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さん付け運動

昨年の10月に会社で導入した『さん付け運動』。とても気に入っています。多くの気づきをあたえてくれました。

この6ヶ月で『社長』と呼ぶ人はいなくなりました。『拓さん』と呼んでくれます。私も『部長』、『課長』と呼ばなくなりました。すべて『◯◯さん』と呼びます。社長も部長も農場長も工場長も社員も準社員も海外実習生もアルバイトも、お互いに『さん付け』です。

実際に行動をして肌に感じることは、問題はみんなの意識の中にあるのだということです。人は無意識に『偉い』、『偉くない』を組織や役職で判断してしまうようになってしまいます。『偉い』、『偉くない』という意識は、人を従属化させ、主体的な心を失わせる力があるようです。役職はただの『役割』の違いです。能力により適材適所で決まるべきであり『偉い』、『偉くない』とは無縁の関係であるべきです。

理想論かもしれませんが、我社にとって『大切な人』であるお客様や地域の人々やパートナーに一番近い人が、その大切な人のために主体的に動ける環境をつくるのが私の役割である思います。今年も地道に頑張っていきたいと思います。

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