見出し画像

🌿♯4.挨拶は心の鏡。SOSのサインに気付いて。

 🌱 🌱 いってらっしゃい。かえってくるころには、おいしいのできてるよ。 🌱 🌱

 今回で投稿4回目となります。
いつも読んでくださっている方、初めましての方、ありがとうございます。

 上記の写真は、『きみのことが だいすき I Love You』というタイトルの作・絵いぬい さえこさんの絵本から抜粋したものです。とてもシンプルで、心に響くものなので時々紹介させていただきたいと思っています。

 大学受験で卒業旅行に行けなかった長男は、高校を卒業した今、気の合う友人たちと、夜行バスで個人的に卒業旅行に行っています。私は、息子が自分の力で勝ち取った大学合格や友人関係を誇りに思っています。
  🌱 言ってる? 🌱


 『いってきます。いってらっしゃい。』『ただいま。おかえり。』

『おはよう。おやすみ。』 『ありがとう。ごめんね。』『お疲れさま。』
 『大好きだよ。』 『大切に思ってるよ。』
  🌱 どんな表情でしてる? 🌱


  私は、目を見て言いたいです。そして、できればニッコリ笑って。
  できない時があれば、それは自分の中の『SOS』のサインかも知れません。

 もしかしたら、家族のサインかも知れないし、職場や仲間、友だち、恋人、夫婦、そして我が子。

人や自分に関心を持つということは、こうした些細なことからの気付きが大切なのだと、私は思っています。

 この挨拶の大切さを教えてくれたのは、母でした。
 当時の私は小学1年生になったばかりでした。


『あいちゃん。知らない人にも、目が合ったら元気に挨拶をするのよ。おはようございますって。きっと、そんなあなたの姿を朝から見たら、その人も元気になるのだから。』と。

 その時の陽だまりのような優しい雰囲気と、穏やかな表情の母を未だに覚えています。

 大好きな母の教えを忠実に守って、通りすがりの知らない人にも元気に
『おはようございます!!』と挨拶していました。

 『おはよう。しっかりあいさつが出来て偉いね。』と笑顔で言ってくれる大人もいれば、迷惑そうな大人もいました。
 次第に、知らない人には挨拶しても無視されるので、悲しかったり恥ずかしくなったりしてすることは減っていきました。

 でも、根本には「挨拶を自分からすると喜んでくれる人が多い」ことを実感しています。それが、コミュニケーションのきっかけ作りになり、人に対して安心感を与えることに繋がることも。

だから、これからも挨拶をちゃんとできる人でありたい。
それができない時は、私は心が疲れてしまっているんだよって。
同じようにしたくてもできない人が側にいたら、この挨拶で気付いてあげたい。
何かあったんだねって。

 母の優しさを思い出すと、泣きそうになってしまいました。
きっと、いや絶対、母だって苦しいんです。
きっと、怒ってばかりの自分に自己嫌悪も感じていたでしょう。
きっと、こんなはずじゃないと感じていたでしょう。

 身体が弱く、呼吸が苦しくて、動きたくても思うようにならなかった。

 自分を不憫に感じていましたか?

 分かって欲しかったですか?

 ちゃんと分かってあげられなくて、ごめんね。

 過去の私も苦しかったでしょう。よく頑張ったと思います。ありがとう。

 今の私がいるのは、こうした過去からの繋がりしかありません。
 私はこれからどんどん良くなっていきます。

 自分を見つめ、恥を晒し、改善していく。

『失敗してこそ、かっこいい』
そんな風に言ってくれる仲間が、私にはいます。
それを言える人がかっこいい。

 息子たちの話をしようと思っていたのに、あまり書けませんでした。
でも、今の私が感じたことなのでその気持ちに忠実にいることにします。

 最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?