没入
僕はエンジニアをやっているのですが、新卒から付き合いのある友達と先日、会った時の話です。
その人とは同じ志を持っているので、毎回、会うとお酒の力を借りなくても話に花が咲きます。
ふと、気が付くとあっという間に3時間が経っていました。
その時は普段気になってしまうスマホも一瞥もせず、ただひたすらITの話をしていたんです。
これが正に没入ですね。没入とは今この一瞬を生きるということです。
なぜなら、没入している間は、明日への不安や過去への後悔など一切、頭によぎらないからです。
この一瞬にフォーカスしてるってことなんですね。
情報過多の現代は良くも悪くも、あらゆる情報が濁流の如く流れ込んできます。
そういった背景もあり、人々はより未来に対して様々な不安を抱くようになったんじゃないかなーと思っています。
デジタル社会になった今ではあらゆることが痕跡として残ります。
同様に過去を悔やむ機会も増やしてるんじゃないですかね。
僕も未来を憂いたり、過去を悔やんだりすることはあります。
ただ、稽古なんかをすると、その間はそういったことが一切なくなります。
他の会員の人もここで稽古すると不思議と気分が楽になるとか、体調が良くなったなんて人を多く見ます。
それは、何も不思議なことが起きている訳ではなく、稽古に没入してるので、過去も未来も考えてないんですね。
故に、気分が晴れやかになるんだと思います。
稽古の場に限らず、この一瞬に没入するということが情報過多の現代ではより一層、重要になっていく気がします。
僕自身もこの記事を書いてる時は今に没入してるわけです。
こういった瞬間を極力、増やしていきたいなーと思います。
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