自然にバトンタッチ
私と争おうという気持ちをおこした瞬間に敵はすでに敗れているのだ。
なぜなら、「宇宙そのものである私」とあらそおうとすることは、
宇宙との調和を破ろうとしているのだ。
これは合気道の開祖である、植芝盛平先生のお言葉です。
まあ、初見ですと??って状態になるかなと思います(笑)
これは嚙み砕くと自然の力を使うということかなと思います。
つまり、自然に勝とうとしてる時点で相手の負けは確定してるということです。
台風に突っ込んだら、そりゃ負けるに決まってますよね??
したがって、宇宙と一体になっている翁先生に争いをしかけた時点で
自動的に負けが確定するということです。
その争いを仕掛けてる張本人は自然の法則に反してる訳ですから。
自然にバトンタッチするということは、
自然の力を借りるということに繋がります。
やるとこまでやったら、あとは自然にバトンタッチするんです。
役割分担をするわけですよ。
ですから、そこに相手を何とかしてやろう等の意思が入ると、それは役割分担できてない訳ですよ。
何か動作をする時は形だけキープして、後は再生ボタンを押したかのようにロボットのように動きます。
力がぶつかる主な理由は、相手を意識することで接触点に力みが生じ、
相手に抵抗されるからです。
接点を押す事は相手に抵抗する術を与えてるも同然です。
したがって、相手とぶつからない1つの方法に自然にバトンタッチするという考えが有効かと思います。
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