生きる力を育む1つのツールとして「ココロのイロ」ハンドブックを活用してもらいたい
AIFAプラクティショナー、琉球大学の講師での講義や様々なセミナーなどのファシリテーターをされている宮里大八さんにとっての、「ココロのイロ」をご紹介します。
プロフィール
https://www.ai-fa.org/practitioners/daiya-miyazato
沖縄県本部町備瀬出身。約20年前の沖縄県庁時代から産学官のコーディネート活動に携わり、情報通信産業分野、企業と大学、NPO、行政による人材育成を行う。その後、米国のフェルミ国立加速器研究所で世界的な産学連携プロジェクトに参加し、沖縄県産業振興公社で産学官共同研究事業のプログラムオフィサーとして、沖縄全体の研究開発プロジェクトを支援。2006年に沖縄TLOを立ち上げ、2008年から琉球大学にて産学官連携や地域連携に携わる。2010年に全国イノベーションコーディネータ賞の若手賞、2017年に仲村巌チャレンジ基金ロッキーチャレンジ賞を受賞。2017年に宮里大八国際交流基金を創設し、ひとり親家庭・児童養護施設・里親家庭等の中高生を対象に、アジアへの旅費・滞在費を助成する国際交流プログラムに取り組む。2019年から、沖縄市にてスポーツと観光を融合したスポーツツーリズムの新規プロジェクトなどの各種コーディネートを行う。
AIFAとの出会い
インタビュアー:AIFA代表のひかるさんとの出会いは?
宮里さん:ひかるさんとの出逢いは、私が琉球大学の産学官連携部門にて人材育成を行っていた10年以上前になります。沖縄でひかるさん主催の研修があり、インプロのワークショップに参加させてもらいました。そのワークショップに参加して、初めて出会う方々と一緒にインプロを通して笑顔があふれる時間を過ごすことができました。
その後、沖縄県内での研修や琉球大学での講師で会う度に、新しい研修方法やワークショップを紹介してもらい、新しい学びの手法やノウハウを提供していただきました。
また、ひかるさんは沖縄の多くの若者にとってのメンターであり、そして
友人であり、「Yes, And」の精神を伝えていっています。「Yes, And」の学びや気づきを得た若者たちは、それぞれの場所や環境で活躍されています。
「ココロのイロ」を学んで変わったこと
インタビュアー:「ココロのイロ」を学んでの気づきはありますか?
宮里さん:私が「ココロのイロ」で最も気づきを得たことは、私自身のイロが次々に変化することです。例えば、赤色だと思っていた時期もあれば、青色に変わり、ある日は黄色、そして緑色というように、客観的に自分のココロの状況と向き合えることに驚きました。
それまでの私は、一つのイロに自分自身を当てはめようとしていたように感じます。それは、自分の可能性に限界を作っていたかもしれません。「ココロのイロ」は、自らの挑戦を後押しして、自らを奮い立たせてくれるきっかけとなりました。
インタビュアー:他に、AIFAで学んで変わったことはありますか?。
宮里さん:私は、AIFAに出会う前にも、多くの学びの場で、コーディネーターやファシリテーターとして活動していました。ひかるさんとの出逢いによって「インプロ」や「ココロのイロ」という新しい分野の学びを得られました。特に、「コミュニケーションスキル」「行動特性心理学」「インプロヴィゼーション(即興演劇:脚本のない演劇)」の3つを融合させた、新しい形のファシリテーションの姿勢づくりとスキルを得ることができました。
琉球大学の非常勤講師での講義や様々なセミナーなどのファシリテーターとして、そのスキルを活用しています。
「ココロのイロ」ハンドブックをすすめたい人は
インタビュアー:「ココロのイロ」ハンドブックをどのような人に使ってほしいか、教えてください。
宮里さん:現在、私たちは「新型コロナウイルスのある世界」という世界の中で、新しい学びのスタイルや学ぶことの意味を考える必要があります。新型コロナウイルスの影響により、学びの環境や学びの保証を考えることが多くなっています。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、子供たちのため、教える先生のため、そして親や保護者のために、「学びを止めない」には何が必要かを考える必要があり、それはオンラインやオフラインということだけではなく、インクルーシブ(だれも取り残さない)な教育が必要になってくると感じています。
「ココロのイロ」ハンドブックは、そのインクルーシブ教育に必要な一つのツールとして、きっと多くの方々に役立つものと信じています。今まさに、「新型コロナウイルスのある世界」で「生きる力」が問われています。「生きる力」を育む一つのツールとして「ココロのイロ」ハンドブックを活用してもらいたいと願っています。
AIFAの活動はこちらからご覧ください
優しく熱いみなさまに支えられて、ちょうど2週間でクラファンの第1目標額を達成することができました!
心から感謝の気持ちを込めて、厚く御礼申し上げます。
ご支援ほんとうにありがとうございます。
ただいま、次なる目標額の200万円達成に向けて、さらに挑戦を続けています!
最初の100万円という目標は達成しましたが、AIFAを土台とした学び舎のスケールアウトにはまだまだ十分ではありません。
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