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【第8回】かもめ食堂を見て絶対いつか飲みたいと思っていた幻のコーヒーが飲めた!

バリ島に行くまで、すっかり忘れていて、それがバリ島にあったなんて、なんという奇跡!!!!と思ったのが、ルアックコーヒーのこと。


私は、かもめ食堂って映画が大好きな時期があって、誰しもが一度あこがれているんじゃないだろうかと思う映画ですよね。

それであのようなお店にもあこがれたし、その当時陶芸をやっていたので、かもめ食堂で出していたシナモンロールを入れていたお皿がかわいかったので、

よっしゃーーー大皿作るぞーーー!!!って大皿を作った経験もある。

普通だったら、大皿じゃなくって、シナモンロール作るよなと後から思ったが、もちろんシナモンロールも作った。

本当に10年越しに、なぜかパン屋さんになったので、ふとした瞬間、普段メニューにないのだけど、シナモンロールをゲリラで店頭に置いた日もある。

そんな、かごめ食堂の印象的なシーンがあって、コーヒーのミルを昔そこでコーヒーを入れていたおじちゃんが盗みにきて、結局つかまるんだけども、おいしいコーヒーの淹れ方を教えてくれるっていう話。

その時に、おいしいコーヒーを入れるおまじないって言って教えてくれるのが、「コピ・ルアック」である。

コピ・ルアックは、インドネシアでしか作られていない、超幻のコーヒー豆で、ジャコウネコが、コーヒー豆を食べて、それをお腹の中で発酵させて出てきたうんこの中にあるコーヒー豆をきれいにして作り出す。自然の神秘のようなコーヒー豆なのです。

うんこきたなーいとか、そういうレベルではないのだけど、やっぱりその作り方は深く印象に残って、それでいつかは飲んでみたいなーと思っていたわけです。


バリ島行きは、バリ島好きの人にめっちゃ素敵だから絶対気に入ると思う~一緒に行こうよ~と誘われたからで、あまり下調べもせずに出発してしまった感が否めませんが、決まってから調べてたら、

コピ・ルアックが飲める!!と知り、びっくり仰天!!

さすが私、ついてる~やっぱり、やりたいことだったからそこに導かれたんだなーと勝手に納得して、ルアックコーヒーを飲むことを旅の目的に入れた。


ガイドのおっちゃん、スヤスタさんに、ルアックコーヒー飲みたいと言ったら、ウルアツ寺院の近くに、ジャコウネコのコーヒー飲める場所あるからそこに行こうと、連れて行ってくれた。

そこは、観光客が行くツアーの中にちょうどいい具合に組み込みやすいのでしょう。観光用のコーヒー農園(模造)でした。

ジャングルみたいな庭を抜けると、ジャコウネコが動物園のように見世物にされていました。でも暑いのと夜行性なのとで、ぐったりぬいぐるみのようにピクリとも動かず、最初本当に生きているとは思わなかったです。



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ジャコウネコが食べるコーヒー豆は、ジャコウネコ自身がおいしい豆を選りすぐって食べているので、その時点でおいしい豆になる。

さらにお腹の中で熟成される。そしてうんちに出してくる。それがこれです。

実際は、ジャコウネコのルアックもワイルドコーヒーと、そうじゃないのとある。どういうことかというと、野生のジャコウネコが自然に食べたコーヒー豆のうんこを、ジャングルを探し回って拾ってくるってもの。そちらがワイルドコーヒーで一番貴重。

もう一つは、ジャコウネコ自体を飼って、それをいただくってものです。


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観光農園というだけあって、よさげなおばあさんがこうやって作っているんだよ~という感じでおばあさん展示していた。もちろん生きています。

やりたいっていったら、そのやってる風の写真を撮らせてくれた。

それから、テーブルに導かれて、コーヒーの試飲をさせてもらった。

ルアックコーヒーだけは有料で、ほかの試飲は無料だった。

ほかのコーヒーも、インドネシアのバリコーヒーやジャカルタコーヒーなどそんなのが飲めるのあと期待したが、ハニーやら、レモンやら、変なフレーバーコーヒーとフレーバーティーで、別に飲まなくってもいいかなって感じでした。


そして、ついにご対面です!!

コピ・ルアック

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うわおーーー、さすがです。ルアックコーヒーめっちゃ違う、コクとかうま味とか、ため息が出るほど、違う!!


ルアックコーヒーは、幻のコーヒーといわれるだけあって、日本の東京銀座飲めば、一杯5,000円~8,000円と噂されております。そもそも飲める店があるのかもわかりませんが。

しかし現地ではもっとお安く飲めるというから、めっちゃ豆を買って日本でカフェで飲ませたらちょっと儲かるんじゃ~なんて考えて豆を多めに買って帰ろうかなーと思ったんですが、普通に高い!!

200グラムで5,000円ほどしました。観光農園なので、ちょっと高い気もしますが、まちのコーヒーは本物じゃないものを売っている可能性も高いとのことで、一応ここでも買っておきました。

仕入れはあきらめて自宅用のみ購入。


その後、街中のコーヒーショップなども見ていろいろとコーヒー豆を物色。

バリ、コーヒーもめっちゃおいしいです。飲みやすいし、私は酸味がちょっと苦手なんですが、バリコーヒーは酸味少な目でとにかく私好みです。

旅も後半になってくると、地球の歩き方などを熟読できてきて、ここは良さそうという現地のコーヒー屋さんに到着!

若者のバリスタがその場で注文を受けて入れてくれます。もちろん入れれいる淹れ方や何秒かけていれているかとか、いろいろチェックして、この店は間違いない!とコーヒーオタクのお墨付きです。

コーヒーも奥が深くって、淹れ方だけでもめちゃくちゃ面白い話ができそうです。


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ジャコウネコ、観光用にペットみたいに店頭に登場。

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ここのお店は安いのに、めっちゃよかったです。

ワイルドのコピルアックと、飼ってるやつのコピルアックと飲み比べをしました。

確かに違う~、ワイルドはほんとワイルドで野生の味、ちょっと獣臭さもありますが、力強い癖のある味で、わーつよいって感じ。

飼っているルアックコーヒーも普通のコーヒーと比べるとめっちゃ味わいが深いし、香りがもう全然違って、それでいてワイルドよりも飲みやすいかなという印象。

ルアックコーヒー高いので、ほかのバリコーヒーとかジャワコーヒーとかジャカルタコーヒーとかいろいろ混ぜながら、ルアックコーヒーもちょっと豆をお土産に買って、バリ、コーヒーツアー満足満喫です。


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