【第10回】エジプト考古学博物館の中はミイラだらけ~?
エジプトに行ったら考古学博物館はいかないわけがないでしょう。今回の旅はエジプト滞在の知り合いに案内してもらっていたので、何も問題なく目的地に行けたのですが、今回初めて単独行動です。
エジプトは、アラビア語エジプトなまりをみんなしゃべるので、英語がほとんど通じないこともあり、しかも数字がまたアラビア数字で金額をみるのも結構難しいのです。
タクシーもぼったくってくるので、ぼったくられてなんぼだーという気で行きました。
さて、ツタンカーメンって言えば、考古学博物館に連れて行ってくれそうだなと話をしていたら、ツタンカーメンは日本語英語みたいなところがあって、こちらエジプトでは通じないとのこと。
トゥータンカームーーン って言うそうです。
忘れそうなので、トゥータンカームーーントゥータンカームーーンって言いながらタクシーを拾いました。
結構おじいちゃんのドライバーで、不安でした。少し値段は吹っ掛けられましたが、なんだかかわいそうになっていわれた金額を払う。
考古学博物館の前は広場になっているんですが、ここがあのアラブの春の現場になった場所だっていうことです。今ここにいるのが不思議な気分です。ちょうどエジプトにいく2週間前に、テロ事件で爆破があったので、治安が悪いのかとちょっとドキドキの旅です。(海外旅行保険の値段が跳ね上がって2万円もした!)
考古学博物館の中は、すべてがもうすごすぎて、だんだんすごいのかわからなくなるぐらいです。
一個一個が本当にすごいもの何ですが、ありすぎるので、結構大きな石でできたものとかは、そんな扱いでいいのって感じで転がっています。
ツタンカーメンは、見たいのでツタンカーメンの棺のある場所に向かいました。そういえば、ツタンカーメンのミイラ自体は、王家の谷に展示してあって、ツタンカーメンのお墓を見に行った時に見ました。ツタンカーメンは、まだ幼い小さい王様だったので、小柄なミイラでした。髪の毛まで見れてびっくりでした。
ツタンカーメンの棺に行く途中にミイラエリアがありました。
ごろごろと、ミイラが入っている包帯たちがずらりと並んでいます。
ミイラの包帯って、ぐるぐる巻きのイメージでしたが、実物は幾何学模様が浮き出るかのように、規則正しくきれいにまかれていました。
棺は、棺のマトリヨーシカのように何重にもあって、何個目かのがこの金色の箱みたいなやつ。さらに中に入っていけて、よく見る金の人型の入れ物があってって感じです。
金でこのように彫刻のように彫られているような棺ですが、この金をこんな風にできる技術は今もないとか?どうなっているんでしょうね~。
ちなみに、ツタンカーメンのところの部屋は、写真禁止で、
「ノーフォートー」って監視のおじちゃんが、世界中から来た観光客に向かって大声で中止し続けていて、ツタンカーメンと言えば、その「ノーフォートー」っていう声を思い出すほどです。
あと、ピラミッド今は四角い石が階段みたいになっている姿が印象的ですが、当時はあの上に大理石みたいなとってもピカピカのつるつるの石が磨き上げられていて、表面がきらっきらのつるっつるだったそうです。光が当たるとピカーンと光るピラミッドです。
その一番上のとっぺんだけ、違う石が使われていて、それはキャップストーンと呼ばれているんですが、キャップストーンも展示してありました。
何気なく展示してある巻物にも、怪しい絵がいっぱいありましたよ~。
フォルスの目、太陽の横で必ずあの目が見ているんです。誰かが宇宙から監視していたのかしらん。
ありすぎて、どれをだしていいのやら、やっぱり行くしかないですね、エジプト!
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