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パフォーマンスアップのために

どれだけ良いトレーニングを実施しても、コンディショニングが上手くいかなければレースで力を発揮することはできません。

また、日々のトレーニングでも身体が回復しきらないうちにハードなトレーニングを積み重ねてしまうと故障につながってしまいます。

選手や監督はその微妙なさじ加減を感覚やデータからコントロールして日々トレーニングをしています。

その手段の一つに「フィットネス-疲労モデル」を用いてパフォーマンスを予測する方法があります。

「フィットネス-疲労モデル」では正の効果をもたらすフィットネスと負の効果をもたらす疲労という拮抗する生体応答の和としてトレーニングのパフォーマンスを予測します。

パフォーマンス = フィットネス - 疲労

というとわかりやすいですかね?

ここでは詳しい説明は割愛させていただきますが…

そのデータをつける時に、トレーニングの負荷を数値化、定量化する必要があります。

「フィットネス-疲労モデル」で使用するTRIMPの定量化には、各心拍ゾーンから計算するEdwards法、予備心拍数を用いたBanister法、血中乳酸濃度に基づくImpellizzeriらの方法、強度係数別に数値を振り当てる方法…などいくつも方法があります。

要するに色んな方法があって、どれかの方法からTRIMPを定量化して記録していくことになります。

その際に何を重視するか、何であれば取り入れやすいか。

そんなことを考えていると、研究や論文で明らかになっていることを現場に応用すること、活用しやすくすることって重要だと思いました。

…難しいことを考えて頭から湯気が出そうになってます(笑)

これまで通り感覚を大切にしながらも、競技力向上につながることは積極的に取り入れていきたいと思います!

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