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フィリピンイロイロの田舎道をゆるく散策。(海外遊学Day62)

こんにちは。
おもちです。

大学4回生のとき1年休学して、
約10ヶ月で29か国を訪れました。
当時の日記を書きおこしています。

取り柄も特技も特になく冴えない私のひとりごと。
読んでくれると嬉しいです。


2015年6月27日

土曜日。

朝は予定が特になかったから、歩いたことのない道を散策。

のんびりとした道が続いてて、とても気持ちいい。

牛放し飼い


ちいさなまちの教会
鉄格子の商店
傾いてて心配な家


カメラを向けると10割の人がサービス満点に応えてくれる。

すれ違う人たちみんな、目が合えばニコッと微笑んでくれる。
 
嬉しいな。気持ちいいな。

1時間半くらい、飽きずにてくてく歩いていた。

帰る方向に歩いていたとき、バイタクのおじさんが私の横で止まった。

「のる?」

と聞かれて、「歩けるから大丈夫!」と答える。

「お金はいらないよ。帰り道なんだ」おじさんは言う。

ただより高いものはない。

でもその言葉はこの状況には必要なかった。

おじさんがいい人だとわかったから。

親切を受け取ることにした。

このバイタクのおじさんも、道端で笑顔をくれた大人も子どもも。

この場限りだろう。この先どこかで会うこともきっとないだろう。

そんな、“瞬間”の一期一会がとてもすき。

見返りを求めない親切には、心地よい余韻がのこるから。

歩いてじゃないと、吸えない空気があるなあ

と再認識する。

てくてく。

次はどの道を歩こうか。

海外遊学Day62