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一本の木から「思い」を

こんにちは。
公立中学生のAIKAです。
ルールメイキングについて記事を書き始めて2ヶ月ちょっと経ちました。
3本目の記事となる今日は、ルールメイキングの大切さについて語ろうと思います。


本題にいく前にタイトルにある「一本の木」について。
あなたは「木」と言われて何色を思い浮かべますか?
「緑」「赤」「黄色」「茶色」などたくさんの色を思い浮かべると思います。
なんとこの世の中には750万色も存在しているのだとか…
一本の木にはたくさんの葉っぱがあり、それぞれに異なる色や形を持っています。いわゆる「個性」というものです。見た目も違えば、散る時期、色が変わる時期、一枚一枚違います。すべて葉でありながらも全く違うものなのです。人間というのもひとつの同じ生物としてまとめられていますが、生まれた場所、育った場所、肌の色、身長、性別、考え方、生き方。誰一人として同じ人など存在しません。当たり前と感じるかもしれませんが、一本の木にある葉を同じものだとまとめている私たちはどこか、人は同じだと思ってしまっているのです。そのため、人と違う自分に嫌になったり、自分と違う人を否定したりしてしまっています。
でも、自分が誰かと違うことは当たり前なことであり、人と比べるということはおかしなことです。

ここまで一本の木から私が感じたことを書いてみました。
ではあなたに問います。

あなたは校則についてどう思いますか?

人は誰一人と同じ人は存在しない。それなのに、一つの校則で生活の仕方を決めてしまうのはおかしいと思いませんか?
「白色の靴下のみ」「前髪は眉毛のかからない長さ」「中高生らしい爽やかな髪型」「スカートは膝より下」こんな校則を当たり前に思ってはいけません。「多様性」と言われる時代この校則が本当に正しいのでしょうか。
私は見直すべきだと思います。
文部科学省による生徒指導提要には

学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況は変化するため、校則の内容は、児童生徒の実情、保護者の 考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているか、絶えず積極的に見直さ なければならない。

生徒指導提要(平成22年3月文部科学省)

と記載があります。私は「ルールメイキング」によって自由な学校生活を目指すのではなく、一人ひとりを尊重し、自分自身の「考え」を大切にして生きていける社会を目指すべきだと考えています。
私の学校では「生徒自身が考える」ということ軸に校則の見直しを行いました。自分自身で考えるということは難しいことかもしれませんが、自分にとって何がいいのかその人自身が決めるものであり、それに対して他の人がなにか言うことでもありません。むしろ自分の考えを大切にすることで、自分に自信を持つことができ、いきいきと生きていけるのではないでしょうか。そんな中高生が一人でも多くなるように私は「ルールメイキング」をさらに多くの学校で行ってほしいのです。


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