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ピカソ顔

陶芸のお話です(^^)

最近出来上がったうつわたち
成形から焼成まで
写真を見ながら振り返りまーす。

形を作り、1回目の焼き(素焼き)が終わったところ

色が違って見えるのは
土の種類が異なるため

白土、赤土、特赤土、黒泥土など。私が通っている教室では、扱っている土の種類が豊富です。
生徒は好みの土を買うことができます。

何種類かの土を混ぜて作ることもあります。
土を買って、一度にすべて使い切ることは稀なので、残った土は保管し各自好きなタイミングで使います。
混ぜて使う場合は、混ざり具合で出来栄えも変わります。なんとなくこんな色になるかなと思いながら作っても、想像していたのと違うことも。それもまた楽しいです。

①②と⑤には顔を描きました。

素焼き前、土が柔らかい状態の時に、尖ったもので彫りました。



(色の名前がいくつか出てくるので、関連記事をつけておきますね)



右側③ どんぶり
左側④ 湯呑み ×2

釉薬をかける前

適当にマスキングテープを巻いてから
③は水色
④は飴色 の釉薬に、全体をドボンとつけます。

釉薬が乾いたらマスキングテープをはがし、はがした部分に別の釉薬をかけて、変化をつけます。


③どんぶり

はがした部分に
うのふを筆でぬりぬり


「うのふの上に、赤い点々をつけたら良いアクセントになるかも」

釉薬をかける前、ぼんやりとイメージ。

しかし、うのふを塗ったら思った以上に水色と馴染んでしまい、区別がつかなくなってしまいました。

焼成後の、うのふと水色は、それぞれ違った色なのですが、焼成前のこの状態(釉薬を塗った直後)は、とてもよく似ています。

うのふはどこだ?
ぶつぶつ言いながら、赤いまるをぽちぽちと

描いた、つもり

水色に、あとのせしたうのふ。
2色の釉薬は時間が経つにつれより一層混ざり合い、赤いぽちぽちは最終的に勘でやるということに。
作業を進めていくうちに、思ってたのと違う場所に赤がのっても面白いかも、迷子でもまあいいかと。開き直りと勢いで仕上げました。勢いもだいじ。


④の湯呑み
全体を飴色にドボン


マスキングテープをはがした部分には、黄色を筆で塗りました。
こちらも、黄色の上に赤い下絵の具でぽちぽちまるを描きました。
飴と黄色も、焼く前の釉薬の色は似ているんですよね。赤をのせるのにちょいと迷子になりましたよ。迷子の迷子の〜♬ 

湯呑みの奥にいるのは①②


顔を描いた①②
先生と相談して、顔の部分には色をつけず、素で仕上げることに。

顔の部分に色がかからないよう(顔が浮き上がって見えるようにするため)丸くカットしたマスキングテープを顔の上に貼って、全体を飴色の釉薬にドボンとつけました。
そして、釉薬が乾いたらマスキングテープをそおっとはがしました。

あら、かわいい♡


実はすごく心配で…
焼いているあいだに釉薬が顔に流れて、たらーんと汗のように見えたりしないかな。うまく顔の輪郭が出るのだろうか、とか。初めての試みだったので心配はありましたが、無事でした!

よかった!!

2回目の焼き(本焼き)が終わり
完成した作品たち

どどーん!


①②③④ いってみよう〜♪

①② お顔、見えてるっ
③ ぽちぽちは、あれれ?
水色にのってるかも
角度を変えてもう1枚
うのふが雲みたいにふわふわ
これはこれで良い感じ


④ 赤が良いぞ〜
角度を変えてもう1枚
黄色に赤がのってるかどうかなんて
よく分からないけど良しとします

⑤は、顔部分がうまく出なかったので省きました。
気が向いたら次回チャレンジしてみま〜す。

おうちに持って帰って
お気に入りを
どあっぷで(o^^o)

こんにちは〜♪


自己満足なのでした。

にっこり (*^^*)

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

面白いコがうまれたら、また記事にしたいと思いま〜す。

\(^o^)/

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