続・マットレスから学んだこと〜やっと届いたけれど〜
あれから2週間。
結論から書くと、1月31日(水)午前にカンガルー・マットレス(仮名)が届いた。もううれしさなんてものはない。なぜか。前回の投稿日1月19日以降の出来事を振り返ってみる。
てやんでぇい!
宅配業者は「カンガルーに聞いてくれ」、カンガルーは「Delay」の一点張りだった。私たちは頼んだマットレスがどこにあるかも分からない。もう返品しよう(そもそも”品”がない)、もう忘れよう(え、お金は?)と思い始めた。
1月20日は土曜日。私たちは朝から車で約3時間のサウスコーストにあるビーチへと出かけた。途中でパイを買ってビーチで頬張った後、夫のスマホが鳴った。
「マットレスのお届けに向かっています」
はぁ???てやんでぇい!今日土曜日だし、今からって急すぎるし、もうなんなの!
結局というか、もちろんマットレスは受け取れなかった。休み明けの22日(月)に宅配業者とカンガルー・マットレスに問い合わせた。
「配達済みです」
はぁ???てやんでぇい!てやんでぇい!配達済みって、まさか置き配?いや、家の周りには何もないぞ。もういらない。返品しよう。来るなら勝手に来い。今度こそマットレスのことは忘れることにした。支払ったお金のことは考えなかった。
あるべき姿に
リビングには、L字形ソファとテレビ台の間に元のクイーンサイズのマットレスがすっぽりとハマっている。一方寝室には、キングサイズのベッドフレームだけがポツンと置いてある。どちらも本来あるべき姿ではない。
だからクイーンサイズのマットレスをキングサイズのベッドフレームに置くことにした。こんなことになるはずじゃなかったのに。10日ぶりに寝室で眠った、私ひとりで。お、なんで?
新たな問題!?
ここで新たな問題勃発。ええ、ええ、そうです、よくある冷房の設定温度の問題ですよ。南半球のオーストラリアは日本と季節が逆で、現在夏真っ盛り。とは言っても日差しは強いが乾燥しているので室内はそれほど暑くない。私にとってはむしろ快適だ。一方、元ラガーマンの夫は暑がりで、隙あれば冷房をつけようとする。
1LDKの我が家にエアコンはリビングにある1台だけ。夫が冷房をつけると、私)寒い!→夫)もっと着ればいいじゃん→私)そっちが脱げばいいじゃん→夫)これを脱いだら裸だ→私)裸でいいじゃん→夫)そっちが着ればいいじゃん→私)脱げ→夫)着ろ………
この繰り返し。昼間は仕様がないと私が折れた。夜は夫がブツクサ言いながらも電源を切ってくれた。
でも今回のマットレス騒動で、夫はリビングで快適に寝ることに味をしめた。結果、冷房のあるリビングのソファとテレビ台の間にキャンプ用のマットレスを敷いて寝始めたのだ。
ここで今一度、これまでの我が家のマットレス変遷をまとめる。
忘れた頃に
(すみません、もうちょっとだけお付き合いをお願いします)
1月30日(火)、またもや夫のスマホが鳴った。「明日マットレスを配達します」。はは〜ん、また急に。期待させてまた来ないパターンでしょ?
翌31日朝、念のため寝室に運んだクイーンサイズのマットレスをまたリビングに移動させた。夫は仕事へ行き、私ひとりで待った。午前11時ごろ、遂にご対面。うれしくもなんともないが、運んでくれたお兄さんはナイスガイだったので、満面の笑みで「Thank you」って言うといた。宅配業者やカンガルーに言ったのではない。お兄さん個人への感謝である。
ようやく、キングサイズのベッドフレームにキングサイズのマットレスを置いた。これが寝室のあるべき姿だ。そしてまた私ひとりで寝た。寝室の扉を閉めて。
夫はクイーンサイズのマットレスをリビングのソファとテレビの間に戻し、冷房を23度に設定して寝ている。ちゃん、ちゃん。
しかも夫は届いたマットレスをお気に召していない様子。思ったより固い、これは良くないと。こりゃ、返品するな。ちゃん、ちゃん。