齋藤拓/たまごの専門家

#たまご を通して大切な人を幸せにする仕事をしています。 もうすぐ100年 株式会社愛…

齋藤拓/たまごの専門家

#たまご を通して大切な人を幸せにする仕事をしています。 もうすぐ100年 株式会社愛鶏園 代表取締役社長 https://lit.link/aikeien1925

最近の記事

愛鶏園 海外プレスツアー

 2023年11月8日9時半、茨城県主催の海外プレスツアー一行がわが社愛鶏園を訪問してくれました。12月に水戸市で行われるG7茨城水戸内務・安全担当大臣会合に向け、茨城県の魅力を海外にPRすることが目的だそうです。 一行は、愛鶏園の『たまご』を皮切りに、JAなめがたしおさいの『サツマイモ』、野村花火工業株式会社の『花火』、株式会社鈴木茂兵衛商店の『伝統工芸品提灯』、有限会社つくばチョウザメ産業の『キャビア』、そして大井川和彦茨城県知事を取材するとのことでした。  茨城県が『

    • 愛鶏園×チーズはどこへ消えた?

       2023年10月2日の事業方針説明会に来年の4月に入社してくれる学生がオンラインで出席してくれました。愛鶏園の全社員と共にミッション、ビジョン、バリュー、今期の事業方針を共有できたことが何より嬉しかったです。愛鶏園を選んでくれた彼らに私たちは感謝をしています。  さて本題ですが、事業方針説明会の前に行った彼らの内定式の結びに、スペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』を紹介しました。学生から社会人になる彼らが最初に読んだらいいと思う本として紹介をさせていただいたの

      • 茨城県小美玉市への恩返し

         茨城県東茨城郡小川町(現在の小美玉市)に愛鶏園が農場を展開してから54年が経ちますから、茨城事業所は私と同い年となります。愛鶏園は新横浜が発祥地であるが、その後、神奈川県相模原市、埼玉県深谷市へ農場を展開していきました。そして、私が生まれた年に茨城に農場を展開しました。茨城の展開を中心に進めたのが私の叔父であり愛鶏園グループの第3代社長であった齋藤太洋でした。  新横浜、相模原市、深谷市、小美玉市に農場を展開した第2世代達は、私達第3代世代に、『関東取り囲み戦略』と自慢げ

        • 埼玉県深谷市への恩返し

           私の父であり愛鶏園グループの2代目の社長であった齋藤富士雄が、埼玉県深谷市櫛挽に家族を連れて移住して50数年が経ちました。私は1歳半だったのでもちろん記憶はありません。  その当時の昭和30年代後半、神奈川県相模原の養鶏団地はニューカッスル病という鶏の感染症が大発生し混乱のさなかにありました。若い養鶏家であった齋藤富士雄はニューフロンティアを求め、精力的に関東中を探し回りました。そして深谷市櫛挽に辿り着いたのです。  櫛挽地区は深谷市南西部の広大な平地で農業生産地域です

        愛鶏園 海外プレスツアー

          愛鶏園チアー  私たちの応援歌!

          愛鶏園チアーは、みんなで創り上げた愛鶏園の応援歌です。 10月2日の事業方針オンライン説明会の最後に、参加者200人以上で歌い上げました。以前からあった愛鶏園チアーを今回は、リズムや掛け声を付け加え、更にグレードアップを行いました。1か月前から、多くの社員がオンラインで集まり、アイデアを出し合い、完成させてくれました。 今回も、忙しい仕事の合間でしたが、みんなで創り上げることにこだわりました。それは、愛鶏園チアーを数年前に創ったときの思いを貫きたかったからです。少し過去に

          愛鶏園チアー  私たちの応援歌!

          さらば、高床式開放鶏舎よ!

           今期は3つの農場を閉鎖し、9月末までに解体を終えた。ビルト&スクラップ。つまり、最新式の農場を建て、古くなった農場を解体するのだ。今回解体している農場は、私が入社した32年前には、最先端の農場として君臨していた。そして、私はこれらの農場で鶏の飼い方を一から学んだ。  今の最新式の鶏舎と比べ、換気はカーテンの開け閉めを手動で行わなければならなかった。1日中鶏舎内を歩き、少し暑ければカーテンを開けた、少し寒ければカーテンを閉めたのだ。いつも鶏の状態を把握し、判断し、カーテンを

          さらば、高床式開放鶏舎よ!

          愛鶏園の経営理念 ミッション・ビジョン・バリュー

           創業から98年4か月、会社設立から69年が経ちました。10月1日から新しい会計年度70期が始まりました。そして、今期から今まで使用していた経営理念をブラッシュアップした新しい経営理念を使用します。  17年前まで愛鶏園には明文化された企業理念はありませんでしたが、5代目の愛鶏園社長であり、私の先代の社長である齋藤大天が経営理念を制定しました。経営理念は創業者の言葉である『養鶏とは 働くこと辛抱すること鶏を愛することとみつけたり』の考え方をわかりやすく噛み砕いたものとしてつ

          愛鶏園の経営理念 ミッション・ビジョン・バリュー

          愛鶏園 感謝DAYS  ありがとう!

           2023年9月。計5日間『愛鶏園感謝DAYS』を開催しました。 社員と社員の『大切な人』である家族、パートナー、友達をご招待し、少し豪華でおいしい食事をゆっくり楽しむプレミアムな時間を提供させていただきました。埼玉県深谷市、茨城県水戸市、神奈川県新横浜にて、総勢約300人が出席をしてくれました。    愛鶏園のミッションは『たまごを通して大切な人を幸せにする』です。大切な人は誰でしょうか?会社の大切な人はお客様です。社長である私の大切な人は愛鶏園の社員です。社員の大切な

          愛鶏園 感謝DAYS  ありがとう!

          決算賞与を出させてくれて、ありがとう!!

          2023年9月15日に愛鶏園は決算賞与を出すことができました。 愛鶏園のミッションは『たまごを通して大切な人を幸せにすること』です。そして、私にとって『大切な人』である社員に賞与をだすことは本当に幸せなことです。 決算賞与を出せる状態に導いてくれたのは愛鶏園の全社員です。 鳥インフルエンザから鶏たちを守り抜いてくれました。コロナや人手不足により、必要人数が足りない現場をみんなで補い合ってくれました。このことにより、百年に一度の鶏卵不足の中でも、お客様への供給を全うするこ

          決算賞与を出させてくれて、ありがとう!!

          愛鶏園 ✕ 7つの習慣 幹部研修の成果

          先週、研修を受けた当社の課長と係長クラス、全13人から研修成果の報告を受けました。私達の目標を掲げたビジョン2031に『人財づくりとプロフェッショナル集団づくり』を打ち出し、それに基づいて新しく始めた教育プログラムである。彼らは、半年前に受けた外部研修の後、どのように『考え方』が変わり、どのように『行動』が変わったかについて話してくれた。 彼らの報告から、私はある成果を感じました。現場チームのリーダーである彼らが、自らの『考え方』がとても大切であり、それは自らの良い習慣から

          愛鶏園 ✕ 7つの習慣 幹部研修の成果

          関東大震災がなければ愛鶏園は無かった!? 映像記録を観て。

          関東大震災が起きなかったら愛鶏園は存在しなかっただろう。 創業者齋藤虎松は100年前の1923年9月1日、丁稚をしていた東京の金物問屋で被災した。運良く死ななかったものの、復興に尽力しその疲労が祟り、当時不治の病であった結核に罹ってしまった。横浜の田舎に出戻り、感染対策として隔離され寝るだけのどん底の闘病生活の中、1925年5月5日養鶏をはじめている。つまり、あの関東大震災の1年半後に、養鶏をスタートさせているのである。 虎松はどんな気持ちで、その混沌とした次代を生き、そ

          関東大震災がなければ愛鶏園は無かった!? 映像記録を観て。

          愛鶏園ハッピーバースデイ・プロジェクト

          『はぴたま!』とは、社員の誕生日に愛鶏園のたまごを送る企画です。数年前から始めました。 愛鶏園は、関東中に新鮮でおいしいたまごを届けるために、神奈川県、埼玉県、茨城県に拠点があり、施設設備にすると10か所にもなります。そこで230人の社員が、たまごの仕事に関わってくれています。 なかなか会うことのできない社員たちに、どのように日頃の感謝を伝えるか?これは経営者にとっていつも課題です。そんな時に誕生日にたまごを宅配便で自宅まで送ることを思いつきました。30個送れば、家族、パ

          愛鶏園ハッピーバースデイ・プロジェクト

          韓国からの嬉しい来客!

          愛鶏園で3年間研修した韓国の青年が彼の仲間を連れて、約25年ぶりに日本を訪問してくれました。17年前に私も韓国に彼を訪ねたことがあります。 彼は韓国の仲間と訪れ、日本の養鶏事情や愛鶏園のことを知りたいとのことでした。食事をしながら約4時間はあっという間に過ぎてしまいました。 時を超え、国境を超え、たまごを通して、人の輪が拡がっていることを感じた一日でした。 来てくれた永遠の友であるヤンスウホウさんに感謝しています。本当にありがとう。また、会いましょう。

          韓国からの嬉しい来客!

          実習生へ。

          先週、5年間愛鶏園で実習をしてくれたインドネシアの若人に修了証の授与を行いました。この写真はその日の慰労会で撮ったものです。コロナ期間に社長となった新米の私は、このような会を主催できないでいましたが、やっと開催できるようになり嬉しく思いました。とても楽しくあっという間に時間が流れました。彼らには、実習生制度に取り組むようになったいきさつや、この取り組みに対する強い思いも伝えることができました。 今回のブログはそれについてまとめてみました。他の実習生にも伝われば嬉しいです。

          愛鶏園交遊会 3年ぶりの懇親会!

          4月の埼玉交遊会主催花見会に続き、昨日茨城交遊会主催の暑気払いがありました。3年ぶりに社員同士が直に合って懇親を深めました。埼玉でも茨城でも、空白の3年間で懇親の仕方を忘れてしまったのでしょうか?はじめはみんな静かでしたが、時間が経つにつれ、みんなの笑顔がたくさん見れるようになりました。やっぱりいいですねーーー、直に合ってしゃべるのは。 『交遊会』とは、社員の、社員による、社員のための交遊サークルです。社員間の懇親を深めることを目的としています。役員(会長、副会長、会計)も

          愛鶏園交遊会 3年ぶりの懇親会!

          愛鶏園の底力 かっこいいチーム 『そうじの力』委員会

          愛鶏園には、かっこいいチームがあります。『そうじの力』委員会です。 掃除のちから委員会は、社員が自主的に運営する活動です。名前の通り掃除が活動の中心になりますが、委員長を中心とする事務局も、活動する社員たちも、配属されて所属部門の仕事を持ちながら、自主的に時間を作り出し、企画運営をしている他部門横断型の活動となります。 チームの士気は高く、掃除の力によって、『職場をきれいにしよう』、『愛鶏園を良くしよう』、『社会に貢献しよう』という気持ちが溢れています。横断型チームは組織

          愛鶏園の底力 かっこいいチーム 『そうじの力』委員会