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そのジュエリーを「タンスの肥やし」だなんて言わせません!

既製品にはない、自分だけのストーリーをも感じる事が出来るジュエリーとして生命を吹き込み蘇らせる。

ティファニー、カルティエ、ブルガリといった大手のブランドはダイアモンドやサファイアなどの色石を18金やプラチナにセッティングして、世界的にそして永続的に愛されるヒット商品を作り出す使命を担っていると個人的に思います。

ジュエリーというと真っ先に思い浮かぶのはこれらの高級ブランドのネックレスやリングかもしれません。

ブランドで買い物をする場合は、既成のデザインで自分のサイズに合ったものを購入することがメインになります。

一方、宝石鑑定士としての私の使命は、すでに皆様のお手元にあるダイアモンドや色石、小さなメレダイアモンドだけでなく台座といわれる地金のプラチナや18金などまで使えるものは全てリサイクルして全く新しいものを作り上げることです。

お客様に「え~~、こんなに綺麗に生まれ変わったの?」と感動していただけるものにリフォームし、喜びをお客様とシェアすることです!

「タンスの肥やし」という言葉がありますが、お母様、おば様やお祖母様から「もう使わないから」と譲り受けたけれど、デザインが今風でなかったり、しっくりこなかったり、あるいは自分の指のサイズに合わなくて長いことタンスにしまったままでどうしたらいいか分からない…という方は沢山いらっしゃいます。

特にお若いときのご結婚ならば、ご主人様が当時、大金をはたいて買ってくださった立て爪ダイアモンドの婚約指輪はどうされていますか?冠婚葬祭の時やここぞ!というママ同士のランチ会の時だけ着けるみたいになっていませんか?

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そもそもダイアモンドはとてもほこりが付きやすく汚れやすい石であることはあまり知られていません。だからブランド店では店員が商品を触るとき、指紋や汚れがダイアモンドにつかないようにという配慮から白い手袋を着けて商品を扱うところが多いのです。「大事なものを扱っているのは分かるけれど、仰々しいよね」なんて思われても仕方がありませんが、実はちゃんとした理由があるのです。

ときどき友人の婚約指輪を拝見するとピカピカ綺麗なまま、というものがあります。ダイアモンドのリングは愛用していればそれ相当の汚れや垢が溜まって付着しているものです。宝石鑑定士が使っているルーペという拡大鏡でみれば一目瞭然です。

そういう時、ちょっぴり残念に思います。「せっかくご主人様が愛の証として買ってくれたダイアモンドを日常的に使わないのはもったいないなぁ」と!

そのリングも加齢や育児をしているうちにいつの間にか指のサイズが少しずつ大きくなって着けられなくなってしまった、なんてことは当たり前。それは家事や育児を一心不乱に精一杯やってきたという証で女の勲章であります!私自身、二人の子供の母です。一人は大学生になって半分独立してくれましたが…。

結婚して間もなく子供を授かり、暫くは髪も振り乱して、子育てに専念しているうちにあっと言う間に数年が過ぎ、いざリングをつけて外にお出かけできる余裕ができた頃にはサイズが合わなくなっている、という場合も良くあります。

サイズ直しだけならそのリングを買ったお店へ持っていらっしゃるのをお勧めします。

但し最初にどれくらい費用がかかるか聞いた方が賢明です!

一方で女性も歳を重ね、だんだんボリュームのあるリングに憧れ、それが似合う齢になってきたとき、若いときには似合っていた華奢な愛らしいそのダイアモンド立て爪リングをリフォームしてボリュームアップさせたり、あるいは一粒のペンダントヘッドにリフォームしたらもっと日常的に使えるかもしれない、と考えたとしましょう。

でも大きなジュエリーショップでリフォーム相談したらいくらかかるか分からないし、予算を聞いて「お高いからやめます」というのも勇気がいる…そう思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?  

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そんな時は是非、私にご相談ください。ご相談は無料でお受けしております。お気軽にご相談いただけたら幸いです!

ジュエリーを作るうえで大事にしていることがあります。

まず何よりも見た目の美しさ。これが一番大事なことは言うまでもありません。

次に機能性、着け心地と着脱のし易さ。

そして最後にリサイクル。あるものは最大限に余すことなく使い切るということです。

私は主婦感覚で「もったいない精神」を大事にしています。あるものを使っていかに素敵なものに生まれ変わらせるかを考えるだけで、ウキウキしてきます!

コロナ禍で金相場は最安値の時のおよそ3倍高になりました。

ですから今、金を新たに買うのではなく、あるものを使って全く新しい、世界にひとつだけのお気に入りのジュエリーを作りましょう!

今お手元にあるリングやネックレスのダイアモンドや色石、金やプラチナを再利用して、全く新しいものを皆様の御要望をじっくりお聞かせいただきながら、皆様にイメージにあうジュエリーへと変身させて、「タンスの肥やし」に生命を吹き込み蘇らせる!これが私の仕事です。

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