに補強の、若き抑え。今季は年間を抑えで完走、30Sの要求ラインはクリアできた。ただ、ほぼすべてがセーブ機会であったのに、40登板しかできなかったが、今季のチーム状況の苦しさを物語る。)

 (SU1)ブランドン・ウォーレス
 (8勝4敗18H1S、WAR[1.7])
 (57試合、59.2投球回、WHIP[1.21])
 (ホールド王)
 (昨季は早々に負傷離脱でほぼ全休であったが、今季は負傷離脱なく、8回を務める役割で年間を完走、マッキンリーとのコンビは今季のチームの最大の生命線に。終盤は疲れからかやや失速感だが、ホールド王に輝く。)

 (SU2)クエンティン・モラル
 (1勝1敗9H2S、WAR[0.3])
 (53試合、56.2投球回、WHIP[1.50])
 (7月9日のライダーのパースへの放出後、7回を固定できずにいたが、8月になり、終わってみれば2年連続で7回を務めてのフィニッシュに。今季はあらゆる場面で起用される感じだったが、それは信頼性の高さが故。
 最低年俸があと2年ある。来季もフル回転に期待。)

 (中継ぎ1)ウェイン・デンプスター
 (9勝3敗5H、WAR[-0.7])
 (59試合、75投球回、WHIP[1.23])
 (一時期、チーム事情でケアンズに放出[4試合]の時期があるも、最終的にはリーグ2位の59試合。救援投手で9勝は異例だが、実は最終盤での2試合で、共に後続の救援投手の炎上がなければ、10勝到達を叶えてた計算。
 そう、いかに救援投手が生命線かを示してる。それとデンプスターは、貴重な左の救援投手で、ロングリリーフに対応可能なことも、フル回転ぶりをより際立たせてる感じが。)

 (中継ぎ2)エイドリアン・ウェデマイヤー
 (2勝2敗6H1S、WAR[0.1])
 (35試合、47投球回、WHIP[1.81])
 (7月29日にアデレードから補強。今季はタスマニアを途中解雇→アデレードに拾われて復活→シドニーに移籍と、3球団でプレーの波乱万丈のシーズンに。7回を務める準セットアッパーの位置付けで入団も、「1死しか取れずに5失点」と大炎上が2回あり、それで7回の座をモラルに明け渡した。
 最終盤では巻き返したが、DHのアップグレードを決断の場合は、選手総年俸の関係から放出要員を決断の可能性も。)

 (中継ぎ3)ルカ・ルノワール
 (3勝4敗4H、WAR[0.1])
 (52試合、57.2投球回、WHIP[1.40])
 (昨オフの補強組の1人。「Fan Fav持ち」の左の救援投手。折り返しの時点ではリーグ1位の登板数ペースであった。8月に離脱期間があったが、最終的には50試合超え、数字以上の信頼性を勝ち取った感が。集客増に貢献の面でも◎。)

 (中継ぎ4)プラコソ・パーバカルタ
 (2勝3敗4H、WAR[-0.6])
 (54試合、55.1投球回、WHIP[1.70])
 (左の救援投手。昨季の38試合から、大幅に出場試合数を増やして年間を完走。ただ好不調の波も激しく、WHIPは「昨季1.76、今季1.70」と、印象より実は数字はよくない。来季から「1.5M×2年」の新契約。「5年ルール到達」で3Aに落とせないので、勝負の年になる。)

 (中継ぎ5)プンタデワ・ダイニングキャット
 (2勝1H、WAR[0.1])
 (44試合、49.1投球回、WHIP[1.32])
 (左の救援投手。チーム事情で2年連続で3Aスタートだったが、昨季の34試合から出場試合数を増やした。WHIPも「1.42→1.32」と良化。
 来季は最低年俸での最終年なので、新契約の交渉になる。チーム事情次第だが、来季は50試合登板到達に期待したい。)



 …という訳で、2年目が終了。
 2年連続で最下位。正直、とても悔しいです。
 さあ、今オフへ。どんな景色が待っているのか。
 本音では、来季(3年目)は、プレーオフ(ドリームステージ)出場を絶対に叶えたい、と思っていますが、果たしてと。
 これからも、自分なりに存分に楽しみます。


 【OOTP#2A】

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