あいこ

42歳で単身沖縄移住 ラジオパーソナリティやキャスターをやってます

あいこ

42歳で単身沖縄移住 ラジオパーソナリティやキャスターをやってます

最近の記事

7/17 AM8:16

逃げないように友達数人に宣言をしたのは先月のこと。それから数週間経ち、宣言すると物事が進むことを実感している。 やると言った手前、やらないのはすこぶるダサい。有言不実行はダサい。私はダサい人間にはなりたくない。だからやるしかないし進むしかない。 「あなたの場所はここではないと思う。あなたはそれでいいの?」 2年前のちょうど今頃、友達が話してくれた言葉が魚の骨のように、今もなお喉の奥に引っかかったままだ。 その言葉は確かに嬉しくてありがたくて、でも認めるのが怖かった。通用し

    • 6/29 AM9:01

      朝から蝉がジリジリ鳴いている。青すぎる空に今日の暑さを思う。不思議と嫌な気持ちはしない。今日は休日。 あえて言おう。おかげで何もなくなった土曜日。自分のラジオも(強制的に)お休みなので、久しぶりに心理学の勉強会に出席できる。 奇しくも2024年の半分が終わろうとしている節目での、この何もない土曜日はありがたい。 大きな流れは存在していて、どうしたって「そちらではない」と暗示するような出来事が頻発して、私が進む道を塞いでいく。逆に「そちらで正解」の時は、道を照らし続けてくれ

      • 6/9 AM8:58

        中年独身が主役の小説を読んでいる。鋭い爪が心に刺さって、そのまま引き裂かれるような抉り方をしてくる。読んでいて痛い。でもなぜだろう。似たような思いに駆られる人たちがいるんだと思うと「しょうがないか」と明日を生きられる気がしてくる。 できなかったこと、持てなかったこと、無くしていくもの。 子どもの頃、大人になったら当然持っているであろうと思っていたものを、この歳になってほとんど持っていない自分と対峙した時の気持ちは「惨め」だ。そしてこの気持ちはなかなか人に共有できない。惨めさ

        • 6/5 PM9:18

          お風呂待ち。 沖縄に来てもバスタブに浸かることはやっぱりやめられない。長年の癖だ。 夕方行ったスーパー。唐突にポテトチップスを爆食いしたくなって売り場の前で何を買ってやろうかと血気盛んに選別していた時、「これは自己虐待だ」と痛感した。ポテチを爆食いすることが自己虐待ではなくて、そんな状態になるまで我慢を強いている現状に自分を置いていることが自己虐待だと。 あほくさい。実にあほくさい。 しかしながら手放すとは難しい。人間は変化を嫌うから現状にしがみつきがちで、そして良くも悪

          5/8 AM9:13

          朝起きると元アイドルの俳優が炎上していた。 発言も、その発言に対する謝罪までも炎上していた。 大変だなと思った。 私はその内容に対して「あぁ」としか思わなかった。だからちょっとだけその俳優に同情する気持ちにもなった。 悪気はなかったんじゃないかと思う。もちろん悪気がないからと言って何を言ってもいいわけではないけれど、発言の根っこにはただ純粋に「楽しませたい」っていう健気な気持ちが私には見え隠れしているように感じたから、だから「大変だな」と思った。そんなつもりではなかったの

          5/7 AM0:27

          体調不良からごっそり気力が削られていたことに気づき、そう言えばとっくの昔に燃え尽きていたんだと知った。 誰かと一緒にいるのは楽しいけれど気を遣う。今は気遣えるだけの体力も気力もない。何気ない一言にすら心を削られる。だからこのGWは誰とも関わりたくなかった。 ガソリンスタンドに行く。開いた財布にはレシートの山。家計簿をつけれなくなって2週間ちょっと。当たり前にできていたことができなくなる。クローゼット代わりの押し入れは見るも無惨な状態で目も当てられない。キッチンに溜まりがちな

          4/26 PM10:05

          体調不良な1週間が終わった。体調不良は終わらない。 咳をし続けた腹筋には、筋トレしたような痛さがある。そのまま腹筋が割れてくれたらいいのにと呑気に願う一方で、シンプルに身体が辛い。これも加齢の影響かと思うと、これから先健やかに生きていくために絶対的に筋肉が必要だと痛感する。かっこいい体とか割れた腹筋とか(さっき言ったばかりでなんだけど)、そんなのは二の次で、動ける身体のためには動けるための筋肉が必要だ。自分で自分を生きるために必要なものは「健康」。健康なしには、何も始まらな

          4/22 AM7:18

          洗濯物は基本的に室内干しなので、部屋の中は雑然としていることが多いが、昨日コインランドリーで一気に乾かしてきたから今朝はスッキリしている。 洗濯物を干していない時に香を焚く。 「香を焚く」高尚な趣味でもなんでもない。ただ単に香りが好きなのだ。 視覚派・聴覚派・嗅覚派・触覚派、、その他にもきっとあるのだろうけど、私は嗅覚派。人がまとってる香りや、場の香り、土地の香り。いい香りもそうでない香りもあるけど(その場合は「匂い」といった方がしっくりくる)、とにかく香りが好き。 今朝

          4/17 AM7:55

          沖縄の天気予報は当てにならない。今日の天気は「曇り」予報だった。 目覚めて遮光カーテンを開けると満点の青空が広がっていた。ケータイで天気予報を確認する。沖縄本島が真っ青になっている。これは雨を表現しているから、今はこんなに晴れているけれど、恐らくきっと今日はいずれ悪天候になるのだろう。 沖縄の天気予報は当てにならないが、沖縄の空が即座に様変わりするのも知っている。要は、その時その時の状態を受け入れるほかないのだ。まるで人生のようだと、沖縄の天気に触れるたびに思う。 晴れをそ

          4/15 AM1:55

          雨音の向こうで微かに村内放送が鳴っている。もう明け方かと手元のケータイを見るとまだAM1:55。こんな時間の村内放送とは何事かとXで検索すると、沖縄に雷が落ちまくっていた。主に南部で頻発していたらしく、だから中部の私にはそんなに影響なく眠れていたらしい。 村内放送が落雷のことを言っていたのかは定かではない。そもそも村内放送は何を言っているのかほとんど聞き取れない。でも何らかの注意であることには間違いない。だから恐らく落雷のことだったのだろうと半ば無理矢理納得して、また眠りに

          2024年所信表明

          もう14日ですが、あけましておめでとうございます。今年はもう少し気軽にブログを書いていきたい所存です。 私の本音度合いとしてはInstagram<threads<ブログ、という感じです。ご参考に。(? ▶️Instagram https://www.instagram.com/aiko_syokudo/ ▶️threads https://www.threads.net/@aiko_syokudo 今年もどうぞよろしくお願いします。 対等な関係 対等に話をできる間柄と

          2024年所信表明

          備忘録 9月9日(土)

          昨日のことについて忘れたくないので記録。 話した側から 昨日のラジオのテーマで取り上げたのは、星野源さんの「必要とされなくても、楽しく生きられる人になりたい」という言葉だった。これはLIGHT HOUSEという、オードリーの若林さんとのトーク番組で星野源さんが放った一行日記のひとつ。 この言葉は噛み締めるほどに芯をくった言葉で、今週この言葉についてあれやこれや考える時間が多かった。 生きていると必要とされない場面はどうしたって出てくる。なぜなら必要とする・しないは他人が

          備忘録 9月9日(土)

          台風6号の真っ只中で

          沖縄に来て初めて台風の直撃を喰らっている。 現在、8月2日午前9時57分。 暴風は想像以上に強烈で、夜通し轟音と共に窓を叩く風はかなりの恐怖で、それは夜が明けた今もなお継続中。 停電も続いている。 無くしてわかる電気のありがたみ。 テレビでNetflixが見れて、ケータイの充電ができて、PCで調べ物ができて、Wi-Fiがあって、電灯がつく。 でもそれは当たり前じゃなかったのだと、無くして改めて有り難さを実感する。 明るくなり部屋から見る外の景色は、なんとも荒々しい。 あり

          台風6号の真っ只中で

          来る慰霊の日に思うこと2023

          6月23日は「慰霊の日」 沖縄県外の皆さんは、この日の存在を知っているだろうか? 私は恥ずかしながら、沖縄で暮らすまでこの日の存在を知らなかった。 昨年移住してきて、沖縄での慰霊の日の存在、意味、そして平和学習はこの日を起点に行われることを知り、本土との違いに面食らった。 同じ日本にいながら、知らないことがあるということ。 同じ日本にいながら、こんなにも違うことがあるということを。 「部外者」 慰霊の日に関連する取材で、読谷村のむら咲むらで行われている沖縄戦の芝居

          来る慰霊の日に思うこと2023

          【小話】徒然なるままに、5月31日

          越境しない 昨日、ジェーン・スーさんの本を読んでいて、体を貫かれる思いをした。図星だったし、冷や汗だった。 昨日の朝、超タイムリーに、それこそ「越境」しそうになった自分がいた。そこを越えずにいるのが正解なのか、無理やり越えていくべきか。判断を迷ったけど、結局「越境」はせずに相手の判断に委ねた。でもそれは正解だった。 先読みが得意な人がいる。私もその類。 気がついてしまうから、良かれと思ってアレコレやってしまうことがある。でもそれは良し悪しだったりする。場の役に立つこと、

          【小話】徒然なるままに、5月31日

          【閉店後のつぶやき】生傷は喋るにあらず

          頭真っ白、言葉が出ない! 前回放送について、反省文を残したい。 放送最後の15分はいつも、その時の雑感などを話すようにしている。 テーマは大体決めていくし、話すこともある程度はまとめていく。 ただ、話はナマモノでもあるので必ずしも決めた通りにはならないし、むしろ私はできるだけその時の正直な気持ちを話したいと考える方なので、準備どおりにならなくてもOK。(できれば準備もしたくないが、技量不足ゆえ準備は怠らない) 今日ももちろん準備していたけど、放送直前に「これは話すべき内

          【閉店後のつぶやき】生傷は喋るにあらず