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キャンベラは秋。秋といえば読書。だから少しだけ本の話をさせてほしい

日曜日の朝、目を覚ますと枕元の置き時計がスマホより1時間遅れていた。あれ、寝ぼけているのかな。そうだ、昨日でサマータイムが終わったんだ。

日本との時差が1時間に戻りました。キャンベラは気候もすっかり秋。一瞬で乾いた洗濯物も1日かかるようになり、暑がりの元ラガーマン夫も長袖を着るようになりました。寝室での冷房温度設定の争いも一時休戦中で、平穏な日常に戻っています。寝室の冷房事情について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。


秋といえば、読書。ということで、今日は初めて本の話をします。いや、させてください。

2022年11月に出版した『ある行旅死亡人の物語』(毎日新聞出版)は、共同通信の記者だった当時、同僚同志の武田惇志記者と取材して書いたルポルタージュです。


今年1月、文春オンラインに本の抜粋が2回に分けて掲載されました。多くの方に読んでいただいたようで、とてもうれしいです。


そして本日4月13日には、武田記者と受けたインタビュー記事がアップされました。こちらも要チェックです。


さらに、YouTubeチャンネル「出版区」の「本ツイ!本屋ついてって1万円あげたら何買うの?」というコーナーでも紹介していただきました。プロデューサーの佐久間宣行さんが選んでくれたようです。ありがとうございます。


さらにさらに、「yom yom」(新潮社)には武田記者がルポライターの三浦英之さんとノンフィクションについて語る対談記事も掲載されています。こちらもぜひご一読ください。


これまでも様々なメディアで取り上げていただきましたが、出版から1年以上が経ってもこうして紹介してもらえるのは本当にありがたいことです。まだ読んでいない方は、この機会にぜひ。もう読んだよという方は、隣にいる人に薦めてください。

実は『ある行旅死亡人の物語』の原稿のほとんどを書いた場所は、まさに今いるオーストラリアでした。

2年前の夏、まだ大阪府警のサブキャップだったとき、オーストラリアの夫の元を訪ねました。アウトバックを車で駆け巡る1週間+キャンベラで移住前の下見をする1週間。キャンプ地からキャンプ地へと移動する車内やテントの中、いま座っているソファの上で、パソコンを広げて書きました。その横で文句も言わず、見守ってくれた夫にはいまでもとても感謝しています。

そんな夫は日本語を読むことはできませんが、会う人みんなに本の宣伝をしてくれます。でも、会う人みんなも日本語を読むことができません。英語版を出版するのが、いまの目標です。

追伸 トップの写真は、2年前にアウトバック旅の道中で撮影したものです。


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