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ココロのイロ誕生秘話(2)小学生でもわかる心理学

今回の記事は、AIFA(https://www.ai-fa.org)代表/ココロのイロ研究所(https://www.cocoronoiro.com)所長/湘南工科大学の特任教授の樋榮(ひえ)ひかるが担当します。

前回の記事はこちら:ココロのイロ誕生秘話(1)心を立体的に理解するために~生きずらさを感じている子どもの悩みを解消

2015年夏、小学生にプレゼンテーションを教える+サマーキャンプのお手伝いというお仕事で山口県周防大島、別名金魚島におよびいただきました。

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お声をかけてくださったのは、周防大島で地域創生x教育改革の活動をされているジブンノオトの大野圭司さん。

大野さんとは、2003年、まだ"社会起業家"という言葉がほとんど知られていなかった頃、社会起業家を育成・支援するNPOのETICが主催する講座で出逢いました。

講座で講演をされたSSIRの井上英之さんやempublicの広石拓司さんと共に朝まで熱く語り明かした同志です。

大野さん自身もプレゼン講座をされている方なのですが、Yes,Andな温かく笑顔溢れる場づくりをこどもたちにも体験してほしいということでお声がかかりました。

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キャンプに参加しているのは、下は小学校2年生~上は中学校2年生と幅広く、そのすべてのこどもたちに理解できる心の在り方の傾向をどう伝えるか・・・

ここで、閃いたのが、心の在り方を色で表現することでした。

そして、赤・黄・緑・青の4色に塗ったボールを用意して、心の在り方を球体としてみせることにしました。

コロコロと転がるボールは、コロコロと心が変わる様子を非常にわかりやすく表現してくれました。

自分自身の健康状態、関わる相手、状況や役割によって相手にみえる(みせる)心の色はどんどん変わる。

言葉で説明するよりも、ボールをコロコロと動かすだけで、とても分かりやすく説明ができました。

心は留まることなく、瞬間瞬間でどんどん変化していく。

子どもたちはすぐさま、「自分は緑かなぁー」「自分は黄色だ!」「自分は赤と黄色の間くらいだから、オレンジかな」と普段の心の傾向を話し始めました。

サマーキャンプの初日の一番最初のアイスブレイクでもあったこの講座は、3日目の最終日までしっかりと記憶に残ったようです。

いまは立派な高校生になって地域創生に関わるまでに成長した生徒からも、心の色が根付いていることを共有してもらいました。

色としてイメージを共有することで、記憶に深く残ることを感じています。

前回の記事はこちら:ココロのイロ誕生秘話(1)心を立体的に理解するために~生きずらさを感じている子どもの悩みを解消

ココロのイロの詳細は、ココロのイロ研究所のウェブサイトをご覧ください。https://www.cocoronoiro.com

講座やワークショップも随時開催しています。
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