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2019年4月の記事一覧
そのシワシワな笑顔とかすれた声のある生活に満たされて幸せで
元号が変わる。平成最後の〇〇、そんなふうに世間が騒いでいるのを横目に、雨のなんでもない休日を過ごしている。
1泊2日の旅行中ふたりで撮った写真は2枚だけ、きっかけも向こうから。撮りたいけど、撮られるのは苦手。それはお互い様で、カメラを向けると恥ずかしがって顔を背けられる。話しているときにふわっと顔がゆるんで、信じられないくらい優しくて柔らかい表情で笑うから、まっすぐ見たいのに見られない。くしゃって
相手の言葉をすぐに翻訳してしまわない
困っている人に、手をさしのべること。
これって、正義だと捉える人も、悪だと捉える人もいると思っている。さっと手を差し伸べるときと、ぐっと我慢するべきとき。
小さな子供がちょっと難しいアスレチックで遊ぼうとしているのを、親が手や口を出してこっちの方がうまくいくよって言ってしまうのは、結果子供のためになっていないこともある。
対子供だったら想像力が働くけれど、じゃあ仕事やプライベートの場面では、そう
おこってばっかりの人、ご遠慮ください
わたし、っていう人間とか役割のある存在以前の何か、ヒトっていう動物に戻った気がする。車でそんなに遠くない宿へ1泊2日の小旅行。そもそも平日休みが板についていたので、きちんと名前のあるゴールデンウィークを過ごすのが久しぶり。テレビもラジオもない部屋で、寝転がって少し開けた窓から鳥のさえずりが聞こえてくる。なんて平和な世界。
誰かのこだわりとか、作り上げたい世界観とか、守りたい景色とか、そういうもの
ちゃんとひとりになってみる
ゴールデンウィーク、大型連休だって浮かれている気持ちをたしなめられるように、4月も終わろうとしているのに冷たい空気の朝。雨の音を聞きながら目覚めたけれど、家を出発する頃には上がっていた。広がる曇り空に、幡野広志さんが”晴れじゃなくても、どんな天気でもいい天気だなって思います”みたいなことを仰っていたなって思い出す。ファインダーを通して、映るものから幡野さんを見ている。聞こえてくる声を聞いている、感
もっとみる誰かを愛することなんて本当はとても簡単だ
たっぷり深呼吸がしたい。呼吸が浅い一日だったな、帰りの電車で座ってから気が付く。不揃いで大きな音が苦手。周りの言葉が全部流れ込んでくる。気付かなくてもいいことも、細かいって眉をひそめられるようなことも、今それじゃないでしょって窘められるようなことも。だから、ノイズキャンセリングイヤホンをしている、自分の今の気持ちに合う音楽を小さくかけている。
たまに、今日はイヤホンはいらないな、って日はもある。
変わるんだって思って続けてみること
今日の朝は、昨日SNSで見た「おこしてME」ってアプリで5:50に起床。目覚ましを止めるためには、何かしらのアクションをしなければいけなくて、ふるふるを30回に設定していたけど全然反応してくれなくて困った。ちゃんとしっかり目覚めたから結果オーライ、そういう戦略なのかもしれない。
窓を開けて、洗濯機を回して、録画していたセブンルールを観る。テレビの録画って、何だかんだ撮り溜めて満足して消してしまうこ
もう少し暖かくなったらベランダで飲もうよ
春を通り越して夏だよ、って言われた。長袖だと確かに汗がにじむ、夜風は冷たい。シャムキャッツを最近聴き始めた、なんだか夏っぽいゆるやかな風景が似合う曲が多い。缶チューハイを開けて、ベランダで飲みたい。せっかく広いんだから、見える景色は大したことないけど、今年は活用してみようかな。虫が怖すぎて、基本的に換気でしか窓は開けない。
退屈が苦手で、常に頭をぐるぐる回していたい。温泉につかってのんびりするの
少しずつ、日常が戻ってくる
日常が戻ってきて、昨日までの余韻を引きずったまま電車に乗る。ああ、満員電車、やっぱり苦手だな。今朝は星野源が聴きたい気分。最新のアルバムをイヤホンから流して、少しずつ現実と向き合う。昨日よりも日差しが暖かい。久しぶりに出社して、喉が痛いことと、足がちょっと筋肉痛だなってことが、かろうじて境目に残っている。いろんな人が、いろんな形で今日を過ごしている。この疲労感も心地良いって思える自分の時間の使い方
もっとみる気持ちが揺らぐときにこそ、メモをとる
分解したい気持ちがある、嫉妬とか暗い黒いものとか、ぐるぐる渦巻く今すぐにはどうにもできない感情とか。たくさん泣いたのはいつが最後だろう。どうしようもない夜に泣いて気を紛らわすことがなくなった。だけど、誰かとの距離にちょっと悔しくなったり、ぐるぐると余計なことを考え始めてしまう自分のことが嫌になったり、ここで描かれているような羨望をいつまでも持ち続けていたり、まっすぐに生きるのを邪魔する感情が顔をの
もっとみる将来の夢、って特になかったなって思い返してみる
小さいころから、「自分の将来の夢」って持っていなかった。あなたが大きくなったらなりたいものの絵を描きましょうと言われたときも、特別浮かぶものはなくて、その時に描きたいお花やケーキや、まだきちんと把握できていない”世間”に対して申し訳の立つものを描いていた。
そんな可愛くない子供で、やりたいと言って始めたのは音楽だけ、ピアノとソルフェージュ(歌とか音楽の歴史を学んだり、昔ながらの遊びをしたりしてい