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予期せぬ柄

面白い柄になったうつわです。

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焼く前はそれほど期待してなかったうつわ

焼き上がってみたら、意外といいかも♪

って思えることが、たまにあるんです。

もう1枚同じものを作ってみてと言われたら、出来ないのが悲しいところですが。偶然の産物というのは大袈裟かもしれないけど、こちらはそんな1枚。

果物のせたり、おかずをのせたり、ケーキものせちゃう。


このうつわ、実は焼き直しなんです。


釉薬をかけて焼いて、出来上がりを見て

んー

気に入らなかったから、全く別の色をかけ直したんです。

もうだいぶ前に作ったものだから、はっきり覚えてないけど(写真にも残してないので多分忘れたかったのでしょう)柄を入れてるんですね。変な柄を。どうにかしたかったんで先生に相談して、焼き直す方法があると聞いたんで、やってみたんです。

そしたら、生き返りました♪  \(^o^)/

変な柄の名残で、うっすら黒っぽいラインが浮き出て見えたり、釉薬の重なった部分が白い点々になったり。面白い模様になりました。

釉薬の性質によっては交わりにくい掛け合わせもあるので、焼き直し後のイメージはなんとなく想像出来ても、思った通りに出来るかといわれると…なんともいえないようです。


焼き直しはすごく手のかかる作業で、ドボンと釉薬につけてハイ出来ましたとはいかないのです。

一度色を付けて焼いたうつわは、ドボンと釉薬をつけようとしてもはじくので、ドボンでなくちょろんと釉薬をのせる→それを重ねていく、という作業になります。

霧のように、吹き付けて乾かして、吹き付けて乾かして、を繰り返しながら、もともと色がついていたうつわに新たな色を、ちょろん。

時間がかかるけど、このうつわのような面白い色合いになることもあるから、またやってもいいかなと思っちゃうんです。面倒なんですけどね。

もう1枚、焼き直して気に入ってるうつわがあります。

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裏はこんな感じ

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緑系の色で焼いて、表に模様もつけたんだけどその模様が気に入らなかったんで、処分しようか迷ってたんです。捨てる覚悟で実験だ!ということで、こちらも全く別の、瑠璃色の釉薬を吹き付けてみました。

うつわの中心から吹き付けて、外側だけもとの色が残るように仕上げたら、我ながらよく出来たのではないかと。もう自己満足の世界でごめんなさいなんですけど、捨てないでよかった〜って思いました。

こちらのうつわも、さきほどご紹介したうつわとほぼ同じ大きさなので、果物からケーキまで、なんでものせて使っています。

手をかけたコはかわいい、と言えるかどうかは謎ですが(時間をかけて作ってもイマイチな場合もアリ)今回は変わり種の2枚をご紹介させてもらいました。

最後まで見てくださってありがとうございます♪

うつわの写真、光に反射してテカってるところもありますが、おつきあいありがとうございました。

またお会いできたら嬉しいです♬


お読みいただきありがとうございます♡ 感謝感激でございます♪