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発達障害グレーゾーンの人が海外でノマドワーカーになるためのおすすめ本④

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 今回は、緊急企画の記事でお知らせした本のうち『継続できる海外移住』の紹介をします。


『継続できる海外移住』
五十嵐唯 宮下なみ子 著

 今まで紹介した本は海外移住の始め方を重点的に説明していましたが、この本は海外移住を続ける方に焦点をおいて書かれています。

 この本の構成は以下の通りになっています。

第1章 海外移住の勘違い
第2章 自己分析シート
第3章 言語
第4章 食
第5章 料理
第6章 心体
第7章 物
第8章 お金
第9章 計画を立てる
第10章 マインドセット
第11章 海外移住経験者のインタビュー
第12章 この本の最後に

 まず冒頭では、海外移住を試みて失敗し帰国する日本人によく見られる点は「無計画に実行してこんなはずではなかったと感じる事」と述べられていました。

 海外移住もそうですが、就活やキャリアアップでも最終目標を決めないまま行動すると後で後悔する事が多くなりそうです。

 個人的にこの本で最重要ポイントと思っている第2章の自己分析シートでは、「言語」「食」「料理」「心体」「物」「お金」の面で今自分が海外移住するためにどれだけの事ができるかのチェックシートがあります。

 このチェックシートは各項目で今の自分がどこまでのレベルでできるかの目安ががとても具体的に書かれているので、現状のスキルが掴みやすいです。

 第3〜8章は、海外移住継続のために必要なポイントの説明です。

 第9章では夢を実現させるためにどのような事から始めればいいかの説明が書かれています。

 第10章では海外移住を継続するためにどのような心持ちが必要かについて書かれています。

 個人的には「現状海外移住するのに目にする情報は大体留学かノマド系のビジネススクールで、移住継続の情報はほとんどない」と指摘されていた点は全くもってその通りだと強く思いました。この点は無計画に海外移住しようとして失敗する原因になっているかもしれません。

 第11章では実際に海外移住を経験した方へのインタビューになっています。

 この本のインタビューに回答した人は、1つの国に永住するより色々な国で生活してみたいと答えていた人が多いと思いました。様々な国で様々な文化を体験する人生も充実していそうです。

 感想としては、移住を始めるための具体的アドバイスよりも移住を継続するための心構えに重点が置かれていた本でした。

 海外移住を始めるための具体的準備は書かれていないので、前回紹介した『世界一やさしい海外移住の教科書』と併用するといいと思います。

 明日は『WEB系フリーランス働き方超大全』を紹介します。

 

 

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