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【勉強記録】自粛だろうと何だろうと世界は動いているという単純な話-Harvard Business Review

今日の勉強記録。

ニューノーマルをテーマにした記事はいろいろ読んだ気がするけど、これは【いまこの時期に】読んでヨカッタ、と思った。

Harvard Business Review
“Reshaping Your Career in the Wake of the Pandemic”
by Dorie Clark, Tomas Chamorro-Premuzic
『パンデミックをきっかけに、君のキャリアを再形成しよう』


国によってはワクチンが行き渡りだし、そろそろ終わりが見えてくるのか?とみんながソワソワしてる。


私の住む国は、コロナによる死者は米国に続く2番目に多い国だと騒がれているし、ワクチンは当分回ってこないだろうし、治安も悪化するしで、とにかく混沌。きっと、日本の誰よりも自粛生活を徹底している。

そんな私ですら、必ず近い将来にパンデミックの収束がやってくる、と感じ始めている。


コロナで得た自由な時間を、有意義に使ったか?と問われると、まったく自信はない。。白状すると、結構ダラダラしていた1年だった。

唯一、自分を褒めてあげるとすれば、同じくWFHの夫にランチ・夕食を毎日つくっていること。最初のころは苦痛だった。夫いわく、料理はうまくなったらしい。

この1年間で起業した友人も知ってるし、引越して新しい刺激的な毎日を手に入れた人もいる。
与えられた同じ1年間という時間でこうも違うのか・・とたまに自分の姿に残念にはなるけれど。。

じゃあここからどうするの?という疑問にヒントをくれる記事だった。


前置きが長くなったが、この記事から得た気づきは2つ。



どの人に付いていくべきかわかった


部下として、チームとして、同じ人間として、どれくらい私たちのことを思ってくれるリーダーなのか、人間性が見えた1年だった。

上司には、不確実性の中で前進していく手腕を見せてもらった。なんだか偉そうに聞こえてしまうけど、誰も経験したことのない状況で発揮するリーダーシップをすごく尊敬した。

ムカッとするときもゼロではないし、毎日言いたい文句もあるけれど(笑)、それでもこの厳しい時期に『あ、いいリーダーだな』と思えたことは一生忘れない。

唯一、残念なところは、会社は人を増やさず、リーダーシップポジションの数を減らしている。私の上司の責任は増え、彼はさらに忙しくなった。
権力一極集中型。素早い決断が必要なときは、根回しもいらないので効率的だけれど、あまりに忙しすぎるリーダーを追いかけまわすのは気が引ける・・


プロフェッショナルな人脈

・これまでの人脈

「誰が大変なときに助けてくれる信頼できる同僚か?誰が必要なときだけ連絡をよこす同僚か?」わかるようになったでしょう?

これは少しグサっときた。自分自身が『必要なときだけ連絡をよこす人』になっていないか、不安になった。。

we’ll have a better sense of whom we want to bring closer in our lives
自分の近くに居てほしいのは誰か、わかるようになっていく

今後、直接会ったりオフィスワークに戻ったりする過程で、人間関係も以前とはすこし変わっていくんだって。

人脈整理ができたともいえるし、少し寂しい感じもする。

24時間デジタルツールで簡単にチャットできてしまうからこそ、自分本位で連絡してしまいがち。

気を付けないと人が離れていきますよ、という警告だろうか。。コワい。


・これからの人脈

「直接会いに来い」タイプの客先だって、いまやMicrosoft Teamsを駆使して会議するし、直近の仕事で困ることはない。

だけど、私の業界は「今は自粛かな」「今はできないな」と心にブレーキがかかってしまった人は多いほうかもしれない。新しい人脈をつくるのはなかなか難しい。

難しいからといってトロトロゆっくりしている間に、いわゆる先行者 (Early mover) たちが先に動き出し、彼らが先行者利益を手にするかもしれないよ、と。

先行者利益を取りたいからと、今のご時世むやみに移動するのはあまりに軽率だ。不利益になるリスクだってあると思う。

でも、自粛に関わらず世界は動きつづけているし、進んでいるし、誰も止まってないんだよね。

先行者はすでに動いている。

【コロナだから】を言い訳にして、自分で止めてしまっていることはなんだろう?

そんな単純なことに、改めて気づかされたのでした。







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