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【第12回】エジプト料理を食べる!

エジプト料理ってどんなものだろう。

カフェ営業もたまーにやっているので、外国に行ったらそこの料理を身に着けて一品でもだせたらいいなとうっすらと思っている私です。

というよりも、本当は2年間ジャイカで協力隊をやって、そこの現地の料理を覚えてカフェをやろうと目論んでいた時期もあります。ジャイカのやつは、ちょうどその時ヘルニアになっていけなかったんですが、シリアかモザンビークに派遣される予定で、危うく内戦かエボラ出血熱できっと危ない目にあっていただろうと思うので、ご先祖様に守られていたんだと今では思っています。

今まで滞在した国は、中国、韓国、タイ王国、インド、アメリカ、エジプト、アラブ首長国連邦、ハワイ、バリ島などです。

旅慣れしているので、パクチーとかスパイスとか好きそうって言われることが多いのですが、和食大好きで、香りの強いものも香辛料もだめで、タイで一か月過ごした時は結構まいっていました。(でもチャレンジャーだから芋虫やタガメなどは食べてみた。)


エジプトは3週間ほどの滞在でしたが、これがびっくり、食に関してのストレスがまったくと言っていいほどなかったのです。

エジプトはアラブ料理と同じで、エジプトだけの郷土料理というのは、コシャリというものぐらいしかないとのことでした。

このコシャリっていうのが、聞くところによると、美味くないらしいのです。


コシャリは、ご飯の中に、パスタと豆が入っていて、それにスパイシーなトマトソースをかけて混ぜて食べるというものでした。


アラブ料理も含めて、エジプト料理の有名どころはいろいろと食べてみました。

エジプトは、地中海を隔ててイタリアなどにも近いので、ほんとアラブ料理と言えど洋食の影響をとっても受けていて、私たちが食べなれている洋風の味そのものなのです。

さらに、アジア圏ではお米はパサパサで長いインディカ米が主流なんですが、エジプトはジャポニカ米を食べていたので、もちっとおいしいのです。

パスタもかなり食べられていて、日本では見たことのない形のもの、特に小さいものがたくさん種類がありました。細いそうめんぐらいのパスタが1センチぐらいの長さで、それをご飯に一緒に入れて炊いたチキンライスが主食のように出てきます。

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しかも、主食が米かというとそうでもなく、エジプトはパンの発祥地ともいわれていて、パン屋がたくさんあります。ご飯の時には、インドのチャパティほど薄くはない3ミリぐらいの厚さの平べったい丸いパンが机の上の束に手持ってこられて、これはいつも食べ放題でした。このパンが、なんか味が優しくて、ついつい食べてしまいます。

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街中にも、いたるところにパン屋がある。

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米、パスタ、パンと三大炭水化物を一挙に食べるエジプトは、貧困との関係があるとのことでした。エジプトはかなり貧困の国らしくって、とにかく安くお腹いっぱい食べれるこのような食事が広まっているのだとか。だから、太ってしまうし、病気にもなりやすくなっているなんて話もありました。

コシャリは、先ほどの説明通り、そんなにおいしくなかったので、ほかのエジプト料理をご紹介します。

まず一つ目が、モロヘイヤスープ。こちらモロヘイヤを刻んだものに、バターとニンニクとパクチーが入ったチキンスープのようなもので、モロヘイヤがフレッシュなものを刻んだものだったら、まるでメカブのようでした。ご飯にかけて食べるのもよし。

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さらに、ムサカ、ピラフをいろんな野菜に詰めて煮込んだ料理。ピーマンや、ナス、キャベツなどに穴をきれいにあけて、ご飯が詰め込まれています。

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タジンと言って、タジン鍋とは別なんですが、オーブンで焼いたシチューみたいな焼き物の料理がどれもすごくおいしかったです。


エジプトは、肉も結構よく食べるのですが、種類が色々です。

ラム肉、ハト、ウサギなどなど。普段食べないお肉が良く食べられています。ラムは結構癖があるので苦手でしたが、ウサギはさっぱり美味しかったす。

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日本に比べると物価が安いので、たくさん食べても安いのがうれしいです。

食材とか、そのほか長くなりそうなので、続きは次回!


つづく


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